新職場でのシニア世代人間関係づくり
2018年2月2日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ZakZak by 夕刊フジ 2018.1.31
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/180131/eco1801310008-n1.html
【 一 生 働 く ! 】
新 職 場 に お け る シ ニ ア 世 代 の 人 間 関 係 づ く り
面 倒 と 思 わ ず 、 交 流 を 積 極 的 に 楽 し も う
生涯現役を実践中の男女7人が参加した夕刊フジ主催の「シニア懇談会」から送るシリーズ。今回は「新職場での人間関係づくり」について。
■ 積 極 的 な 交 流 を 大 切 に
吉澤潤二さん(69)は、広告業がメーンのDACホールディングス(東京都台東区、石川和則社長)の経理部門責任者として67歳まで勤務し退職、その後、週3日勤務で継続就労している。現在は同グループの新規事業を手掛ける関連会社の経理担当だ。
「当社は社長、副社長、私が70歳近くで、他は30代が大半ですが、彼らとの交流でエネルギーをもらえます」と吉澤さんは言う。同社は登山やバーベキューなどのイベントを多く開催している。吉澤さんも積極的に参加し、若手社員との交流を楽しんでいるという。「社外イベントにおっくうがらず参加することで、若手社員との交流が持て、それが業務上でのスムーズなコミュニケーションに役立ちます。心がけているのは、若手の意見を聞くこと、彼らの目線に合わせることですね。われわれの若い時とは違いますから」(吉澤さん)
どの世代であれ、人間関係のベースは積極的な交流だ。これを面倒と思うか思わないかで、その後の関係性の善しあしが決まるともいえる。
■ 垣 根 を 作 ら な い コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
翻訳会社「A&People(エイアンドピープル)」(東京都渋谷区、浅井満知子社長)に顧問というポジションで勤務する中村新一さん(71)は、ITシステム業務を一手に引き受け、主に社内ITシステム関連、PCヘルプデスクなどで社員をサポートしている。
社長以下のスタッフ全員が女性という同社で、男性は中村さんだけなので、何かと頼りにされることが多いという。「中村さんは顧問というポジションですが、ちょっとした力仕事や高所の電球交換などの雑務にも快く対応してくれます。女性ばかりの社内で、とても頼もしい存在です」と同社の広報担当者は話す。
シニアで男性という立場ながら、中村さんは社員の誕生会や旅行などにも必ず声がかかり、参加しているという。年齢や性別、ポジションが異なっても垣根を作ることなく行動し、コミュニケーションをとることは、シニア世代が新しい職場で働く際にとても大切だ。
(「オレンジ世代」取材班 )
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ZakZak by 夕刊フジ 2018.1.31
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/180131/eco1801310008-n1.html
【 一 生 働 く ! 】
新 職 場 に お け る シ ニ ア 世 代 の 人 間 関 係 づ く り
面 倒 と 思 わ ず 、 交 流 を 積 極 的 に 楽 し も う
生涯現役を実践中の男女7人が参加した夕刊フジ主催の「シニア懇談会」から送るシリーズ。今回は「新職場での人間関係づくり」について。
■ 積 極 的 な 交 流 を 大 切 に
吉澤潤二さん(69)は、広告業がメーンのDACホールディングス(東京都台東区、石川和則社長)の経理部門責任者として67歳まで勤務し退職、その後、週3日勤務で継続就労している。現在は同グループの新規事業を手掛ける関連会社の経理担当だ。
「当社は社長、副社長、私が70歳近くで、他は30代が大半ですが、彼らとの交流でエネルギーをもらえます」と吉澤さんは言う。同社は登山やバーベキューなどのイベントを多く開催している。吉澤さんも積極的に参加し、若手社員との交流を楽しんでいるという。「社外イベントにおっくうがらず参加することで、若手社員との交流が持て、それが業務上でのスムーズなコミュニケーションに役立ちます。心がけているのは、若手の意見を聞くこと、彼らの目線に合わせることですね。われわれの若い時とは違いますから」(吉澤さん)
どの世代であれ、人間関係のベースは積極的な交流だ。これを面倒と思うか思わないかで、その後の関係性の善しあしが決まるともいえる。
■ 垣 根 を 作 ら な い コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
翻訳会社「A&People(エイアンドピープル)」(東京都渋谷区、浅井満知子社長)に顧問というポジションで勤務する中村新一さん(71)は、ITシステム業務を一手に引き受け、主に社内ITシステム関連、PCヘルプデスクなどで社員をサポートしている。
社長以下のスタッフ全員が女性という同社で、男性は中村さんだけなので、何かと頼りにされることが多いという。「中村さんは顧問というポジションですが、ちょっとした力仕事や高所の電球交換などの雑務にも快く対応してくれます。女性ばかりの社内で、とても頼もしい存在です」と同社の広報担当者は話す。
シニアで男性という立場ながら、中村さんは社員の誕生会や旅行などにも必ず声がかかり、参加しているという。年齢や性別、ポジションが異なっても垣根を作ることなく行動し、コミュニケーションをとることは、シニア世代が新しい職場で働く際にとても大切だ。
(「オレンジ世代」取材班 )