日  本   生   涯   現   役   推   進   協   議   会  &  
 N P O 法 人  ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
      ご   関   係   の   皆   様

暑 中 の お 見 舞 い 申 し 上 げ ま す 。
皆様にはご健勝にてご活躍のことと存じます。

  去る8月2日(木)に(株)かい援隊本部で、新川会長にご紹介の日経高見記者の取材に立ち会った記事が本6日付同紙朝刊3Pに掲載されました。
  シニアの起業が経験・人脈を生かしてリーマン・ショック前1.5倍になっているのに反し、20代若年層の企業比率は過去最低 水準となり、技術革新の停滞が懸念されていることが指摘されています。
  その意味でシニア起業家代表格の当生涯現役グループ理事として新川会長のご活躍と同社ご発展を大いに期待しております。
  酷暑の折柄皆様のご自愛専一にお祈りいたします。
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 「あなたと日本を元気に!」する生涯現役塾への
ご参加であなたが社会活力化の推進役になります!
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本年度フォーラム開催予定日(土曜日午後1時30分)
   第16回・5/19(春・済)   第17回・11/3(秋)    
本年度シリーズ塾開催予定日(毎水曜日/午後6時)
          8/22     9/26      
     10/24   11/28   12/12
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ         
         代 表 東  瀧   邦  次    
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
E-mail:sgskinfo@sgsk.net  /  lvcinfo@npolvc.org
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【 2 0 1 2 年 8 月 6 日 / 日 本 経 済 新 聞 朝 刊 第 3 面 : エ コ ノ フ ォ ー カ ス 欄 】

シ ニ ア  1 . 5 倍   経 験 ・人 脈 生 か す
2 0  代 は 減 少  革 新 の 停 滞 懸 念

 若年層の起業が減る半面、シニアの起業が活発だ。2011年度は60代以上の起業が全体の6・6%となり、この比率は米リーマン・ショック前の1・5倍に増えた。企業OBが経験や人脈を生かす例が多く、年金の支給年齢引き上げを控えて雇用の受け皿としても期待が高まる。一方で起業に占める若年層の比率は過去最低の水準だ。イノベーション(技術革新)の停滞が懸念されている。(高見浩輔)

 
  「元気な高齢者による高齢者の介護」に取り組む人材派遣会社「かい援隊本部」(東京都品川区)。昨年11月に同社を設立した新川政信会長(61)は今年1月まで明治安田生命の役員だった。深刻な人手不足に陥る介護業界にシニアの労働力を生かそうとの思いから起業を決意した。

  事業の趣旨に賛同する元気な60代を中心に登録してもらい、週3日、業界平均の6割の報酬で地域の介護現場に派遣する。3年間あたため続けたアイデアを実現できたのは、「40年近く営業畑で培った人脈と人材育成のノウハウのおかげ」と話す。

退  職  後  の  収  入  源
  日本政策金融公庫によると、起業した人のうち60代以上の比率は2001年度の3.9%から2007年度は4.3%まで増えた後、リーマン・ショックを経て増加ペースが加速した。2011年度は開業社数から単純計算すると2,200社余りが起業した。高齢化が進んだ影響もあるが、雇用環境が悪化するなかでシニアが企業に頼らない新しい働き方を模索した結果ともいえる。
  会社員が加入する厚生年金は支給開始年齢が2013年度から徐々に65歳まで引き上げられる。企業を退職した後の収入をどう確保するかは切実な問題だ。シニア起業はこの難題にも一つの解決策を示しつつある。
  深刻なのは若年層だ。起業全体に占める20代以下の比率は2007年度の11.3%から11年度は8・2%と比較可能な1991年度以降で最低の水準を更新した。起業の中核を占める30~40代の比率はさほど変化しておらず、20代の落ち込みが際立っている。

成   長  性  に  違  い
  実はシニア起業はほかの世代と比べて製造業、建設業といった雇用を減らしている業種の比率が高く、成長性も低い。一方、20代以下の起業は医療・福祉分野に2割以上が集中するなど成長分野のベンチャーが多い。成長性も高く、3割の企業が開業時に想定した月商を2割以上上回ったとのアンケート結果もある。新規株式公開(IPO)への意欲も強い20代起業が減れば、日本全体のイノベーションが停滞しかねない。
  日本ベンチャーキャピタル協会の安達俊久会長は水面下でIT(情報技術)系を中心に30歳前後の起業が増えていると指摘しつつ、「若い企業にリスクマネーが流れていない」と苦言を呈する。個人投資家のベンチャー投資に税優遇を与えるエンジェル税制の拡充などが必要という。
  総務省によると、日本の会社数は2009年7月時点で180.5万社で、同年までの3年間に開業した会社は10.4万社にとどまる。同じ期間に廃業した22.6万社の半数に満たない。全般的に起業が低水準ななか、イノベーションの停滞を招かないためにも若年層のベンチャーに照準を合わせた支援策が求められる。

投  資  環  境  の  整  備  急  務
  産 学 連 携 に も 課 題

  日本は起業への意識が主要国と比べて低い。2012年度の経済財政白書は、日本のベンチャーキャピタル投資が国際的に際だって低い現状に警鐘を鳴らした。国内総生産(GDP)比では0.00007%。英国は日本の30倍、米国は17倍、韓国は10倍だ。白書は起業家の社会的地位が海外より低く、事業化の知識も乏しいことが背景にあると指摘している。
  企業から大学に流れる研究開発費が少ないのも日本の特徴だ。
  大学の研究開発費に占める企業の負担割合は2009年時点で2.5%と米国(6.0%)や欧州(6.4%)、韓国(11.3%)と比べて低い。かつて急増した大学発ベンチャーも今は下火。産学の連携の悪さが、大学で磨かれた技術のビジネス展開を邪魔している。
  起業環境の悪化は新規株式公開(IPO)の減少を通して日本の金融市場の活力も奪う。ベンチャーキャピタルに投資しやすい環境整備や産学連携の改善などが急務となっている。
  先月28日(土)午後慶応義塾大学日吉校舎協生館で開催の日本医学教育学会の市民公開講座で同教育学会名誉会長/聖路加国際病院医院長:日野原重明先生の講演報告をNPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ水上 久忠理事(記録)からいただきましたので下記ご紹介します。 
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  2012年10月4日で101歳になられる「日野原先生の長寿から学ぶ」の秘訣とは何かという演題でお話しをまとめてみます。日本医学教育学会には創設時から関わっています。今回は素晴らしい慶應義塾大学日吉校舎での日本医学教育学会と市民公開講座にお招きいただいたことはとても光栄です。

  慶應義塾大学の創立者であられる福沢諭吉先生より「その偉大な生き方から」多く学びました。日野原先生は医療や医療制度を良くしてゆくのは医師や看護師ではなくて患者自身による発言が大きいと指摘されました。医療進化は一般の皆さん(患者や市民)の参与がとても大切なことなのです。

  日野原先生は人生の節目で2度ほどの病気を煩いました。最初は10歳の時に急性腎炎に罹り、本人自身は外で遊びや運動をしたかったのですが、医師からは止めさせられました。こころが沈んでいたおり母は高名なビアノ先生のレッスンを4年間程受けさせてもらったお陰で音楽を嗜むことが出来る様になったそうです。

  また、2度目は京都大学医学生になった時に結核性の病気を煩い自宅で静養をしなくてはいけなくなりました。その絶対安静しなければならないときに妹がビクターの蓄音機で音楽を聴くことができるようにしてもらい、沢山の音楽を聴き、そして音譜などを学びました。健康回復後その貴重な体験・知識が、音譜をなしで、指揮ができる指揮者としてもてはやされた。

  また、音楽の効用は多くの患者に音楽治療として役に立つ事が立証され、こんにち3,000人の医療人材の養成をしてきました。病気をしたことは、そのときはとても辛いことでしたが、その病気のお陰で思いがけない新しいなにかができることの幸せを得ることが出来たのです。

  それは病気を悲願することではなく、耐えることの大切さを教えられたということになります。いかなる悲しみの時にも、人間がそれに耐えるということがどのような意味をもっているか、耐えることによって人間が本当の人間として生まれ変わることができます。

  長寿の秘訣は「生きがい、何を生きがい」とするのかが大事です。人はかならずジィ・エンドの幕引きが来るのです。これを人は避けることができません。どんな生きがいを持って生活するかが長寿の秘密なのです。22時に寝床に入り、早起きする。体重も30歳のときとおなじように維持する。168cmで60kgに保つことが長寿の秘訣です。

  成人病という表現から習慣病にと言う言葉に代えるのは大変な苦労がありました。かのアリストテレスも『倫理集』で習慣とは藝術ようにくり返す行動だと。医師としての私の生き方を方向づけてくれた人がウィリアム・オスラー博士です。博士は、「習慣がつくる、こころも体も」という博士の慧眼で「習慣」と「病気」の因果を解説しております。

  日野原先生は1957年「成人病予防対策協議会」で「成人病予防週間要綱」を作成しました。1977年「成人病」に変わる「習慣病」という言葉に変更すべきだという報告書を政府に建議をしましたが、抵抗にあい取り上げられませんでした。約20年後の1996年にやっと「公衆衛生審議会」で「生活習慣病」の概念を導入することが認められました。

  本当に正しい医学用語を普及させるのにはとても時間がかかるということを体験しました。昨今、肺がんになる成人が多いのですが、中々禁煙をしてもらえないのが現状ですが、孫に言ってもらうと効果があるそうです。大事なのは、これから医師や看護師中心の医術からヒューマン医学(市民が語る医学)の時代にしたいです。

  真の健康は、こころの希望や生きがいに関係してまいります。これに対して欲望は、物や財産、名誉、地位などです。そこで、フロムは2つの生き方を明示しました。前者は希望を中心にした人生観であり、そして後者は欲望を中心した人生観です。私としては、限りある人生でも最後は感謝の心を持ちつづけ、感謝の言葉を周囲に残すことが出来たら、それが最上の生き方であり、真の健康を習得できる哲学だと思っております。もしも私に借りがあるとしたら、私に返すのではなくてこれまでお世話になった誰かに返して上げてください。それよいのです。

  最後に皆さんにお伝えしたいことは、あなたの「人生の生き方」には、2つあります。そのひとつは自分のために時間を使うという生き方をする。2つめの「人生の生き方」は人のために使った時間です。寿命とは誰のために使うのかといえば、他者のために使うためにあるのです。命は触れない。心臓や命は機械なのです。命は見えない。命とは時間なのです。命とは時間の証である。人は常に命をどのように使うのかを問われてます。  
  連日のようにロンドン・オリンピックに沸いてテレビに釘付となった一週間だったかもしれない。その日本選手の活躍振りの随所を観ながら、事前に下馬評を期待されながらも期待通りにならなかった場合の成果批判で、金メダル量産主義者の存在意義が本当の意味では五輪精神とどう関わるのか考えてみると興味深いものがある。

  それは金メダル量産主義者たちが期待を裏切られたことに気楽な批判はできても、経験した当事者以上に工夫・努力の経験・立場がない岡目八目に過ぎないからである。ところが今回の五輪主催国である英国は第二次世界大戦戦勝国で、あたかも金メダル連続量産に等しい、戦前は大英帝国として史上輝く植民地支配国だった。

  しかし、戦後英国植民地支配から離脱した結果、その利権喪失後に国力失墜の英国病は、やはり体力の限界を過ぎた過去の金メダル有力候補と同じ様な国難を招く結果となった。失われた20年以上のわが国閉塞感現状をものの見事に克服した実際の歴史上成果について充分に学び直してもらう必要があるように思えるからである。
  
  第二次世界大戦後の英国では、ケインズの有効需要法則やピグーの厚生経済学などに基づく福祉政策が採られ、アダム・スミス、デイヴィッド・リカードの古典派経済学やアルフレッド・マーシャルの新古典派経済学の理論が大恐慌によって破綻し、ケインズの「一般理論」がアメリカ合衆国のニューディール政策などで有効であることが証明され「レッセ・フェール」に修正を加える必要があると、いわゆる「ゆりかごから墓場まで」と言われる高い福祉政策がとられた。

  しかし、規制や産業の国営化などによる産業保護政策は国際競争力を低下させ、経済成長を停滞させることになる、スタグフレーションの発生で、政策ほころびが経済学的にも指摘される、いわゆる「英国病」の国難を招くに至った。これらの政策は主に労働党政権によって推し進められてきたものだが、1978年にマーガレット・サッチャーを首班とする保守党政権誕生で、これまでの高福祉政策を転換して「大きな政府」から「小さな政府」への転換に英断が図られた。

  その「英国病」といわれた不況・財政赤字・高インフレ・高失業に喘ぐ中でマーガレット・サッチャーは、英国復興を旗印に緊縮財政・行政改革・労組規制で、「サッチャリズム」と呼ばれた小さな政府・大胆な規制緩和・民営化推進で民間部門の活性化を図り、証券手数料の自由化をテコに、「金融ビッグバン」を実行、金融市場に活況を取り戻した。

  一切の妥協を否とした サッチャー氏の強硬な政治手法には、常に毀誉褒貶がつきまとったが、英国経済を立て直して 英国民に自信を取り戻させたことは評価されるべきで、ユーロの命運もメルケル独首相がサッチャー氏の強い指導力を再現できるかにかかっているともいわれる。

  わが国でも野田首相の消費増税強行突破策は土壇場で道が険しく、国民の支持には、雇用・就業の成長戦略で長期のデフレ・低成長から抜け出せる 社会の閉塞感打破と、国民が将来に希望を持てる処方箋を、サッチャリズムに求めることが「英国病」を克服させた「鉄の女」サッチャリズムを今回のロンドン五輪開催を通じて考えさせられるのである。
  日本生涯現役推進協議会理事の渡瀬裕哉東京茶会創設者事務局長からFacebookで下記のご招待をいただきました。同氏は先般来ダラスでのFreedomworksで大活躍(7/28当Blog紹介)帰国直後から第15回国際公会計学会全国大会(7/14当Blog)、下記第2回東京茶会サマーセミナー、ミーゼス読書会(7/17当Blog)、8/22開催『第320回生涯現役塾』出演の一息入れる間もない活動ぶりです。どうか日本、いや世界のためにも欠かせない自由民権若手活動リーダーの上に心からのご支援をお願いします。
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  昨年に引き続き、本年も8月12日に東京茶会サマーセミ​ナーを開催いたします。

  東京茶会は、自由で力強い社会を創るべく、日本国内で自​由主義・民主主義のグラスルーツ活動をされている皆様の​応援をしています。昨年は自由主義の観点からセミナーを​開催しましたが、本年は民主主義、特にグラスルーツ(草​の根)の観点からセミナーを開催いたします。

  そのため、NPO法人経営者、地方議員、市民活動家とい​う異色の取り合わせのプレゼンテーターをお招きした実り​多いセミナーとなっています。各々第一線で具体的な成果​を挙げている実務者の方々であり、今後の日本のグラスル​ーツのモデルとなるべき活動を行っています。

  今回の特別報告として東京茶会事務局長の渡瀬裕哉から全​米最大の自由主義団体であるFreedomworksに​招聘された訪米報告(世界の茶会運動と展望)を行います​。

  是非、日本国内の最先端のグラスルーツの動向、世界の民​間草の根団体のあり方について興味を持たれる方は、東京​茶会サマーセミナーにご参加頂ければ幸いです。よろしく​お願いいたします。

<第2回東京茶会サマーセミナー「自由民権の再興」>

日 時: 8 月 1 2 日 1 3 時 ~ 1 5 時 3 0 分
場 所: グ ラ ン ド ヒ ル 市 ヶ 谷   翡 翠 の 間(JR市ヶ谷駅徒歩3分)
案内地図 = http://www.facebook.com/events/418685131515843/
会場費: 2, 0 0 0 円

< プ レ ゼ ン テ ー タ ー (13時開始から各40分のご講演)​>
(各人のご紹介は事務局長の渡瀬から「何故このプレゼン​テーターの講演を聞くべきなのか」についてのメッセージ​です。)

① 岡  直樹 氏(NPO法人情報ステーション代表) http://www.infosta.org/

  岡直樹氏は、民間図書館というユニークなコンセプトを打​ち出し、行政に依存せずに自立した経営・具体的な成果を​挙げている新時代のNPO経営者です。その行動力・ビジ​ネスセンスは地域再生のグラスルーツに取り組むことに興​味がある人には示唆に富むものであり、その取り組みを知​ることは千金の価値があります。

② 神谷 宗弊 氏(龍馬プロジェクト代表)  http://ryouma-project.com/

  神谷宗弊氏は、地方自治体の垣根を越えた地方議員の政治​運動を担われています。様々な政治ビジョンを持った議員​集団が活動する中、数年で全国規模の組織を構築されたバ​イタリティーには目を見張るものがあります。是非、神谷​氏という人物を知って頂き、地方議員が世の中にどうやっ​てインパクトを与えるのかという実践的な取り組みを学ん​で頂ければ幸いです。

③ 中村 英一 氏(原発県民投票静岡)  http://kenmintohyo.com/

  中村英一氏は、静岡の原発県民投票の事務局を務め17万​8千人以上の署名簿を集める活動を成功させています。そ​の卓越した市民活動の手法は、日本のグラスルーツを担う​人々のモデルとなるべきものです。理想論だけでなく、現​実的なグラスルーツ活動の展開について、同氏の右に出る​方はいません。

< 特 別 報 告 >
東京茶会事務局長 渡瀬 裕哉「世界の茶会運動と展望」

  東京茶会は本年7月テキサス州ダラスで行われた世界のテ​ィーパーティーミーティングに全米最大の自由主義団体F​reedomworksに招聘されました。その際、世界​で、見て聞いて考え、そして提案したことについて、東京​茶会事務局長・渡瀬からご報告させて頂きます。
  『 め ざ そ う 生 涯 現 役 ! 』を旗頭に市民と一体化をめざした生涯現役社会づくり運動を積極的に推進する姫路市は、当方の「生涯現役」商標権を使用許諾のもとに、姫路市の生きがい推進課職員が交替で、市内の様々な「生涯現役」情報を下記のホームページで発信しています。その「 め ざ そ う ★ 生 涯 現 役 ! hgeneki.exblog.jp / ガ ン バ ル ン バ 体 操 で 生 涯 現 役 ! 」(2012/08/01)をご紹介いたします。
【ご紹介URL】= http://hgeneki.exblog.jp/18758900/
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  こんにちは!ひめ1号です
  先日、姫路市男女共同参画推進センター(あいめっせ)にて、「元気アップ!脳力アップ!シニアのための認知症予防セミナー」が開催されました。
  このセミナーは全部で3回の講義があり、そのうち3回目の講義でひめ1号たちが絶賛ひろめ中!の「生涯現役ガンバルンバ体操」を取り上げてくださる、ということで、ひめ1号もちょこっとおじゃましてきました。

  講師は、このブログではおなじみ、ガンバルンバ体操振り付け担当の松浦香織先生です。両脇にいるのは、中谷寿美子さんと一岡洋子さん。お二人は、昨年度開催された「ガンバルンバ体操リーダー養成講座」を修了し、ガンバルンバ体操リーダーとして活躍しています。この日は松浦先生のアシスタントとして参加しました。

  はじめに松浦先生が「ガンバルンバ体操を知っていますか?」と質問したところ、ほとんどの方はご存知ありませんでした。ひめ1号たちの普及活動もまだまだですね…これからもがんばらなくちゃ!

  イスを使った運動で身体をほぐした後、いよいよガンバルンバ体操に入ります。
  松浦先生が身体の動きを実演しながら、その効果も解説。受講生の皆さんがその動きをまねして覚えていきます。

  実はガンバルンバ体操には、「くり返し」の動きが少ないのです。ほとんどの動きが左右1回ずつ。それが終わったらまた次の動きになります。なので「なかなか覚えられな~い!」というお声もいただくのですが、それがミソなんです!
  ガンバルンバ体操のねらいの1つに「脳の活性化」があります。今までに経験したことのない動きを覚えたり、動きの順番を思い出しながら体操したりすることが、脳の活性化につながるんです。今回のセミナーのテーマ「認知症予防」にもピッタリですね!

  説明を終えたら、2班に分かれて、曲に合わせてやってみます。
  1班は中谷さんがリーダーです。声と動きで、うまくリードできてますよ!

  2班は一岡さんがリーダーです。周りで観ている1班の方にも「一緒に声を出してくださいね!」と声をかけて、会場が一体になりました。

  最後に、松浦先生の提案でレクリエーションをしました。子どもの頃にキャンプでやったようなゲームです。
  二人組みでじゃんけんをして、負けた方は勝った方と同じポーズをします。勝った方は一度したポーズをすることはできません。つまり勝ち続けるといろんなポーズをしなければいけないという、勝った方がちょっとしんどいゲームです。
  ではやってみましょう。じゃんけんほいっ!

  うわ~、勝った~、どないしよ~!?

  どんなポーズしよかな?と、顔を見合わせるお二人。

  他にもいろんなゲームを行って、大変盛り上がりました。これらのゲームも脳トレ=認知症予防につながるものなんだとか。
  楽しく身体を動かしながら最後は大笑いして、大充実の2時間でした。参加された皆さん、おつかれさまでした。

  男女共同参画推進センター(あいめっせ)では、これ以外にも様々な講座を催しています。詳しくはあいめっせのホームページ【 http://www.city.himeji.lg.jp/i-messae/ 】をご覧ください。
  もちろん、生涯現役ガンバルンバ体操もよろしくお願いします!  
  昨夏2011年社会起業大学ソーシャルビジネスグランプリ大賞受賞者の新川政信(株)かい援隊本部会長の見事なグランプリ応募内容の構想企画力・実行力を早速生涯現役グループ活動でも理事ご就任でご活躍いただいている素晴らしい大会です。同大学中村大作学長のご挨拶末尾(当Blog6/25日付)に当観覧大会URL = http://socialvalue.jp/final/2012summer/index.html をご案内していますので、ご都合のつく方はぜひともご参加をお勧めいたします。
  また、同社会起業大学田中勇一理事長には 9月26日(水)開催の『第321回生涯現役塾』で講師ご奉仕をお引受けいただいております。
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◎  ソ ー シ ャ ル ビ ジ ネ ス グ ラ ン プ リ  概 要

日 時: 2 0 1 2 年 8 月 5 日(日) 1 3 : 0 0 ~ 1 8 : 0 0
場 所: 有 楽 町 朝 日 ホ ー ル 
住 所: 東京都千代田区有楽町2-5-1   有楽町マリオン11F
       (地図URL= http://www.asahi-hall.jp/yurakucho/access/index.html
アクセス:1. JR線(山手線・京浜東北線)   有楽町駅 中央口または銀座口
      2. 東京メトロ(丸ノ内線・銀座線・日比谷線)   銀座駅 C4出口
      3. 東京メトロ(有楽町線)   有楽町駅 D7出口   ※いずれも徒歩1~2分
定 員: 6 0 0 名  (定員になり次第、締め切らせていただきます。)
会 費: 3, 0 0 0 円 (学生料金:1, 5 0 0 円)
時 間       進 行
12:30        開場
13:00        開演
13:00~13:10  開会セレモニー
13:10~13:20  社会起業大学理事長 田中勇一 挨拶
13:20~13:50  基調講演①  社会起業大学名誉学長 田坂広志
13:50~14:50  活動計画発表 3名
14:50~15:00  休憩
15:00~15:30  基調講演②  特定非営利活動法人FDA 事務局長 成澤俊輔
15:30~16:30  活動計画発表 3名
16:30~16:50  休憩
16:50~17:00  卒業生活動報告
17:00~18:00  審査発表・表彰式
18:30~21:00  大交流会/謝恩会

◎  大  交  流  会  /  謝  恩  会

日 時: 2 0 1 2 年 8 月 5 日(日) 1 8 : 3 0 ~ 2 1 : 0 0
場 所: 有楽町カフェ&ダイニング(東京国際フォーラムAブロック B1F)
住 所: 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
アクセス:JR線有楽町駅より徒歩1分 有楽町線有楽町駅とB1F地下コンコースにて連絡(詳細)
定 員: 1 5 0 名
会 費: 3, 0 0 0 円
ソーシャルビジネスグランプリ終了後には、100名規模の交流パーティーを企画しております。社会性の高い起業意識の方や実際の社会起業家の方、社会起業大学の講師、顧問などが集まりまして、気軽に交流するイベントです。ぜひ、ご参加ください。  ※特別審査員も参加して皆さんと交流します!

◎  基   調   講   演

社 会 起 業 家 と し て の 働 き 方 「 7 つ の ス タ イ ル 」 と は
その1 立志 -「良き社会」を実現しようとの「志」と「使命感」を持つ-
田 坂  広 志(たさか ひろし)
多摩大学大学院 教授・社会起業家フォーラム 代表・シンクタンク・ソフィアバンク 代表
社会起業大学 名誉学長

これからの時代には、誰にでも「社会起業家」としての働き方ができるようになります。
なぜなら、これまでの「社会起業家」の定義は少し狭い定義だったからです。
すなわち、これまでの「社会起業家」という言葉の「社会」とは、「営利」を目的とせず「社会貢献」を目的にするという意味に使われており、その表現の背後には「営利」対「社会貢献」という二項対立的な発想がありました。また、これまでの「社会起業家」という言葉の「起業家」とは、「起業能力」を用いて「新しい企業」や「新しい事業」を起こす人という意味で使われており、その表現の背後にはかなり高度な「起業能力」や「経営能力」が想定されていました。
しかし、これからの時代には、こうした定義は必ずしも適切ではありません。「社会」や「起業家」という意味が変化を考えるならば、これからの時代における「社会起業意家」の定義は、むしろ、次のような定義へと広がっていくべきでしょう。
「社会貢献」や「社会変革」の志を持ち、「現在の事業の革新」や「新しい事業の創造」を通じて、「良き社会」を実現しようと考え、働く人々。
この「社会起業家」の新しい定義が意味するものは、2つです。1つは、たとえ「営利企業」に属して働いていても、「社会貢献」を目指して仕事に取り組むならば、それは「社会起業家」としての働き方であるということ。もう1つは、たとえ「新しい事業」を起こさなくとも、現在の事業や日々の仕事に「革新」を起すことができるならば、それは「社会起業家」としての働き方であるということ。
そして、この「社会起業家」の新しい定義にもとづくならば、これからの時代には、社会的な立場を問わず、また、職業的な分野を問わず、誰もが「社会起業家」としての働き方を目指すことができるのです。そう考えるならば、この「社会起業家」の新しい定義とは、これからの時代の「社会起業家」の新しいビジョンに他なりません。これから我が国においては、このビジョンに基づき、「社会起業家」の働き方の新たなスタイルが生まれてくるでしょう。
そこで、新たなスタイルとは何か。それは、7つのスタイルです。
社会起業家としての働き方 「7つのスタイル」
その1 立志 -「良き社会」を実現しようとの「志」と「使命感」を持つ-
その2 成長 -自分自身の「自己変革」と「人間成長」を目指す-
その3 共感 -多くの人々との「共感」と「協働」を生み出す-
その4 革新 -「現在の事業の革新」や「新しい事業の創造」を行う-
その5 創発 -事業の革新や創造を通じて「社会の創発」を促す-
その6 信念 -生涯にわたって「社会変革の歩み」を続ける-
その7 伝承 -次の世代に「志」と「使命感」を伝えていく-
ソーシャルビジネスグランプリの基調講演は、回数を重ねながら、これから働き方はどう変わるのかをご来場者の皆様と考え、誰もが社会起業家となる時代を共に創っていきたいと考えています。今回のソーシャルビジネスグランプリ2012夏では、「その1 立志 -「良き社会」を実現しようとの「志」と「使命感」を持つ-」にフォーカスして私たちの新しい生き方・働き方についてお話します。

その2 世 界 で 一 番 明 る い 視 覚 障 が い 者 の 挑 戦
- 誰 も が 生 き が い を 感 じ あ え る 社 会 を 目 指 し て -
成 澤  俊 輔(なりさわ しゅんすけ)  NPO法人 FDA 事務局長

1985年佐賀県生まれ、盲目。生まれつき「網膜色素変性症」という難病を患っています。
そんななか日本で唯一、視覚障害者でありながら社会福祉主事の資格を保有し、障害者雇用支援事業に従事、これまでに300社を超える支援実績を持っています。
単なる障害者雇用コンサルティングではなく、障害者ならではの視点から現場や障害者自身の視点に立った提案に定評があります。
人材紹介業や新規職域の開発、特例子会社の立ち上げなど、障害者雇用に関する様々な業務を経験。
誰もが生きがいを感じあえる社会にするために、社会、そして一人ひとりがどのような心がけや行動をしていけばよいか、これまでの経験をもとに、分かりやすくお話していきます。

◎  グ ラ ン プ リ を 目 指 す 学 生 た ち の ビ ジ ョ ン

木 戸  佑 兒(きど ゆうじ)    NPOマネジメント学部  
消費型の社会、つまり大量生産ー大量消費というシステムの中から生まれた自由主義社会は、人間にまでも有用性とものさしを会ってて選別し、勝ち負けの世界を現出させた。本来は、誰しもが有用な存在であり、そこに敗者は存在しない。そこで 今の社会にはびこっている有用性を捉え直し、一見無用に見えるものから有用な価値を創出する。それには、弱者が繋がり、互いに補い合うことでおのおのの天賦の才能が花開くという本来の人間の自然なあり方を示す必要がある。
かつて村落で行われていた結の制度はその格好のビジネスモデルである。人間はつながりによって各自がその持ち場で能力を発揮するというこの制度は、「桔」という言葉は「繋がり、結び、生み出す」意味であり、人間の本来の生き方をこの「桔」という言葉が象徴している。私はこの「桔」を旗印に、単なる支援ではなく、弱者同士の生産的滴連携を考案したいと思っている。

大 森   環(おおもりたまき)   NPOマネジメント学部
世界的にみると、女性の人権が尊重されず男女間での差別が著しい社会も多い。経済発展が著しい観光地として人気の東南アジアにおいても、未だに労働力として子供が駆り出され、犯罪に巻き込まれるような現状も無くなっていない。
女性の労働力や技術に対して正当な対価が支払われず、子供が労働力として駆り出されることで、貧しさの連鎖から抜け出せない状況なのである。
労働や製品の質に対して正当な報酬がなされ、男女間の差別や不当労働がなされない社会、また、すべての子供たちが教育を受け、人身売買や労働に駆り出されることなく、夢や希望を抱いて成長できる社会を目指し、女性の経済面での自立を支援できるようなフェアトレードにより、関心のある日本の消費者と結びつける仕組みを作る。
 日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
       ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
事 務 局 連 絡  第 102 号         2 0 1 2 年  7 月 3 1 日  発 行

  『 人 生 マ ラ ソ ン を  生 涯 現 役 !!  で 燃 や せ る 幸 せ 』を味わえますか

  7月28日(土)午後4時:日本医学教育学会第44回大会閉会前の市民公開講演が、日野原重明名誉会長(聖路加国際病院理事長)により慶応義塾大学日吉キャンパス協生館で行われ、生涯現役仲間と3名で出席しました。

  講演テーマは『百歳の長寿から学んだ私の言葉』で、50分程度の高話拝聴の中から日野原講師のお話が脳裏に強く残ったのは、“青年期の大病による逆境経験も無駄ではない。ピアノを弾いたり、音楽の専門分野を習得できたのもそのお蔭”というものでした。百歳超長寿人生マラソンを生涯現役で疾走する同講師ならではのお話です。

  28年継続通算319回の『生涯現役塾』運営を通じ参加された講師・参加者・運営協力者など、実に数えきれない多くの生涯現役仲間たちと「生涯現役社会づくり」をめざして、私たちは『人生マラソンを生涯現役!!で燃やせる幸せ』を探究し続けてきました。毎回運営責任を担う者としての願望は、講師・受講者全員が主役となって生涯現役塾ご参画が各自生涯現役燃焼の至福共感を味わっておられるかどうかのご参画効果=いいね!!でした。

  そのFacebook流『いいね!!』で完璧100%ならば、『生涯現役プロデューサー』役のリーダー数は優に壱万名を超すだけでなく、そのリーダー役が創設する『生涯現役社会づくり支援ネットワーク』も壱万名数乗の超高齢日本社会活力源の社会貢献で、政治・社会・経済あらゆる分野の活躍で“失われた20年の日本”予防策など当然完成して、世界に範たる〔超高齢社会対策=民間主導型日本流生涯現役社会づくり〕を見せられたと思います。

  その理想・空想像と生涯現役グループ活動現実像の差異は一体どこにあるといえるでしょうか。『生涯現役塾』発足初期の未熟内容と社会事情に加えて、人間心理面で集団の全体主義化に埋没しない個性尊重主義の当塾方式からも、“来る者拒まず、去る者追わず”の自然体が無理なくグループ永続は許されましたが、組織成長への努力・要素不備で、『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』を実感される方は、まだ少ないからだと存じます。

  しかし、『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』を他者に求めず、果たして自分はどうなのかが肝要だと思うのです。百歳超長寿の日野原講師が逆境体験に意義ありと話されるように、自分も「生涯現役社会づくり」の障壁打破に協働できる生涯現役同志と誓い合う好機が目前に到来していることを臥薪嘗の覚悟で忍ぶことです。そのためにも『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』 を味わう仲間づくりがいま急務であることは当然です。

  では、『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』を味わえる人の要件とは何でしょうか。わが生涯現役を自分に納得させ、その納得を根底にした上で、周囲の人たちに『生涯現役社会づくり支援ネットワーク』を説く
パイオニア実行力が人生の喜び、生き甲斐となることです。わが人生を生涯現役でマラソン永続する気力・信念の人であればOKです。自分自身への納得には何を措いても己が人生目標を自他の前に表現することでしょう。

  人物評価の6項目条件を若い時代に学ばせられました。①理論がある。②事実がある。③意気込みがある。④行動がある。⑤成果がある。(成果とは、まず◎自分が変わる。そして◎他者を変える。そうすれば◎変わった人たちが継続した組織活動を生む)⑥最後に具体的な今後の展開策がある。という①~⑥ですが、①理論を明確に決める迄の人生デザイン絞り込みに『生涯現役塾は役立つ』社会的な評価がいま求められていると確信します。

  前述の人物評価法にこだわらず、 自分が納得するだけでなく社会的にも評価されている人物評価法を謙虚に学び、“どういう人もこの世に生を得ている限り、その人に与えられている社会的な使命・天命がある。”ということを人生先輩が後輩に伝えていく社会、それこそが生涯現役社会の本質であり、“人はなぜ生きるのか/人は何のために生きるのか”を命ある限り行動で示して“終わり良ければ、全て良し”の生涯を楽しみたいものです。     以 上
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
    ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン    ニ  ュ  ー  ス

事  務  局  報  告  第 8 2 号        2  0 1 2 年 7 月 3 0 日  発 行

◎  7 月 2 5 日(水) 生 涯 現 役 グ ル ー プ 事 業 収 入 提 案 の 合 同 理 事 会 ご 報 告

  7月25日(水)15:30~17:30 NPOクラブ・日本生涯現役推進協会の合同理事会をLV事務所で開催しました。 出席者は 内山・岡林・高橋・冨澤・新川・東瀧・水上 NPO LVC 7理事と内山・小泉・新川・東瀧  生涯現役協 4理事(うち兼務3名)計8名でした。審議に先立ち前回議事録を確認後、次議案に関する重要な論議をしました。
  議題:① 2012年後半作戦「事業収入提案」各理事意見発表 に関しては、当期前半の決算概況からも2010・2011年前半期に比べ事業収入増強の緊急性を全理事共通に認識。岡林理事から収益確保策に生涯現役塾再吟味・協働スポンサー発掘・企業向け事業内容追求、クラブ存在価値の課題見直し、関係者の主体的感動・感謝・共感の絆 公募新企画の提言。新川理事より縁と援ネット組織活用の事業連携で広がる事業収入策と定年予備シニア対策の協働研修モデル構築意見。東瀧理事はグループ中核に『生涯現役プロデューサー&生涯現役塾』一体化システムで【社会活動力×生きがい体得・貢献度=生涯現役人財力】価値向上の研修事業意義を説明。他理事からの意見提言は次回継続となりました。
  ② 2012年後半作戦「事業収入計画」協議に関しては、各理事の事業収入提案意見が出揃った後に再協議し、生涯現役チーム共通事業への方向性を確立します。
  ③ LV事務所の積極的活用対策に関しては、「あなたも日本も元気になる生涯現役プロ集団」を統一イメージに事務所活用面でも、生涯現役実践(その生きがい・生き方、参加法など)を具体的に研修利用する(株)かい援隊本部など、地域活性化にも意欲的なシニア参加者に役立つ、生涯現役社会づくり支援に役立つ関連団体への活用積極策展開を推進します。 以 上

◎  7 月 2 5 日 『 第 3 1 9 回 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 生 涯 現 役 塾 』 開 催 ご 報 告

  7月25日(水)18:00~20:00開催の第319回生涯現役塾は、進行:東瀧代表/発表:堀内正範「丈人」編集長により八重洲口会館B2F会議室で開催されました。【「人生90年時代」を具体的に着実に歩むために】を主題に、自分も日本も元気に!なるための生涯現役に大切な志は、日本長寿社会の体現者であり続けることの趣旨から、丈人・丈人力、高齢化時代のライフ・サイクル、高年期5歳層のステージ、からだ・こころ・ふるまいのカテゴリー、『丈人のススメ、日本型高齢社会 「平和団塊」が国難を救う』からの様々な生き方、地域・社会貢献活動の人生90年時代=三世代同等多重型社会はこう生きるとのご指摘など内容豊富でした。
  講演に引続き岡本・伊東義高・冨澤・内山・岡林・新川・小泉・高木 薫・高橋・水上・東瀧発言順での質疑、意見など各発言で、生涯現役の生きがいを発見してどう人生90年時代を有意義に生きるべきか論議することができました。   定例塾終了後の恒例二次会は講師を囲んで話し足りなかったシリーズ弾連続物語をLV事務所でさらに盛り上げました。今回は新川理事の(株)かい援隊本部の同日開催された研修会での食事お裾分けも充分頂戴して、盛り沢山の二次会食事にアイデアも再発論議が飛び交い、定刻の午後9時に全員ご満足の散会となりました。
毎回「生涯現役プロデューサー」仮登録皆様が「生涯現役社会づくり支援ネットワーク」構想の拡充をめざし励むため、関係者は率先して予約ご連絡していただきたいと願っています。 以 上

◎  8 / 2 2(水) 開 催 『 第 3 2 0 回 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 生 涯 現 役 塾 』 ご 案 内

テーマ: 「 日 本 人 と し て 誇 り あ る 人 生 を 謳 歌 す る た め に 」
日 時: 8 月 2 2 日 (水)  1 8 : 0 0 ~ 2 0 : 0 0  
会 場: 八 重 洲 口 会 館 B 2 F 会議室(JR東京駅八重洲北口大丸デパート真正面ビルB2F)
進 行: 東 瀧  邦 次 (日本生涯現役推進協議会 & NPO ライフ・ベンチャー・クラブ 代表)
発 表: 渡 瀬  裕 哉 (東京茶会創設者・事務局長 & 早稲田大学招聘研究員)
内 容: 日本に生きる個人、政府、そして社会自体が未来に自信を失いつつある中で、私たち
     はどのような精神を持って生きていくことが求められているのでしょうか。そこで、わが国
     最初の議会を設立するきっかけとなった「民撰議員設立建白書」を読みこなすことを通
     じて、日本国民はどのように生きるべきかを振り返ります。近代日本の市民主権活動の
     原点を探り、21世紀日本人の新たな誇りは何かを考えます。
スピーチ:参 加 者 全 員    
参加費: 1,000円(NPO・LVC & 生涯現役協関係者およびその紹介者)/2,000円(一般)  
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局
          東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館B2F
T E L: 0 3 - 3 5 1 7 - 6 6 6 7 
F A X: 0 3 - 3 5 1 7 - 6 6 6 8
E-mail:   lvcinfo@npolvc.org 
U R L:  http://www.npolvc.org.             以 上
   PPPとはパブリック・プライベート・パートナーシップ(Public Private Partnership)の頭文字。「官民のパートナーシップ」と訳されることもある。国や地方自治体が提供してきた公共サービスに民間の資金や技術、ノウハウを取り入れることを指す。小さな政府を志向し、「民間にできることは民間に委ねる」という方針により、民間事業者の資金やノウハウを活用して社会資本を整備し、公共サービスの充実を進めていく手法。具体的には、民間委託、指定管理者制度、PFI、民営化など私たち日本生涯現役推進協議会関係諸団体のグラスルーツ皆様が関心をもって学ぶべき分野のフォーラムでもあり、ご都合つく方のご出席をお勧めしたい。
関連ご案内URL = http://www.toyo.ac.jp/event/detail_j/id/5703/
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国  際  P  P  P  フ ォ ー ラ ム
 『 自 治 体 再 生 の 切 り 札  シ テ ィ ・ マ ネ ジ メ ン ト を 考 え る 』

日 時: 2 0 1 2 年 0 8 月 0 1 日 (水)  1 4 : 0 0 ~ 1 7 : 0 0

場 所: 大 手 町 サ ン ケ イ プ ラ ザ 4 階  サ ン ケ イ ホ ー ル

主 催: 東 洋 大 学

備 考: 入 場 無 料   同時通訳付 定員(350人)先着順

  長引く景気低迷、高齢化、人口減少、インフラの老朽化は自治体財政を大きく揺るがしています。これらは相互に複雑に絡み合った総合的な問題であり、全体的なバランス、将来の持続可能性を考えながら解決していかなければなりません。そのためには、「自治体を経営する」という考え方が必要です。

  欧米では、財政、会計などの専門的知識を有し、首長や議会の意思決定のための客観的
材料を提示するとともに、決定事項をもっとも費用対効果の高い方法で実現する使命を有するシティ・マネジャーが活躍しています。

  本フォーラムでは、ロン・カーリー 国際シティ/カウンティ・マネジメント協会専務理事、グレン・ロバートソン 元全米州バジェット・オフィサー協会会長の基調講演の後、増田 寛也元総務大臣、穂坂 邦夫元埼玉県志木市長を交えて、海外におけるシティ・マネジメント、バランス・バジェット(米国で法制化されている予算均衡手法)の具体的内容を紹介しながら、日本の自治体再生の切り札としてのシティ・マネジメントを考えます。

  なお本学では、自治体経営のための専門家教育を目的に、2013年度より大学院経済学研究科公民連携専攻内に新たに「シティ・マネジメントコース」を開設し、シティ・マネジメントを全国的に展開していく予定です。

【 プ ロ グ ラ ム 】
1 4 : 0 0   主催者あいさつ  竹 村  牧 男  東洋大学学長
1 4 : 0 5   問 題 提 起 
          「なぜ、シティ・マネジメントが必要なのか~公共施設の老朽化と財政健全化」
          根 本 祐 二 東洋大学教授
1 4 : 3 0   基 調 講 演 1
          「シティ・マネジメントの役割と効果~シティ・マネジャーは日本にも広まるか」
          ロン・カーリー 国際シティ/カウンティ・マネジメント協会専務理事
1 5 : 0 0   基 調 講 演 2 
          「バランス・バジェットへの挑戦~フロリダ州の取組みと日本への応用可能性」
          グレン・ロバートソン 元全米バジェット・オフィサー協会会長
1 5 : 3 0   休     憩
1 5 : 4 0   パ ネ ル ・ デ ィ ス カ ッ シ ョ ン
( パ ネ リ ス ト )
          ロン・カーリー 国際シティ/カウンティ・マネジメント協会会長
          グレン・ロバートソン 元全米州バジェット・オフィサー協会会長
          増 田  寛 也  元総務大臣、 元岩手県知事
          穂 坂  邦 夫  N PO地方自立政策研究所長、元埼玉県志木市長
( モ デ レ ー タ ー )
          サ ム ・ 田 渕 東洋大学大学院教授、国連PPP専門家会議副議長
1 7 : 0 0   閉     会

■ フォーラムに先立ち、東洋大学大手町サテライトにて記者会見を行います(12:30より)。
参加を希望される方は下記フォームよりお問い合わせください。
【申込ご案内URL】 http://www.pppschool.jp/article/13145350.html
  若手市民活動家・東京茶会創設者渡瀬裕哉氏には8月22日開催『第320回生涯現役塾』で存分に近況活動報告をしていただきますが、今回の訪米内容をBlogで掲載されていますので、下記にご紹介します。
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フリーダムワークスに招かれてFREEPACに参加①
「 F r e e d o m W o r k s  の 招 待 で 再 び 米 国 へ 」

  全米最大の自由主義団体であるFreedom Works のCEOの奥様であるTerry Kibbe女史のInvitationで、全米最高峰のイベントの一つであるFree PACにVIP待遇(飛行機・宿泊費はFW持ち)で招かれている。

  今年初めに東京茶会が実行委員会を務めたWorldwide Tea Party 2012が高く評価されており、アジア地域における自由主義の普及の務めるリーダーの一人として参加することになったものだ。

  当日ではディック・アーミー元共和党下院院内総務をはじめとして、米国の自由主義会の要人との懇談や世界におけるティーパーティーの未来についてスピーチの機会を頂いている。

  身に余る大役ではあるが、日本人からは唯一の参加であり、世界の自由主義陣営の中で、日本人ここにあり、という意志を持って臨んでいる。

  初日のTV局の取材終了。グルジア、ユーゴスラビア、イスラエル、欧州などの人々と一緒に取材を受ける。

  取材内容は、自由についてどう思うか、自由の敵とは何か、あなたは何を期待してきたのかという質問について、各国が思うところを回答するというもの。

  各国の代表の中で東京茶会の代表として最初に発言する機会を頂いた。

  まず、自由の最大の敵は「無関心」であるということ。そして、それに対して自国における自由の歴史への学びを広めることが重要であることを述べた。

  そして、日本と米国は政府レベルでは同盟関係であるが、自由を求める人々の同盟はいまだ出来ていないということ、社会主義が国際的な連帯を持つ中で、今後は世界中の自由への誇りを持った人々の同盟が必要であることを各国の代表に伝えた。

  各国代表がこれを受けて私の主張への賛同と自国における問題意識について述べ、今後の協力関係に幅広い合意が得られることになった。


  フリーダムワークスは米国における最大の自由主義団体であり、今回のイベントにおいても2万人を動員し、全米のグラスルーツの育成に勤め続けている団体である。

  今回、初日から同氏とは日米の連携について濃厚な意見交換を行いました。今後は全世界のTea Partyとのミーティングであり、ここで具体的なアクションプランを煮詰めることを狙う。

  日本財団のようなシンクタンクやその他の政党関係者であったとしても、Matt Kibbe氏やDick Army氏を日本に招くことは困難であることが予想されることから、彼らと仲間である認識を共有し、将来に向けた計画を話が出来るポジションが創れたことは大きな成果である。

  1994年の米国の保守革命(共和党による議会多数派奪還)の時、下院議長だったギングリッジの元で辣腕を振るった大物政治家。

  政界引退後は自由主義を拡める政治団体・フリーダムワークスを設立し、米国内で現在でも強い影響力を持つ人物であり、今回、東京茶会として彼の認知を得たことによって、日米のグラスルーツの連携がますます強くなることは間違いないだろう。

  このような貴重な機会が頂けたことに感謝。

  Ron Paulは米国では著名なリバタリアンであり、米国大統領選挙でもお馴染みのメンバーです。息子さんも政治家になっているわけで二世政治家ということですが、やはりこの人も筋金入りのリバタリアン。

  このような人物が議員として当選できるところに米国のユニークネスがあり、そして自由の国を体現している存在の一人である。


  2万人の大観衆の中で世界のティーパーティーとして紹介されて壇上に登った。米国人の熱狂ぶりは凄いもので、会場中から拍手とコールの嵐。

  2万人、壇上から見るとどんなものかと思ったが、かえってこのぐらいの人数になると落ち着きが良いようで、ああこんなものかなというのが第一印象。

  来年の日本のイベントは後楽園ホールくらいではやりたいものだと思いました。会場中を使った観客を盛り上げるテクニックなど、全体が一つのエンターテイメントとして成立している米国の草の根政治。

  これを日本で展開していくことによって、日本の政治参加が進んで世の中が変わっていくのだということを肌で学んだ。

  この後、今度は8万人の観衆の前にあがってスピーチの機会があるとのこと。
  米国テキサス州ダラスで開催されるFREEPACに東京茶会創設者渡瀬裕哉氏〔表記8月開催の第320回生涯現役塾発題者〕が登壇され、現地からFacebookで次々と活発な行動力を見せています。次回生涯現役塾ご参加皆様に下記ご本人のBlogをご紹介いたします。
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【 宣  戦  布  告 】

  東京茶会のような活動をしていると、度々日本人のエスタブリッシュメントたちに出会うことがある。曰く、○○を知っている、○○と息子が友だち、○○のことが分かるかなど。国内的な話でも、国際的な話でも、往々にしてこういうことがあるわけで、そのたびに少々思うところがある。

  あ あ 、 こ う い う の が 貴 族 っ て い う の だ な あ と。

  これらの人々が各々努力をしていることも認めるし、別に存在自体を否定するわけではない。しかし、彼らはその地位に安住して日本や世界を変えることを行う意志が無い。生まれた時からの特権的な地位に安住し、そのレールの上で輝かしい経歴を持ち、そして何も変えずに日本や世界の支配層の一角を担い続ける。

  彼らは決して自分の親を超えた遥か高みに至り、日本や世界を変えようとは思わないのだ。小さい時から支配のルールを叩き込まれたからこその精神・行動だと思う。

  そのため、こういう人たちと出会うと私は彼らの人材評価の尺度から漏れるらしい。サラリーマンの家の子、政治との関わりもホームレスとのタコ部屋からスタートしたような人間には何の価値も無いようだ。

  私が人材を評価する基準はその人の生まれではなく、現在存在している社会を変革する意思があるか否かだけだ。だから、目的も無く支配層に留まり続ける人々と相容れないのは間違いない。

  今日は私という庶民が日本中・世界中のエスタブリッシュメントに宣戦布告した日である。

  彼ら貴族の身分を利用しても手が届かないステージまで上ることが出来た。そして、そこで待っていた人々は、人間を身分ではなく、自由という共通の価値観を持っているかどうかで判断する人々であった。

  私は日本でもこのような場を創り、育み、そして多くの人々に機会を与えることを試みたいと思う。

  日本の鬱屈とした社会の状況は、人間を出自・身分で評価し、その「意思」を評価しない社会環境を創りだしていることにある。

私は日本に自由で、公平で、人間が持つ力強い「意志」が評価される社会を作りたい。そして、今日この場に立ったことによって紛れもなく自分にその役目が課されたのだと認識している。

  一緒に力を合わせて頑張ってくる皆に感謝を捧げ、そして明日からも力の限り精進を重ねていきたい。
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2012年06月27日(水) テーマ:政局論
【 消 費 税 増 税 に 見 る 日 本 の 政 界 の 正 し い 構 図 】

  民主党・自民党の合意によって消費税増税が現実のものとなった。

  なぜ与党と野党であるはずの両者が合意して税率の値上げを容認するのか、いやむしろ喜び勇んで増税に賛意を示しているのか。この政局の背景には何があるのだろうか。

  昨日・本日の一連の報道を眺めてみたものの、どのコメンテーターも小沢一郎氏の造反について正しい理解で説明をしているものが無いと思う。日本史に関する浅薄な理解でしか政局を見る事しかできない解説者ばかりだ。

  この問題の背景は、明治以来続く政官攻防の歴史、そして第二次世界大戦中に形成された戦時動員体制との戦いの歴史が存在している。

  以前から当ブログでは指摘しているように、小沢一郎氏は日本の自由民権運動、その中でも原敬の系譜を強く受け継ぐ「政治主導」の指導者である。日本の近代史は官僚と政党のせめぎ合いであり、2009年の小沢氏の代表選挙の演説を見れば分かるように、小沢氏の行動原理は官僚支配の打破、政党中心の政治にあると捉えて間違いない。

  http://ameblo.jp/tokyochakai/entry-11001194409.html

  小沢氏が何らかの容疑をかけられて政治的な影響力が殺がれることは、星亨、原敬、犬養毅らの政治指導者が辿った末路を見れば明らかであり、一連の小沢裁判もこの流れの中にあるものと捉えれば至極納得がいく。

  小沢氏が対峙しているものは、日本の官僚機構そのものであり、野田政権は官僚の傀儡でしかない。そのため、野田首相の語る言葉は国民を馬鹿にした軽薄なプロパガンダばかりだ。誰が何と言おうと、増税は政府の無用な肥大化につながるだけだ。

  私はそもそも民主党という政党の支持基盤を見れば官僚支配から脱却することなど到底不可能であったように思う。

  民主党・自民党が消費税増税に賛成する背景は、両者の主要な支持基盤が戦時中に形成された大政翼賛会の一部を成す官僚の外郭団体であることにある。経団連(重要産業統制懇談会)、農協(農業会)、連合(産業報国会)、自治会(内務省によって組織化)、その他諸々、現在の両党の政治的な支持基盤はいずれも官僚の出先機関として組織化されたものに過ぎない。

  そのため、民主党と自民党が小沢一郎という民主主義の鬼子を葬り去るために、主要メディア(記者クラブも戦時中に翼賛クラブ化)も総動員して葬り去ろうとしている。消費税増税というテーマを通じて、官僚支配と民主主義が対峙しているのだ。まさに日本の歴史の繰り返しとはこのことか。そして、この戦いは歴史の輪廻から抜け出すことは無く小沢一郎氏の敗北で終わることになるだろう。

  私たち、国民は何をしなくてはならないのか。そして、どうすればこのどうしようもないほどの官僚支配から抜け出す道が開かれるのだろうか。

  そのための方法は、小さな政府を求める国民の連帯が力を持つこと以外に有り得ない。

  小沢一郎氏が取ってきたバラマキの権限を官僚から政党に移し替える政治手法は、小沢氏という民主主義の意志を消し去れば、その肥大化したバラマキの権益が再び官僚の手に落ちる道につながっていく。

  私たちが官僚支配から抜け出すためには、税金と規制という政府の権益自体を減らし、自由で力強い国民による社会を築き上げる必要があるのだ。

  無党派層の多くは徹底した行政改革の実現によって増税を回避することを望んでいる。しかし、その無党派層は無党派層であるがゆえに政治的な影響力を何ら持たず、メディアのプロパガンダ、大きな政府支持者のアジェンダセッティングの軍門に下らざるを得ない状況に追い込まれている。

  無党派層が自らの政治的な意志を示す、断固とした行政改革を求める組織を持つことによって、政治的な党派性を持つことによって初めて私たちは官僚支配から抜け出すチャンスが得られる。

  この意思を持った集団が政治家を生み出し、政治家に対してぶれることなく圧力をかけ続け、政治のアリーナに減税・規制緩和をテーマとして提示し続けるのだ。

  そのための方法が東京茶会である。いまだ茶会の勢力は小さいが、茶会の主要な目標は今回決定するであろう増税法案の永久凍結である。一度国会で決まったからといってそれを止めることは再び国会を「自由を求める国民」の手に取り戻せば可能だ。

  大政翼賛会としての本性を露わにした民主党・自民党の政治、これに対抗するための政治的な仕組み、それを明確に世の中に創り上げていく努力を今回ほど痛感したことは無い。多くの国民読者も同様の思いを持ったものと認識し、ともに力を合わせて戦っていくつもりだ。
第 3 1 9 回 「 生 涯 現 役 塾 」 に 
  ご 出 講 の 堀 内  正 範  様  &  ご 支 援 く だ さ る 皆 様

暑 中 お 見 舞 い 申 し 上 げ ま す。

   昨日は大変ご多用の処、生涯現役社会づくり支援ネットワークの仲間たちに、主題:『人生90年時代』を具体的に着実に歩むために貴重なご著書とネット月刊 [丈風] 資料ご提供の上、墾切丁寧なご説明をいただき本当に有難うございました。

   自分も日本も元気に!なるための生涯現役に大切な志は、日本長寿社会の体現者であり続ける趣旨で、丈人・丈人力、高齢化時代のライフ・サイクル、高年期5歳層のステージ、からだ・こころ・ふるまいのカテゴリー、『丈人のススメ 日本型高齢社会 「平和団塊」が国難を救う』からの様々な生き方、地域・社会貢献活動の人生90年時代=三世代同等多重型社会はこう生きるとのご指摘など学べたこと、誠に理解しやすく感謝いたしております。

   ご講演後にご参加皆様は、岡本・伊東義高・冨澤・内山・岡林・新川・小泉・高木 薫・高橋・水上・東瀧と発言順に質疑、意見を熱心に開陳し、生涯現役の生きがいを発見してどう人生九〇年時代を有意義に生きるべきか論議することができました。

   定例塾終了後の恒例二次会は講師を囲んで話し足りなかったシリーズ弾連続物語をLV事務所でさらに盛り上げました。今回は新川理事の(株)かい援隊本部の同日開催された研修会での食事お裾分けも充分頂戴して盛り沢山の二次会食事にアイデアも再発論議で飛び交い、定刻午後9時に全員ご満足の散会となりました。

  毎月「生涯現役プロデューサー」仮登録皆様が「生涯現役社会づくり支援ネットワーク」構想の拡充をめざして励むため、関係者が率先して予約ご連絡していただくための「シリーズ生涯現役塾」です。

  次回『第320回生涯現役塾』の発表者は、東京Tea Party 渡瀬裕哉事務局長により8/22(水)18:00に開催されます。 “日本人として誇りを持った人生を謳歌するために” の将に「あなたと日本を元気にする!」ための主題です。そのテーマ中心に参加者全員が主役となり活発なフリーディスカッションをいたします。

  昨日参加されなくて、ご予約がまだの方はどうか当塾を最優先のスケジュールでご参加のご予約をお待ちしております。

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 『あなたと日本を元気に!!』する生涯現役塾へのご参加で
あなたが周辺の社会を次々と活力化する推進役なのです!
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本年度フォーラム開催/予定日(土曜日午後1時30分)
   第16回・5/19(春・済)   第17回・11/3(秋)    
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本年度シリーズ塾開催予定日(毎水曜日/午後6時)
        8/22    9/26
    10/24    11/28   12/19
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ         
         代 表   東  瀧   邦  次    
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
E-mail:sgskinfo@sgsk.net  /  lvcinfo@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog:http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/kuniji.higashitaki
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第 3 2 0 回  ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー  生 涯 現 役 塾
生  涯  現  役  で  取  り  組  む  第  八  弾
  ~ 日 本 人 と し て 誇 り を 持 っ た 人 生 を 謳 歌 す る た め に ~

日 時: 2 0 1 2 年 8 月 2 2 日(水) 1 8 : 0 0 ~ 2 0 : 0 0
会 場: 八 重 洲 口 会 館 B 2 F 会 議 室(JR東京駅 八重洲北口 大丸の真正面ビルB2F)

  少子高齢化を迎えて緩やかな衰退への道を歩む日本。多くの国民が政府への生活依存度を強める一方、政府を筆頭に官僚機能も含め少子高齢進捗・人口減少化への社会激変に対応する問題解決の能力を見失っている状況です。日本に生きる個人、政府、そして社会自体が未来に自信を失いつつある中で、私たちはどのような精神を持って生きていくことが求められているのでしょうか。
  そこで、わが国最初の議会を設立するきっかけとなった「民撰議員設立建白書」を読みこなすことを通じて、日本国民はどのように生きるべきかを振り返ります。(東京茶会は現代における自由民権運動の担い手として、日本で同建白書の口語訳をおこなった唯一の団体です。)

【 着 眼 点 】
・  私 の 考 え る 民 撰 議 員 設 立 建 白 書 と は ・・・…
・  民 撰 議 員 設 立 建 白 書 を 生 涯 現 役 社 会 づ く り に ど う 活 か す か
・  新 し い 日 本 、 そ し て 誇 り 高 い 日 本 人 の あ り 方 と は ・・・…

  「 日 本 を 元 気 に ! 」の考えから、更に「 あ な た も 日 本 も 元 気 に!」するために、皆様一人ひとりの生きがいに燃える意欲的な意識改革事業で当生涯現役塾は社会貢献したいと存じます。ご参加の皆様全員が主役の生涯現役塾にご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

                        記
テーマ:日 本 人 と し て 誇 り を 持 っ た 人 生 を 謳 歌 す る た め に
進行役:東 瀧  邦 次(日本生涯現役推進協議会 & NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 代表)
講 師:渡 瀬  裕 哉(東京茶会事務局長)
略 歴:昭和56(1981)年東京都品川区生れ。早稲田大学社会科学部卒業、早稲田大学大学院公共経営研究科修了。早稲田大学招聘研究員。東国原宮崎県知事のマニフェスト作成に携わるなど、地方自治体における政策立案に多数従事。ベンチャー企業を複数経営しながら、米国Tea Partyとパートナーシップを持つ東京茶会設立。共和党大統領候補者を含めて多数の米国人脈を持つ。
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参加費: 会員/1,000円 一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電話:0 3( 3 5 1 7 )6 6 6 7     Fax:0 3( 3 5 1 7 )6 6 6 8
E-mail :lvcinfo@npolvc.org or sgskinfo@sgsk.net URL:http://www.npolvc.org
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第 3 2 0 回 生 涯 現 役 塾  参 加 申 込 書         2012 年 月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛

住 所:〒
氏 名: TEL or FAX or Mail
  企業経営者はデフレ・コストダウンの競争激化時代の労務政策に四苦八苦し、従業員は人生マラソン折返点での雇用安定願望にさらなる揺さ振りをかけられる「40歳定年」提言などが飛び出す社会不安時代。その社会問題化を煽る以下に掲載されたGooサイト記事に生涯現役仲間はどう対応されるか?「生涯現役塾」に提起された課題になるかどうかは提言源の信頼性にも左右されよう。  
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「 4 0 歳 定 年 」 で 企 業 組 織 の 新 陳 代 謝 を 促 進 - 国 家 戦 略 会 議 分 科 会 が 提 言

  政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)のフロンティア分科会(座長・大西隆東大大学院教授)は、2050年の目指すべき国家像をまとめた報告書で、企業組織の新陳代謝を促進する政策として「40歳定年制」を提言した。

  報告書は、日本を「希望と誇りある国」にするために、2050年のあるべき姿を描くとともに、その前に立ちはだかる様々な課題を解決するための政策の方向性を示したもの。

  雇用分野では、人口減少社会で一定の経済規模を維持していくために、企業内人材の新陳代謝を促すような柔軟な雇用ルールの整備や「学び直し」の機会の充実、グローバル人材の育成など「人財戦略」を打ち立てる必要があると提言。有期を基本とした雇用や金銭解雇ルールの明確化を求めている。

  企業の定年年齢を引き上げる方向にある現在の政策に対しては、一つの企業内に人材を固定化させ、企業組織の新陳代謝を阻害すると否定的な見解を示し、逆に定年年齢を引き下げる「40歳定年制」を打ち出した。

  入社20年前後の40歳は管理職になる社員が決まる時期で、「40歳定年制」はキャリアパスが複線化している現在の企業経営とも整合的だとしている。

  一方で、労働市場の流動化が実現するまでは、転職を迫られる社員のリスクが大きいため、激変緩和措置として、企業に定年後1~2年程度の所得補償を義務づけ、雇用保険から再教育訓練給付を支給するなどの施策を示している。
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「 4 0 歳 定 年 」 賛 成 ? 反 対 ?            R 2 5 net

  7月6日、野田佳彦首相を議長とする国家戦略会議の分科会は、国の長期ビジョン「フロンティア構想」の報告書をまとめた。そのなかで特に話題を呼んでいるのは“国家の衰退を防ぎ、個人や企業が能力を最大限生かして新たな価値を生む国家像を2050年に実現するための政策”として盛り込まれた、「40 歳定年制」案だ。

  これは「繁栄のフロンティア部会報告書」のうちの「皆が 75 歳まで働くため」の施策。報告書では、定年年齢の引き上げのような制度改正は、一つの企業内に人材を固定化させ、企業内の新陳代謝を阻害し、企業の競争力を低下させることで、かえって雇用の減少につながるおそれがあるとし、「人生で2~3回程度転職することが普通になる社会を目指すためには、むしろ定年を引き下げることが必要」とする。

  このことが報じられると、就職活動や転職活動など、仕事やキャリアについてよく話題にするネットユーザーらにも衝撃を与え、2ちゃんねる・ニュース速報+板に立てられたスレッド「【話題】 雇用流動化へ『40歳定年を』 政府が長期ビジョン」では、“転職が普通になる社会を目指す”といわれても将来の具体的なビジョンが見えないことから、

「もー絶対子どもなんか作れないな」
「そのあとどうすんだよってのは一切考えてない」
「これやったら失業率20パーくらい 楽に超えそうなんだが」(原文ママ)
といった悲観的なコメントが殺到。ほかにも、

「人材の固定化が問題だというなら、国会議員の多選も禁止しなければならない」
「何が酷いかってこの提言が政府主催の公的な会議ってところだ」
といった意見も。

  ちなみに報告書では、40歳の定年でリタイアするのではなく、新しい職場に移ったり、同じ職場で再度雇用契約を結ぶことを踏まえた長期的な対策を提案している。40歳の定年に向け、「入社 10 年目程度の労働者に『所得補償付きサバティカル休暇』を取得」することを権利として認め、若い段階から社外との交流を拡大することを促進することが、労働市場の流動化につながるとしている。(R25編集部)

「40歳定年」賛成?反対?は・・・・生涯現役の立場で自立の可能性を真剣に問われる問題です。

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
NPO法人 ラ イ フ・ベ ン チ ャ ー・ク ラ ブ
    各  理  事  &  ご  関  係  の  皆  様
  
 暑 中 お 見 舞 い 申 し 上 げ ま す。
 いつも生涯現役社会づくり活動にご支援をいただき有難うございます。

 今期後半を迎え、ご案内済みの明日25日(水)開催:合同定例理事会は午後3時半より事業収入提案会議として、ご出席皆様から事業収入の率直なご提案をいただき生涯現役グループ活動を推進展開いたします。
 併せて引続く『第319回:生涯現役塾』の再案内をさせていただきます。
 今回朝日新聞OB社友で元「知恵蔵」編集長の堀内正範氏からご講演ご奉仕とご入会ご芳志も感謝いたします。
 第320回は渡瀬裕哉東京茶会事務局長、第321回は社会起業大学の田中勇一理事長、第322回は一般社団法人 全国介護者支援協議会の上原喜光理事長にご内諾をいただいていることも併せてご報告します。
 なお8月開催の『第320回:生涯現役塾』ご案内も添付送付いたします。

(緊急予告)明日八重洲口会館会議室で開催の(株)かい援隊本部主催研修会にNHKのテレビ取材が予定されていることを新川理事(同社会長)からご連絡がありました。放送日時が決まり次第改めて予告いたします。

【 7月 生 涯 現 役 協 & LVC/LVクラブ 定 期 合 同 理 事 会 】
日時:2012年7月25日(水)15:30(開始時間ご留意ください)~17:30
会場:ライフ・ベンチャー事務所
議案:
1.2012年後半作戦「事業収入提案」各理事発表に関する件
  (当日お手数ですが、A4判1枚の提案書に基づいて各理事3~5分
  程度の簡潔なご提案をいただき、効率的な会議にしたいと存じます)
2.2012年後半作戦「事業収入計画」協議に関する件     以 上
                                    
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 『あなたと日本を元気に!!』する生涯現役塾へのご参加で
あなたが周辺の社会を次々と活力化する推進役なのです!
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本年度フォーラム開催/予定日(土曜日午後1時30分)
   第16回・5/19(春・済)   第17回・11/3(秋)    
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本年度シリーズ塾開催予定日(毎水曜日/午後6時)
       7/25    8/22    9/26
      10/24   11/28   12/19
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
  NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ         
         代 表   東  瀧   邦  次    
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
E-mail:sgskinfo@sgsk.net  /  lvcinfo@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog:http://40591.diarynote.jp/
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東瀧 邦次 さま

いつもお世話になっております。
オルタナ最新号(29号)の第一特集「エネルギーと民主主義」では、ドイツのドキュメンタリー映画「第四の革命」についてご紹介しました。この映画の監督カール・A・フェヒナーが急遽来日することになりました。

ドイツは、東日本大震災後間もなく世界に先駆けて「脱原発」を閣議決定しました。日本は未だに今後のエネルギー政策の未来図を描けていませんが、ドイツはなぜここまで迅速に「脱原発」の決定ができたのでしょうか。フェヒナー監督が緊急メッセージを発信します。

当日は「第4の革命」の上映後に、フェヒナー監督、エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議の鈴木悌介氏(小田原鈴廣蒲鉾本店副社長)、オルタナ編集長の森 摂が登壇します。

■「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」とは?
2010年にドイツで公開され、ドキュメンタリーとしては異例の13万人を動員した
ドキュメンタリー映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」は、ドイツのエネルギー政策に一定の影響を与えた作品です。「第4の革命」は、「ソーラーの父」といわれるヘルマン・シェーア氏の提案で作られた、自然エネルギーの可能性を浮き彫りにしたドイツのドキュメンタリー映画です。

<「第4の革命」上映会&監督トーク>参加費: 2,000円
とき : 2012年7月28日(土)17:30~20:00(17:00開場)
ところ : 六本木ヒルズ ハリウッドビューティプラザ4F May’s Club Room
      (東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ)   
募集人数 : 120名 主催: 株式会社ユナイテッドピープル/株式会社オルタナ
プログラム: 17:00 開場・受付開始
       17:30 オープニング&「第4の革命」上映
       19:00 「第4の革命」フェヒナー監督トーク    
ゲスト : 鈴木悌介氏(エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議)
      森 摂(オルタナ編集長)   
「脱原発」先進国ドイツから、日本のエネルギー政策のあり方を徹底議論!
詳細はこちら: http://www.4revo.org/archives/2382
お申込み: https://ssl.kokucheese.com/event/entry/46316/

=======オルタナ&オルタナS お勧め記事から=======

◆「欲が尽きない人こそ、逆に貧乏」ウルグアイ大統領の演説が話題に
  http://www.alterna.co.jp/9584
◆日本でも「緑の党」誕生、若者にフォーカス
  http://www.alterna.co.jp/9572
◆伝説の「トミーカイラ」がEVで復活へ
  http://www.alterna.co.jp/9562
◆0歳児のママが立ち上げたNPO法人 子育てサークルing
  http://alternas.jp/uncategorized/2012/07/21835.html
◆タイと日本を結ぶひまわりコースターと車椅子
  http://alternas.jp/uncategorized/2012/07/21841.html

========オルタナ編集長お勧めイベント=========

◆「第9回日本パートナーシップ大賞」応募受付中!(7月末まで)
「NPOと企業のパートナーシップ推進」をミッションとして掲げる特定非営利
活動法人パートナーシップサポートセンター(名古屋市)は、NPOと企業の
パートナーシップを確立、活性化することで新しい市民社会・新しい公共の
実現への寄与を目指し、02年に「パートナーシップ大賞」を創設しました。
NPOと企業の協働によって実施された事業を全国から募り、社会に多様な
インパクトを与えた特色ある事業を顕彰しています。協働で地域の課題解決に
取り組んでいるNPO・企業の皆様、ぜひご応募ください。オルタナ編集長の
森も審査員を務めています。
募集期間: 6月1日(金)~7月31日(火) 18:00必着
詳細・お申し込みは⇒ http://www.psc.or.jp/02_12.html


 茨城県高萩市草間吉夫市長の後援会くさま吉夫後援会が管理・運営・更新作業を致しております。ブログ管理者責任者:赤津元康氏の http://kusama1.blog45.fc2.com/blog-entry-1422.html でご紹介される同市『生涯現役白書』がどのような内容で発行されるのか期待してみたい。
 「子どもにツケをまわさない」観点から各自治体首長の評価状況を覗いてみると、同市の市債(借金)残高は毎秒22円減少中である http://www.city.takahagi.ibaraki.jp/shisai.php ことがわかり、前途に希望を見出せる。

【 草 間 吉 夫 市 長 】http://gctv.easymyweb.jp/member/Teikyo78/default.asp?c_id=32301(「みんな空のした」から下記ご紹介を転載させていただく。)

  草間吉夫 茨城県高萩市長のことを最近知ったのだが、「おれは甘えていたんだな~」と自分が情けなくなった。以下には、草間氏の著書に感想を寄稿していた方の文から、私も深く同意、共感したのでここに引用する。 

  「ひとりぼっちの私が市長になった!」を、一寸様子を見る塩梅で開いた。
  読み始めたら、何故?、それからどうしたんだ?…止められなくなった。明け方5時、227ページを読み終えた。ジーンとした感動が胸の底におちた。
  それは、足長おじさん+レミゼレラブル(何故か)を、読んだような感じといえばいいだろうか。

  著者の草間吉夫氏は、茨城県高萩市長だ。41歳、昨年の2月5日、5人の候補者で市長の椅子を争い、現職を大差で破っての初当選という。

  表紙見返しにこうある。『生後三日で乳児院に預けられ、高校までを児童養護施設で育った青年が、社会の偏見や無知を乗り越えて茨城県高萩市長になるまでの半生を綴った、感動の手記! こんな市長が日本の未来を変える! 講談社』と。

  この評に、偽りはなかった。感動の要因は、著者の己の内心の求める志に向かってのひたむきな生き方そのものにあることは、勿論だが、著者がこれまで出会った周囲の人々(多くの読者にとっては、無名に均しい人々)の中に、識見のすばらしい人や真に優しい人の存在を知ることにもあった。

  著者の育った児童養護施設「臨海学園」の創立者、遠藤光浄氏(日蓮宗、願成寺住職)。著者の夏休み、新年の里親を引き受けられた元高萩市長鈴木藤太氏。著者を幼時のときから卒園までの18年間父親代わりとなって面倒を見られた指導員の大橋正男氏。同じく指導員で著者の兄貴がわりのような若くして急逝された永井定男氏等々。

  こういう方が、日本には、まだまだ無数にいらっしゃるのだろう。だから、中央の舞台の上でスポットライトを浴びた、団十郎気取りのその実、三文役者がフザケタ演技でジタバタしていても、今日も大部分の庶民は安穏に暮らしていけるではないか。
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  執 筆 → 生 涯 現 役 を 発 信 !!

 17日、東京から東京新聞社のI部長が市長室に見えた。
 要件は、1都6県に向けに配信している「談論誘発」というコーナーに、市長として原稿(1200字)を書いてほしいという内容であった。テーマは自由に設定してもいいとのこと。

 I部長とどのようなテーマが相応しいか意見交換したのが良かった。テーマを決められたからだ。高萩市長として書くならば、生涯現役しかない。私が市長就任以来、特に意を用いて力を入れている施策だからだ。

 昨日は頭の中で文の構成を構想し、それを一気に書き上げた。脱稿したものをI部長の元へFAX送信。

 今回の執筆依頼は、高萩市にとって、そして私自身にとっても有難い。生涯現役を全国へ発信しているからである。約60万部発行していると言われる東京新聞。一定の発信効果が見込まれるだろう。

 現在、市では生涯現役白書の作成を行っている。これまでの取り組みやアンケート調査などを盛り込んだ白書である。秋頃に完成予定である。

 10月に開催する生涯現役フェスティバルで配布したいと考えている。発行部数は3000部。全国の自治体(1720)や関係機関へ配布するからである。なお、この白書の中には厚生労働大臣からのメッセージも掲載される。
  お誕生日おめでとうございます。新しい年齢を迎えた、今のご気分はいかがですか? ご縁あって ○○○ ○○ から お祝いのメッセージをお届けできることを、スタッフ一同とても嬉しく思っています。

  誕生日が楽しみだった方も、あるいはちょっぴり憂鬱だった方も、今日は間違いなく、あなたが主役の記念日です。一年間ずっと頑張って生きてきた、あなたの大切な記念日。ゆっくり深呼吸して、これからの未来に思いをめぐらせてみませんか?

  ドイツの思想家フリードリヒ・シラーという人がこう言ったそうです。   「時」の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている。

  人生が「旅」だとしたら、列車の車窓からの眺めに似ているかもしれません。進行方向の「未来」はもうすぐ着きそうに見えてなかなか近づいてきません。早く着かないかなあ.....と思えば思うほど、列車はまるで焦らすようにゆっくり走っていくよう。そして後ろに流れていく「過去」という景色は、真横に見えた「現在」と同じものなのに、ゆっくりゆっくり地平線の彼方に消えていきます。

  私たちを運んでいくのは「運命」と言う名の列車かもしれませんね。楽しい景色も悲しい景色も、私たちはそれをずっと見ていることはできなくて、列車はどんどん未来に向かって走っていきます。楽しい時が永遠に続かない代わり、どんなに辛い試練も終わる日が必ず来るんですよね。あっという間に過ぎ去ってしまう景色がどこまでもたくさん繋がって、人生という旅が続いていく。そう考えたら、自分の人生が何か少しロマンチックに思えてきたりして。....

  今日、あなたはおいくつになりましたか? 明日からまた新しい1年が始まります。新しい出会いや出来事、あなたを待つ人生の景色はどんなものでしょうね。あなたが創る人生の旅のアルバムが充実したものであることを心からお祈りしています。

  たくさんの「愛」に包まれて、今日が幸せな1日になりますように!
  「 外 か ら 見 る 日 本 、見 ら れ る 日 本 人 」バンクーバーの日本人社長ヒロ氏が仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。・・・・・・
関連URL = http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52279158.html
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就 職 マ イ ン ド に 変 化 の 兆 し ?

  日経新聞のトップに「就活に薄日、内定率上昇、中小志望増える」とあります。大学4年生の6月末時点での来年春の就職内定が専門業者の発表によると5-60%の水準となり、学生の就職にはやや嬉しい状況になっているようです。その理由の一つがミスマッチからの改善ということのようです。

  新聞の解説には学生の現実主義ということが書かれていますが、私は根底に大企業至上主義が変わってきているのではないかという気がします。

  いわゆるゆとり教育世代の結果として自分の生き方をきちんと見出すチャンスが昔の偏差値時代よりも多くなり、自分の将来像をよりはっきりした形で実現させるには中小企業のほうがその専門性からしても自分の姿を想像しやすいのではないかと思います。

  私もカナダで日本からの留学生や若い社会人の方たちと接することがありますが、自分の専門性を磨き、その道で生きていくというコースを考えている方が多いのに時としてびっくりすることがあります。我々偏差値世代の場合、大手企業に入り、30歳ぐらいまでさまざまな部署を歩き、そのあと人事部が後押しする専門的分野を中心に進むという「歯車の中の出世」が主流だったと思います。

  しかしながら、最近の若い方は自分のピクチャーをしっかり持っている人も増えてきたような気がします。「私は○○をしたい」という明白な目標を持った人に出会うことも増えてきました。

  これは日本の社会の変革の兆しであると見てもよいと思います。

  名刺という企業の看板を常に背負う人生から自分のスキルをベースに社会に溶け込む流れは欧米のそれにより近いものになるということです。それはとりもなおさず、転職率の増加にも繋がるはずであと10年もすれば「転職を一度もしていない人」が珍しがられることになってもおかしくありません。

  私はそれはむしろ良いことだと思っています。いわゆる「会社人間」は日本の高度成長を支えてきたと思いますが、それに伴うさまざまな犠牲、例えば家族や自分の趣味、人生観、時間など失ったものも多かったはずです。スキルベースの社会になれば仕事とプライベートのバランス感覚が進み、社会がもっと丸くなると思います。

  学生さんの就職先が中小企業まで広がりを見せ、ミスマッチの解消が進むということは世の中に広がりが出来ることであり、日本全体のクオリティ上昇に繋がります。

  今回のデータはまだ、6月時点でのプリマチュアな数字ですが、今後を期待してみたいと思います。
  環境とCSRのNo.1サイトの「オルタナ・オンライン」で編集長森 摂氏から先月29日付で下記のようなメルマガご案内を頂戴しましたので、ご紹介します。
ご参考URL = http://www.alterna.co.jp/9554
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東瀧 邦次さま

いつもお世話になっております。

世田谷電力、藤野電力、小田原電力--今年7月からの自然エネルギー固定価格買い取り制度(日本版FIT)を機に、世田谷電力や小田原電力など、地域が独自の発電事業に取り組み始めました。

事業の形態は少しずつ違うが、いずれも自治体や市民が主体となって、太陽光など自然エネルギーの供給を目指しているのが共通点です。

今後、こうした「ご当地電力」や「市民電力」が全国各地で続々と生まれそうです。東京・世田谷では、「脱原発」を掲げて当選した保坂展人区長が「世田谷電力」プロジェクトに着手しました。

詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/9554
「エネルギーと民主主義」特集号の購入はこちらから⇒
http://www.fujisan.co.jp/product/1281682296/b/840020/

◆「すごい」「面白い」環境教育の事例を大募集!
オルタナ次号30号(9月末発売予定)の第一特集は「日本の環境教育を100倍面白くする」--です。その中で、全国各地や海外の「すごい」「面白い」「楽しい」環境教育の実例や、すごい先生たちを紹介していきたいと考えています。オルタナ読者ほかの皆さまに、是非、その実例をオルタナ編集部にご紹介頂けましたら幸いです。
応募締め切り: 2012年8月5日(日)
応募方法: どこの環境教育や教育者の何が実際に「すごい」「面白い」「楽しい」のか、具体的にお書き頂き(ワードファイル1ページ以内)、info(a)alterna.co.jp にメールでご送信下さい。
※(a)を@に変えて送信下さい。自薦は受け付けません。他薦のみとさせて頂きます。

=======オルタナ&オルタナS お勧め記事から=======

◆ロンドン五輪は「持続可能性」がテーマ
  http://www.alterna.co.jp/9540
◆「消費税引き上げるんですか?」――野田首相の3年前の演説が話題に
  http://www.alterna.co.jp/9545
◆JICA、「民間連携ボランティア制度」で企業のグローバル化を推進
http://www.alterna.co.jp/9547
◆全日本仏教会「13日の脱原発共同声明とは関係ない」
 http://alternas.jp/uncategorized/2012/07/21696.html
◆生活者のアイデアがアサヒビールやガリバーを動かした
 http://alternas.jp/uncategorized/2012/07/21685.html

◆株式会社オルタナは第2回公募増資の募集を始めました
 http://www.alterna.co.jp/9435

========オルタナ編集長お勧めイベント=========

◆7/22第二回 Sapporo Youth Conference for 3.11
「Sapporo Youth Conference for 3.11」(以下SYC)は、震災
について議論し、支援について考え続けていこうという札幌
の若者の集まりです。SYCを企画するスタッフは、さまざまな
震災支援団体に所属する学生たちです。今年は新入生含め
総勢31人で準備をしています。
とき:7月22日(日)10:30~16:00
ところ:北海道大学クラーク会館( 北海道札幌市北区北8条西5丁目)
詳細⇒ http://syc-311.jugem.jp/?eid=35

◆7/24バイオマス産業社会ネットワーク第115回研究会
自然エネルギー電力買い取り制度(FIT)が始まるなか、木質バイオ
マスのLCAについてディスカッションを行います。
とき:7月24日(火)18:30~20:30
ところ:地球環境パートナーシッププラザ
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F)
テーマ:木質バイオマスLCA評価事業の結果について
講演者:小出理博氏(株式会社森のエネルギー研究所)
参加費:BIN会員 無料、一般 1,000円
申し込み: Eメールmail@npobin.net または電話045-389-1552で
詳細⇒ http://www.geoc.jp/event/seminar/detail?id=351

◆7/27 グリーン経済時代のマーケティング戦略セミナー
「グリーン」を経営の指針にする時代に、グリーンをどのように活かして
マーケティング・経営の質・量・ブランド力を高めるのか。本セミナーでは、
集客アドバイザーとして活躍している野口啓一氏とオルタナの森編集長が解説致します。
とき: 7月27日(金)19:00~20:30 (受付開始:18:30~)
ところ: 三田いきいきプラザ 集会室C(東京都港区芝4-1-17)
参加費:無料(セミナー終了後に懇親会を予定、懇親会費は別途)
詳細・お申し込みは⇒ http://www.alterna.co.jp/9335

◆7/28,8/4 誰が日本の森を救うのか 2012
本セミナーでは、日本の森林と木材利用の今を知り、豊富な資源を誇る日本の森林を賢く活かしながら、次世代にその恵みを受け継ぐ為の取り組みを、参加者の皆さんと一緒に考えます。
大阪講座-------------------
とき:7月28日(土)13:30開場~16:30終了予定
ところ:テラプロジェクト「まちラボ」カレッジ1A sin
(大阪府大阪市北区小松原町2番4号富国生命ビル4F )
講師:赤堀楠雄(林材ライター)、能口秀一 (木材コーディネーター)
定員: 80名 (申込み先着順)
参加費:500円   お申し込み⇒
https://lolipop-dp51047133.ssl-lolipop.jp/soundwoods/20120728osaka-form.html
東京講座-------------------
とき:8月4日(土)13:30 開場~16:30終了予定
ところ: フォーラムミカサエコ
    (千代田区内神田1-18-12 内神田東誠ビル)
講師:田中淳夫 (森林ジャーナリスト)、能口秀一 (木材コーディネーター)
定員: 80名 (申込み先着順) 参加費:500円 お申し込み⇒
https://lolipop-dp51047133.ssl-lolipop.jp/soundwoods/20120804tokyo-form.html

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このメールの転送やブログなどへの転載について弊社の許諾は必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori, @alterna_japan
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  滋賀県大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる事件は、自殺生徒の父親が元同級生らを告訴するなど全国的なマスコミ話題となった。事件が大騒動になって以来、担任教師の男性は表に出なくなり、7月12日に開かれた保護者への説明会にさえ出席をしなかったという。その状況報告をマスコミ記事で以下紹介してみたい。
 

  保護者からは「担任が出てきて説明すべきだ」という声が上がったが、校長は「自分の判断で出席させなかった」との説明一点張り。担任がいじめの様子を見ていながら「そのくらいにしとき」と笑っていたともいわれていて、そうしたことが本当だったのかどうかを出席者は知りたかったのに、説明会では何も答えていないと出席した母親から不満ももらしていた。なぜ彼は当然すべき説明をしようとしなかったのか。

  それは、「彼がしゃべれば、学校がこれまで行なってきたいじめの封印工作がすべてばれてしまうから」(学校関係者)だろうとのこと。それだけではない。学校側が恐れているのは、この担任教師自身に、事件を起こす土壌を作った原因があったことを追及される可能性があるからだといわれる。

  この教師はかねて生徒への「無関心」さが問題視されていたらしい。「彼が以前いた大学の附属中学では、韓国語の教育に力を入れるなど熱心だったそうですが、この中学に移ってからは次第にそうした熱がなくなり、無難にやり過ごす態度が目立っていたようです」(PTA関係者)

  今回の自殺が起きる直前の昨年夏にこの中学校で起きていた“事故”も、担任教師のそうした教育姿勢がもたらしたものではなかったかと、同校生徒の一人が明かしている。「先生が受け持つ柔道の授業で、ある男子生徒が足を怪我したんです。ところが、その先生は『大丈夫だ』といって、怪我でも彼は次の日に行なわれた水泳大会に参加させられた。それで、怪我が悪化してしまったんです。あとでわかったんですが、柔道の授業のときにすでに骨が折れていたようなんです。なのに先生のいうまま、彼は足が真っ赤に腫れた状態のまま水泳大会に出て、終わったあとは全く歩けなくなっていました」

  後に生徒の保護者が、教師にこのことを訴えたところ、そっけない態度で軽く流されてしまったという。この男子生徒は、自殺した生徒のクラスメートだった。この教師は、週刊誌の直撃取材に、鼻唄で「ふふ~ふ~♪」と応じたことがインターネットなどでも批判を浴びたことから、それ以降は自宅にも帰らず、マスコミ記者の訪問した時も不在が続いているとか。

  恥も外聞もなく今回の事件は大津市の教育委員会・学校ぐるみの“見て見ぬふり”を徹底してもみ消しを謀った、関係者全てが被害者家族との正当な対応もしないままに自ら刑事訴訟を招く結果になったといえる。その被害者家族への不信感を煽ったことは同校の関係生徒に対する躾や学校教育の基本姿勢に戦後教育の道徳不在の実体に改めて無責任さが問われていることも当然だ。

  翻って「生涯現役社会づくり」運動展開の活動を通して痛感することは、これだけの超高齢社会到来に対する確定予測が前世紀末から予測されているにもかかわらず、国民に納得できる社会システムの対応策を提示できていない政策責任者の無知に等しい“見て見ぬふり”があり過ぎるのではないか。

  それは政策責任を問える立場の国民、特にシニア人生経験者たちの自覚探究心があれば、いくらでも対応策を市民運動として訴えられる手段がある筈だと思う。どうか一人でも多くの意欲ある『あなたも日本も元気に!』できる生涯現役社会づくりへの関心に目を向けていただきたいものだと願っている。

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