日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会  &
  NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
        東  瀧   会  長  様

あ け ま し て お め で と う ご ざ い ま す 
お正月はいかがお過ごしでしたか。
今年は飛躍の年になるよう願っておりますので、ご支援下さい。
人間教育塾の実施案をお送りしますのでご配慮お願い申し上げます。 

                          人間教育塾主宰 竹 村 之 宏
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
 「 人 間 教 育 塾 」第1回 開 催 ご 案 内

 『 人 間 教 育 塾 の 目 的 ・ 
     超 高 齢 社 会 を 明 る く 元 気 に 生 き る 』

  高齢社会を迎えて、健康問題、医療費の高騰、生き甲斐問題など、主として悲観的な問題ばかりがクローズアップされています。これでは高齢者も現役世代の人びとも希望が持てないのではないでしょうか。
  見方を変えれば、高齢社会はプラスの面もあり、けして悲観的でマイナス評価される社会ではありません。多くの国民が世界的に長寿であるということは日本が大変豊かな国である事の証明です。空気が良い自然に恵まれていること、安全で栄養価の高い食物が豊富なこと、レベルの高い医療があること、世界トップクラスの経済力があること等、長寿を育む要因に恵まれています。
  次は、このように恵まれた環境の中で、1人ひとりがどうやって生き甲斐を見つけて行くかが、これからの問題になるでしょう。大切なことは、高齢者と現役世代の区別なく、生涯現役の視点に立って人生観を確立することが大切ではないでしょうか。学問はこのことに貢献出来ると思います。
  いたずらに悲観することなく、相互啓発を通じてより高い自己成長を目指しましょう。  

1.講師・竹 村  之 宏(多摩大学名誉教授)

2.日程・平成27年 1月 2 7 日 火曜日    午後1時~3時

3.会場・日本生涯現役推進協議会(ライフ・ベンチャー事務所)
     103ー0028  東京都千代田区八重洲1―7―20
            八 重 洲 口 会 館  地 下 2 階
     電話・03―3517ー6667   FAⅩ・03―3517―6668
(東京駅八重洲北口前の八重洲大通りの横断歩道を渡った所・1階は日興証券)

4.テーマ・学 問 の す す め ( 生 涯 現 役 社 会 の た め に )
  .① 学問は豊かな人生と発想の原点
   ② 現役時代からの学問の積み重ねが高齢社会に活きる
   ③ 学問に取り組むことが長寿の秘訣
   ④ ノーベル賞と無用の用に学ぶこと
   ⑤ 学問と大震災の関係について

5.参加費・ 会員1000円(非会員2000円)

6.申込み・日本生涯現役推進協議会事務局へ(電話かFAⅩにて)
                                           以 上
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      「加藤特許事務所 ~知財 とびうめ便り~」 Vol.40
 発信日:2015年 1月 5日                 発信者:加藤特許事務所
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★ 目 次 ★
 1.所長コラム
  ●新年を迎えて
 2.知財ニュース
  ●2013年世界特許出願件数、前年比9%増の257万件、  
   中国3年連続1位、日本は3位
 3.連載 知財講座
  ●第40回:PCT出願
 4.イベント案内
  ●新たな特許情報提供サービスの説明会開催
 5.事務所からのお知らせ
  ●国際出願関係手数料の改定のお知らせ
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1.所長コラム
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●新年を迎えて
 新年明けましておめでとうございます。
 皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。
 昨年は行き届かない点も多々あったかと思いますが、皆様の御蔭で一年を大過なく過ごすことができ、所員一同、心より御礼申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年は加藤特許事務所にとって創業20周年の節目の年であり、また光栄にも知財功労賞特許庁長官表彰を受賞した記念すべき年でありました。
 本年は、心機一転、新生加藤特許事務所として初年度となる年でもあります。
 皆様ご承知の通り、社会構造の変化や世界経済の動きに連動し、知的財産制度を取り巻く状況も、ここ数年で大きく変貌を遂げました。このことは、特許事務所の存在意義が問われていることでもあり、時代の変化に対応しない旧態然とした特許事務所が生きていけなくなることを意味します。従来の単なる出願業務のみでは、お客様の真の要望に応え、心からの信頼を得ることは本当に困難な時代になりました。
 私はこのようなことに思いを馳せ、浅学非才の身で誠に無謀ながら、創業直後から権利化された技術のビジネス化支援に力を注いでまいりました。
 皆様ご承知の通り、ビジネス化支援はそう簡単なことではありません。優れた能力と広いネットワークを持つ多くの優秀な人がチャレンジしても、万に一つ成功するかしないかの本当に厳しい世界であります。
 卓越した技術でなければ市場競争性がありませんし、逆に革新的な技術であればあるほどそれが世の中に受け入れられるには、大きな障害を乗り越えなればなりません。また出口が全く見えない気の遠くなるような長い年月に耐える精神力も必要です。
 しかしながらこれ以外に、知的財産制度を活用した九州地区の活性化は不可能であると確信し、またそれが弁理士の使命であると信じ、私は、今まで頑張ってまいりました。
 神様にその願いが通じたのだと思いますが、本当に幸いなことに、昨年は弊所にとって大きな成果が出た年でありました。
 一つ目は、遠赤外線技術に関するものです。
 開発者の苦節30年の努力が実り、現在世界で最大の問題となっている医療技術に対する一つの答えを出すことが出来ました。昨年はジュネーブにある国際機関でのプレゼンも成功し、本年は本格的なデビューが見込まれます。
 またこの技術は、現在評価されている分野にとどまらず、太陽風をエネルギーとするチャージレスバッテリー、食糧問題を根底から解決する人工光合成技術、また、人体や環境に優しい完全無農薬農業の実践など、他の多くの用途への応用も同時にすすんでおり、科学史に残る素晴らしい業績と言えます。
 このような技術に巡りあったことを本当に感謝するところです。將に弁理士冥利に尽きるということでしょうか。
 二つ目は、大幅なコストカットが可能なカーボンナノチューブに関する技術であります。あるホテルでの一年以上に渡る実験では、従来2500万円程度掛かっていたボイラー燃料費を200万円程度に、すなわち90%以上コストカットできることを確認しました。
 この熱源に関する技術はこの他にさまざまな分野への応用が可能で、本年からその展開に力を注ぐ予定であります。
 誠に残念ながら現段階で公表できませんが、この開発者は、このほかにも様々な革新的技術を開発しており、本年は世界展開の目処も立って本当に楽しみであります。
 この二つの事例から言えることは、開発者は可能な限りビジネスには口を出さず、開発に徹底する方がうまくいくということです。そのためには、繰り返し申し上げているように、優れた技術をビジネスに結びつける役目を担う人が必要となります。
 この他3つほどの素晴らしい技術を世の中にデビューさせることができました。
 このいずれもが、今後大きく発展していくことが期待できます。
 本年、加藤特許事務所では、このようなビジネス化支援サービスをさらに大幅に拡充し、また支援のための様々なネットワーク、例えば、九州に特化した数十億円規模のファンドの活用、事業化支援を得意とするコンサルティング会社や、販売促進に卓越した実績を持つ新進気鋭のデザイナーとの連携強化を図り、真にお客様に喜ばれる、どこにもないサービスの提供をしてまいる所存でございます。
 このことが、技術力には優れるもののビジネス化がうまくいかない九州地区の活性化につながり、さらには、そのことを通して、ものづくり日本全体の活性化、すなわち日本国民が自信を取り戻し、世界に冠たる幸せを実感できる国となることに繋がるものと信じております。
 さらに本年は、今後少なくとも30年間持続可能な特許事務所を目指し、加藤久自身の進退を含め、加藤特許事務所の世代交代を加速する年でも有ります。昨年年頭に西暦2020年を計画年度とする事業計画を策定し、その計画達成のために、所員の主要部分を30代、40代、50代で構成し、知的財産制度に関連するサービスの質を飛躍的に高めつつ、次世代、次次世代へのスムーズな交代をも可能にして参ります。
 以上のことを通し、本年はさらに皆様に喜んでいただける事務所を目指してまいりますので、引き続きご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、本年が皆様にとって輝かしい年となりますよう、所員一同心よりご祈念申し上げます。
                        所長 弁理士 加藤 久
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2.知財ニュース
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●2013年世界特許出願件数、前年比9%増の257万件、中国3年連続1位、日本は3位

 世界知的所有権機関(WIPO)は12月16日、世界の特許、商標、意匠の出願件数などをまとめた「世界知的所有権統計」(World Intellectual Property Indicators 2013)を発表しました。
 世界全体の特許出願件数は、前年比9%増で257万件です。国別では、中国が82.5件(前年比26.4%増)で3年連続1位、次いで2位アメリカ57.2万件(同8.7%増)、3位日本32.5万件(同4.2%減)、4位韓国20.5万件、5位EPO(欧州)14.8万件となっています。
 また、世界全体の商標出願件数は、前年比9%増で487万件です。国別では、中国が圧倒的な1位で188万件(世界の約40%)、2位アメリカ48.6万件、3位OHIM(欧州)32.5万件、4位韓国20.5万件などとなっています。
 詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2014/article_0018.html
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3.連載 知財講座
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第40回:PCT出願
 PCT出願とは、特許協力条約(PCT:Patent Cooperation Treaty)に基づく国際出願のことを言います。これは、ひとつの出願によって、PCT加盟国すべてに同時に出願したことと同じ効果を与える出願制度です。
 2013年度の加盟国全体での出願件数は、約20.5万件でした。この出願は、日本語でも行うことができ、2013年の日本語での出願件数は、約4.3万件でした。全加盟国の総出願件数、日本語の出願件数ともに毎年増加傾向にあります。
 PCT出願以外の方法として、外国で特許権を取得するために出願手続きを行う場合は、一般的には日本に出願してから1年以内に優先権主張をし、権利化したいそれぞれの国毎に所定の翻訳文等を付けて直接出願をおこないます。
 一方、PCT出願を利用する場合は、一般的には日本に出願(基礎出願)してから1年以内に優先権主張をして、日本語でPCT出願をします。これにより、PCT加盟国すべてに対して出願したものとされます。
 その後、移行期限(多くの国が基礎出願日から30か月)までに、各国に移行する手続きを行い、それぞれの国で審査され、移行した国毎に登録されるかの判断がされます。すなわち、PCT出願(30か月)を利用すると、直接出願(1年)よりも、権利化したい国を決めるまでの検討期間が長くなります。
 特許出願は、研究成果がまとまってきた早い段階で出願されるため、事業としてどこの国で権利化すべきかの検討期間が必要なときに、ひとまずPCT出願をしておき、検討期間を確保するという利用がされています。
 また、最終的な審査は各国でされますが、PCT出願をすると国際段階で見解書を伴う国際調査報告(ISR)が発行されるため、出願後の早い段階で特許性の判断が得られます。さらに必要に応じて補正等を行い国際予備審査も請求することもできます。
 ただし、PCT出願自体に費用が発生し、その後、各国移行時にも翻訳等は必要になるため、移行国が少ない場合、その国に直接出願しておいた方が総額の費用は抑えられる可能性があります。また、台湾などのようにPCT出願では出願できない国もあるため、どの国で権利化したいのかはある程度早めに決めておくことも重要です。
 PCT出願は、国際的な事業展開を行う上で重要なため、弊所でも取り扱い件数が増えている手続きです。各種減免制度等もあるので、最新の情報をご提供し、どのように手続を進めたほうが良いかご提案させて頂きます。
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4.イベント案内
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●新たな特許情報提供サービスの説明会開催
 工業所有権情報・研修館は、現行の特許電子図書館(IPDL)を刷新して、平成27年3月23日より、新たな特許情報(実用新案、意匠、商標を含む)提供サービスとして、特許情報プラットフォーム(略称:J-PlatPat)を開始いたします。
 このサービス開始に先立ち、「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」の説明会が、福岡にて下記の要領で開催されます。
[日時]平成27年1月28日(水)13:30~14:45
[場所]八重洲博多ビル(福岡市博多区博多駅東2-18-30)3階会議室6
[定員]50名 ※受講料無料
 申込方法等、詳細は下記のURLをご覧ください
[URL] http://www.inpit.go.jp/info/j_platpat_info/setumeikai/h26fywm.html
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5.事務所からのお知らせ
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●国際出願関係手数料の改定のお知らせ
 2015年1月1日以降、PCT国際出願関係の手数料が改定されます。以下に一例を示します。
PCT国際出願時
 ・国際出願手数料(30枚まで) 154,800円 → 150,900円(▲3,900円)
 ・オンライン出願の減額    34,900円 → 34,000円(▲900円)
予備審査請求時
 ・取扱手数料         23,300円 → 22,700円(▲600円)
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加藤特許事務所
 編集・発行  加藤特許事務所 -メルマガ事務局-
 福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
 URL:http://www.kato-pat.jp/
 TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会  &
  NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
        東  瀧   邦  次  様

松井武久です。新年明けましておめでとうございます。
ご家族共々お元気に良いお年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
私は12月29日から1日まで、沖縄で長男家族と年末年始を過ごしました。
今年の目標と昨年の実績を記述した年賀状を添付しますのでご覧下さい。

<私の夢を記述しますのでお付き合い下さい>
(1)世界平和の夢
◆世界の食糧危機への対応と技術革新
2050年には、世界人口は90億人となり食糧不足が懸念されています。少しでも役立てばとの想いで5年前に設立した未来農林事業開発研究会(*1)を更に発展させたいと願っています。なお、平成26年度シンポジウム(研究成果発表会)を1月30日に開催しますのでご関心のある方は是非ご参加ください。
(*1)詳細はHPをご覧ください<www.mirai-norin.com>
◆環境保全への対応
経済の発展に伴い、地球規模で自然破壊と公害問題が多発しています。更なる環境技術の研究開発と日本の優れた技術を発展途上国へ移転する活動に注力しています。
(中国、韓国、台湾、モンゴル、東南アジア等)
(2)日本平和への夢
◆少子高齢化社会の構築への参加
少子高齢化が進む中、多くの国民が不安と危機感を抱いています。近い将来迎える少子高齢化社会の理想像を描き、その実現に向けた新たな発想が求められています。リスクマネジメント協会(*2)の活動を通じて、これまで以上に会員の皆さんと研究を重ね、機関誌投稿や講演会等の機会を捉えて社会に発信します。(*2)の詳細はHPを参照下さい。
http://www.arm.or.jp
◆ベンチャー企業の支援(J-SCORE活動)
過去10年間、(社)日本工業技術振興協会(JTTAS)(*3)のボランティア事業としてJ-SCORE活動(ベンチャー企業を開発から事業化まで支援する)を全国規模に発展させ、経済の底辺を支える中小企業の発展により日本の長期安定に貢献したいと考えています。
J-SCOREの構想とこれまでの実績は添付資料を、(*3)の詳細はHPを参照下さい。<http://www.jttas.or.jp
(3)地方創生(地域の発展)への夢
東京一極集中と山村地域の崩壊が懸念されています。その対策として地方再生が叫ばれています。
◆つくば地区の発展
過去10年間、「夢追いサロンつくば(*4)」の活動として、多くの方に夢を語って頂きました。その活動の成果が認められ、昨年から2年間、(財団)総合科学研究機構(CROSS)の特任研究員として任命されました。この機会を活かし、つくば地区を「世界に誇れる自然と技術の調和した街つくり」に貢献したいと夢を抱いています。
詳細は添付資料「つくばの夢の街つくり構想」と夢追いサロン(*4)はHPをご覧ください。<http://www.yumeoi-tsukuba.org
◆郷里萩への想い
私は大学や企業の講演会で「山口県萩市出身、尊敬する人は吉田松陰、松陰の門下生です」と自己紹介をしています。4日からNHK大河ドラマ(花燃ゆ)が始まります。明治維新は萩の下級武士が活躍しています。これからの日本を変えるには、地域出身者が先頭に立って「地域改革」に挑戦することが重要だと認識しています。これまでも
「ふるさと納税」や「贈呈品に萩の名産」を活用していますが、更に萩の発展に貢献したいと夢を膨らませています。
(4)自分自身の夢
◆「美しく老いる。楽しく終わる」
母親が3年間寝たきり(死去)、兄が58歳から脳梗塞で半身不随(現在74歳)、と身近で「身体障害者の不自由な生活と介護者の大変さ」を見ているので、自分としては「人に迷惑をかけず、自立して充実した生活」を夢に、「P/P/K:ピンピンコロリ」を人生最後の目標に、今後も生涯現役(ボランティアとコンサルタント)を継続することを自分に誓い、60歳から始めたマラソンを目標に掲げ、日々足腰を鍛えることに心がけています。
◆人間塾の開設
私の好きな言葉は、①「夢は人生を豊かにする」、②「格差・差別のない世界」です。①については、「夢追いサロンつくば」の活動を更に拡大したい。
②については、近年、貧富の格差が増大し、それに伴い教育環境に格差が生じています。「お金のある人が保育園へ、塾に行ける人が高校・大学へ進学し易い、大企業では社会常識や高度専門知識が習得できるが中小企業では受けれない」ことは、教育格差が貧富の格差を広げる悪循環を生み、日本を不安定な社会へ誘導することになります。
老若男女、全ての人が色々な知識を学べる場として「人間塾」を作り、幼児・小学・中学・高校向け教育から大人向けに日本文化(琴、三味線、お花、お茶、民謡、かるた、日本人形、盆栽、等)、日本食文化(日本料理、漬物)、経営学(経営工学、管理工学、その他)を定期的に開講し、講師として多くの優れた先人(シニア)の方にご自身の夢や経験を語って頂くことを夢見ています。
今年も新たな目標をたてスタートを切りました。
お互いに大きな夢を抱き、その夢の実現を目指して、元気に充実した日々を送りましょう!!
これまでと変わらぬご支援・ご協力・ご指導をよろしくお願い申し上げます。
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技術経営研究センター(MTRC)
所長   松 井 武 久
〒153-0061東京都目黒区中目黒5-7-16
TEL・FAX 03-3760-8726
携帯電話 090-7008-6065
Mail:新<matsuit@yk2.so-net.ne.jp>
:旧<tmatsui@polka.ocn.ne.jp>
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たかが「生涯現役」されど「生涯現役」№6

「生涯現役」と人間学 その②

「 4 0 代 、 5 0 代 の 生 涯 現 役 」 を 考 え る ~ 
          団 塊 世 代 生 涯 現 役 モ デ ル の 終 焉 ~

                         冨山社会人大楽塾 代表 柳原 正年

  団塊の世代以上の「終身雇用」という幻想にもとづく生涯現役モデルは、一つのレールを走る「就社」スタイルだった。男女ともに20歳前後で就職し、20代で結婚すると、女性の多くは寿退社、主婦として家庭に入った。一方男性はそのまま会社で働き続け扶養家族の生計を支える。子供が生まれある程度大きくなると、女性はM字型社会復帰、パートなどで家計を補助、夫は定年まで勤めあげて退職、その後は年金生活を送るというライフスタイルが基本であった。

  このモデルは戦後生まれの世代(1940年~1960年頃に生まれた世代)の活躍とともに確立したが、このシステムは1990初頭のバブル崩壊により限界を迎える。それはバブル崩壊による会社生き残りのための村社会の崩壊序曲であり、「会社に生涯守ってもらえる」という幻想への気付でもあった。

  団塊世代(1947年~1949年のベビーブーム生まれ)型・キャリアモデルのコアであった終身雇用制度は、労使協調と生産性の向上による優れた製造システムを実現したが、その後経済の主体がサービス業やIT産業に移行、グローバル化によるビジネスモデルの変化に対応できなくなったのである。団塊の世代型「終身雇用」モデルは変革を押しつぶしその後日本企業は衰退へと追い込まれる。

  団塊の世代型キャリアモデルでは「就職ではなく就社する」が原則で、村社会を形成してきた。その後続いた20年不況はこの村社会の掟を守るためのあがきであった。「終身・就社」するシステムの温存は団塊ジュニア(1971年~1974年)以上の世代は何とか逃げ切れる(恩恵を享受)かもしれないが、それ以下の若い世代をこのモデルで支え切れない状態である。

  また「平均寿命の延びに伴う年金制度の危機」や「政府の財政危機」など、若い世代に具体的に迫る危機もある。「平均寿命の延び」や「終身雇用」に迫る危機である。ITの進化とグローバル化により、会社寿命は極端に短くなっている。東証一部上場企業には創業100年を超す会社も残っているが、一般的には30年~10年とも言われている。特にIT産業は10年が生き残り勝負の年数だという。

  年金支給開始年齢が65歳から70歳になろうとしている現状では、50年働くのが当たり前(20歳~70歳)という時代が来ると思われる。すなわち平均的な会社寿命より、個人の現役期間の方が長いことになる。

  当然終身雇用を軸としたキャリアモデルが崩壊する。そうなれば、自分が働いている間に会社が潰れるか、経営危機に陥りリストラされるか覚悟しておかなければならない。

  たとえ上場の大企業に正社員として就社していてもある日突然経営危機に陥り、リストラされ再就職ができず、年金でも暮らせないという悲惨な運命をたどるかもしれない。

  一つの会社に命運を預けるリスクを克服し、新しい働き方を考えることが、これからの40代50代に求められる。

  会社・年金・国にも頼れない、30代以下の世代については大変深刻な事態であるが、本コラムでいう若者向け(40代・50代)生涯現役「アクティブライフ」活動は、今後生涯現役推進協議会が構想する「生涯現役プロデューサー」が新システムとして構築提案するであろう。

  新生涯現役人材とは、自らの意志で特定の領域を選んで人間関係を構築でき、知識や技術を磨きながらマーケットで評価される「自分ブランド」を築ける人、すなわち「自らの力」で時間を費やし、生き抜くための環境を作りだす力を醸成することであろう。

  次回は「いよいよ始まる生涯現役による地方創生」~「日本生涯現役学会」の設立と「実践道場(ネバーギブアップ塾)」プロデューサーの全国展開への期待~を述べたい。
「生涯現役」と人間学  その①
     生 涯 現 役 と い う 言 葉 の 捉 え 方
                          冨山社会人大楽塾 代表 柳原 正年

  「生涯現役」とは何かと問われるとすぐに答えられる人は少ない。25年近くこのテーマに取り組んできた実践者としても定義することは難しい。それは百人百様の人生の生きざまであり、人間学として捉えなければならないからだ。

  ヴィキペディア(フリー百科事典)によれば、現役(げんえき)とは、『原義において「現在兵役に服していること」をさす。また、軍事以外の一般の場合においては、「当該の立場に在ること」を意味する』また『一般に「現役」とは、人がある職に就いている状態を指す。
  この場合の対義語には「引退」「退職」「OB」「老後」などがあてはまる。老後の暮らしを送る者をさして「現役」という場合は、その人が現役の人のように壮健であることを意味する。この場合の対義語には「老けた」「衰えた」などがあてはまる』と定義している。
又goo辞典では、生涯とは『(1)この世に生きている間、一生の間、終生、副詞的にも用いる。「教育に―をささげる」「―忘れられない出来事」(2) 一生のうち、ある事に関係した期間。「政治家としての―」(3) いのち、生命』と記載されている。

  「生涯現役」について姫路市では次の通り定義している。以下姫路市ホームページ(http://www.city.himeji.lg.jp/s30/2212986/_5066.html)から引用。
  『生涯現役には、(1)健康、(2)自立、(3)活動という3つの要素がある。しかし、これらは単に病気や障害がない、とか、介護を受けていない、というような状態を指すのではありません。たとえ、病気や障害があっても、自分はおおむね健康だと感じていて、必要なときには支援を受けながら自らの選択と責任に基づいて日常生活を送り、家事や仕事、趣味やボランティアなど、家庭や地域においていきいきと活動していること、これが「生涯現役」なのです。
  「生涯現役」は、誰にとっても同じ状態というわけではありません。先ほどの3つの要素の強さやバランスは人それぞれ。その人に合った「生涯現役」を目指すことが重要です。生涯現役で過ごすことで、毎日の生活に充実感、満足感が生まれます。この充実感、満足感がさらなる活動への原動力になります。この良い循環によって、心豊かな、質の高い生活を送ることができるのです』

  生涯現役活動の草分けである、東瀧氏(日本生涯現役推進協議会・ライフ・ベンチャー。クラブ代表)によれば、「生きがいある人生が、世の中に役立つこと」と表現している。英語では日本の「生涯現役」に対応する言葉はないが、あえて表現すれば「ネバーギブアップ」になるという。

  また、東瀧氏のブログ「http://40591.diarynote.jp/201412230915564312」によれば、日本生涯現役推進協議会の活動基本コンセプトにおける定義として、次の4項目をあげている。(1)直ぐに経済的利益を得ようとする活動ではなく、(2)社会貢献になることを目的とする活動であり、(3)結果として、社会から感謝される喜びが与えられ、(4)経済的利益をも戴けることも多い

  いずれにしても「生涯現役」とは、人間そのものの活動であり、どの活動でなければいい悪いというべきものでない。それは一人一人の「人生の生きざま」を表し、その達成手段が「ビジネスなのか、ボランティアなのか、生涯学習なのか」という選択コースなのである。
  日本の縦割り行政は、生涯現役の実現スタイルを、経済産業省系はビジネスとして、厚生労働省系は生きがい作りとしての就職や、地域支援デビューとしてのボランティア活動、文部科学省系は、生涯学習による社会参加と称し、バラバラで一元化していない。
  現時点では、高齢社会対応の「幸福な老い(サクセスフル・エイジング)」構築支援は最優先課題であるが、「生涯現役」を若い世代向けに「アクティブライフ」と置き換えるとすれば、次の日本を支える40代、50代の団塊ジュニア以下(日本型終身雇用崩壊世代)へ新しい「生涯現役」の在り方を開発提供する必要があろう。

  次回は団塊世代生涯現役モデルの崩壊に伴い「40代、50代の生涯現役とは何か」について述べたい。
日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
   特定非営利活動法人 ラ  イ  フ ・ ベ  ン  チ  ャ  ー ・ ク  ラ  ブ
                     ご   関   係   者   の   皆   様


謹 ん で 新 春 の ご 挨 拶 を 申 し 上 げ ま す

   昨 年 も 大 変 お 世 話 に な り  本 当 に 有 難 う ご ざ い ま し た

   皆 さ ま ご 一 家 の ご 健 康 と ご 多 幸 を 心 か ら お 祈 り い た し ま す

   本 年 も ど う ぞ よ ろ し く ご 指 導 ご 鞭 撻 を お 願 い 申 し 上 げ ま す

      2 0 1 5 年 ( 平 成 2 7 年 )    元 旦

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『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役道場へのご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります! 
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2014年実施サミット/2015年春開催日(各土曜午後1時30分)
 第20回5/10(済)   第1回11/8(済)   第2回4/25(予定)   
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2015年1月~6月(理事会/13:00 & 生涯現役塾/15:00・18:00)
1/28    2/25(総会)  3/25    4/22    5/27    6/24
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2015年1月~6月(火曜会 & 木曜会随時相談:東瀧担当/各11:00)
【ご参加は事前に予約確認願います。会員:無料/未会員:千円】
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日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
      NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ        
               代  表   東   瀧    邦   次   
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
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【ご参考2015元旦主要新聞トップ・論説】

  元旦発行版で購入新聞7紙の表紙トップ記事と新年社説〔論説〕は
次のとおりです。

神奈川新聞   横浜線 地下化へ/相模原/市長「まちづくり一体的に」
        〔論説〕時代の正体/戦後70年/愚かしさ省み歯止めを

東京新聞    武器購入国に資金援助/途上国向け制度検討/
         軍事用途版ODAに
        〔社説〕戦後70年のルネサンス/年のはじめに考える

朝日新聞    個の力紡ぎ 世界に/鏡の中の日本 戦後70年 第1部 装う
        〔社説〕「自虐」や「自尊」を超えて/グローバル時代の歴史

毎日新聞    再生 国に頼らず/4000人の村 住民が道路整備/
         浮いた6億円で人口減に歯止め
        〔社説〕脱・序列思考のすすめ/戦後70年/日本と東アジア

産経新聞    時を越え 眠り続ける「誇り」/ベリリュー島の戦い/      
         天皇の島から 戦後70年序章
        〔社説〕覚悟と決意の成熟社会に/年のはじめに

日本経済新聞  変えるのは あなた/「契約社員」が残業の岩盤崩す/      
         働きかた Next 1
        〔社説〕戦後70年の統治のかたちづくりを

読売新聞    ビットコイン 警視庁解析/不正操作で99%消失/
         マウント社管理 捜査へ
        〔社説〕日本の活路を切り開く年に/成長力強化で人口減に挑もう
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
     ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン  ニ  ュ  ー  ス
      事務局報告 第 1 3 1 号            2 0 1 4 年 1 2 月 3 1 日発行

◎  2014年活動ご尽力歳末感謝と『第2回 生涯現役サミット』企画案募集

  平素日本生涯現役推進協議会&NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動にご尽力くださる会員皆様には、2014年「生涯現役社会づくり」ネットワーク活動への格別なるご支援を賜わり、本年歳末に際し重ねて有難く厚く御礼申し上げます。   

  2004年6月開催の『日本生涯現役推進協議会発足記念第1回forum』から11月8日(土)ご支援のもと成功裏に終了した『第1回生涯現役Summit』の開催記録をご参考までに下記掲載いたします。これまで原則的に毎春秋年2回を開催時期として、私たちの『生涯現役社会づくり』推進への啓発活動として、運営実行委員皆様の協働ご奉仕はもとより、ご出席皆様の多大なご芳志に改めて深謝いたします。

  私たち生涯現役仲間内輪の実践報告を中心に、会員口コミによる仲間ネットワーク拡充することに重点をおいた①~⑳回の各Forumは、『生涯現役社会づくり』啓発仲間が中心の集会でした。しかし、今秋開催の『①生涯現役Summit』は、昨年来の厚労省「生涯現役社会の実現をめざす就業支援」用語の一般普及時代到来を勘案し、本格的な日本生涯現役推進協議会の主導『生涯現役社会づくり』新展開期を迎えたと確信いたしました。

  そこでこのたび私たち日本生涯現役推進協議会主催:民間主導『生涯現役Summit』は次回第21回開催も民間主導軸足で『生涯現役社会づくり』市民活動に意欲的な地域行政団体や企業・大学、中央関係省庁にも呼びかける『生涯現役SUMMIT』構想を一段と推進する企画で一般公募でも積極的に継続します。

  どうか『生涯現役プロデューサー』仮登録皆様はもとより、会員皆様方の地元自治体やご出身企業や郷里、所属団体の如何を問わずご遠慮なく次回第2回SUMMITでの首脳会議ご提言や、関係者ご動員への創意工夫を思う存分発揮していただきたいと願っております。
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!  
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2014年:実施EVENT/2015年SUMMIT:開催日(各土曜午後1時30分)
 第20回記念5/10(済) 第1回11/8(済)  第2回4/25(予定) 
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2015/1(理事会/13:00 & 生涯現役塾/15:00 & 18:00)~2015/6
  1/28     2/25    3/25     4/22    5/27     6/24
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【ご参考】  発足第1回記念Forum~改称第1回記念Summit 開催記録

 回     開催日          テーマ                
第 1 回  2004.06.30  『21世紀 生涯現役の時代 来たる!』   
第 2 回  2004.11.11  『生涯現役の成功実例発表フォーラム』        
第 3 回  2005.02.11  『生涯現役の時代にどう備えるか』       
第 4 回  2005.05.02  『生涯現役人生にどう取り組むか!』        
第 5 回  2005.10.05  『企業人から社会人への新たな出発』               
第 6 回  2006.04.29  『生涯現役シニア・ベンチャーの時代』               
第 7 回  2006.11.11  『挑戦するシニア就業のススメ』                     
第 8 回  2007.06.23  『生涯現役で自己実現の夢を実現する』              
第 9 回  2007.10.03  『生きがい創造シンポジウム』           
第10回   2008.04.26  『団塊世代の仕事とお金のこれから』   
第11回  2008.10.25   シニア・次世代の交流で『日本を元気に!』      
第12回  2009.04.25  “こころ”と“いのち”が触れ合い 日本を元気に!   
第13回  2010.06.12   日本を元気に! 世代を超えて 明日に挑む
第14回  2011.06.11   全世代で日本を元気に!! 生涯現役フォーラム    
第15回  2011.12.03   アイデアたっぷり! 生涯現役フォーラム     
第16回  2012.05.19   あなたが動いて 日本を変える! 2012第一弾  
第17回  2012.11.03   『世代を超えた リアルなホンネ 大激論』
第18回  2013.05.18   市民が創る新しい日本 市民が決める『生涯現役社会』  
第19回  2013.11.09   あなたが創る活力ある日本 21世紀は『生涯現役社会』  
第20回  2014.05.10  『国に任せず 市民が動く 生涯現役社会』  
第 1 回  2014.11.08  『6Leader:「生涯現役社会づくり」実践活動発表会』     
第 2 回  2015.04.25  『 ? ? ? ? ? ? ? 』       以 上                        ---------------------------------------------------------------------------------------------------
◎  2 0 1 4 / 1 2 / 1 ~ 2 0 1 4 /1 2 / 3 1 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
   日 付                  タイトル
2014年12月31日   「日本生涯現役推進協議会」:会報 131号
2014年12月30日   NPO ライフ・ベンチャー・クラブ会報111号
2014年12月29日   NHK/大ヒットの立役者:夢追う中年3人組
2014年12月28日   「希望の歌」生んだ!中高年の壮絶な人生
2014年12月27日   日本実力底上げ:人口減を生産性で克服
2014年12月26日   第348回塾:江島優氏/下條武男氏ご紹介
2014年12月25日   竹村理事:「人間教育塾」第1回開催案内
2014年12月24日   生涯現役協HP:NPO・LVC MAILの改変
2014年12月23日   遠藤寿彦氏26/1/10:プリマ課外授業開催
2014年12月22日   たかが「生涯現役」されど「生涯現役」№4
2014年12月21日   青木 功氏:“生涯現役”宣言!50周年祝会
2014年12月20日   12月度合同理事会・2015年望年会ご報告
2014年12月19日   菅原氏の遺言:失われた命は取り戻せぬ
2014年12月18日   J.I.Mail-Net No.685 2014.12.18 発行 紹介
2014年12月17日   新年1/15(木)Prowise Business Forum紹介
2014年12月16日   第348回生涯現役塾&2015望年会ご案内
2014年12月15日   たかが「生涯現役」されど「生涯現役」№3
2014年12月14日   生涯現役主流医師業&定年退役派14.5%
2014年12月13日   SFN Special 対談「生 涯 現 役 力」の連載
2014年12月12日   開票速報の「当確」発表裏口情報 観察力
2014年12月11日   2015/1/18-19『自治体財政研究会』ご紹介
2014年12月10日   第47回衆議院議員総選挙にどう行動する
2014年12月 9日   Altarna:赤いリンゴ/校長先生/日立製作所
2014年12月 8日   たかが「生涯現役」されど「生涯現役」№2
2014年12月 7日   J.I.Mail-news No.683 2014.12.4発行 転載
2014年12月 6日   松村拓也氏「情報が無い」という情報紹介
2014年12月 5日   Altarna便:12/13エコプロダクツ2014シンポ
2014年12月 4日   多摩大学大学院 公開講座: 藤沢久美氏
2014年12月 3日   柳原氏:冨山発「生涯現役」運動のススメ
2014年12月 2日   無資源国家日本は人材(財)が決め手:後
2014年12月 1日   無資源国家日本は人材(財)が決め手:前
                                               以 上
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ  
      ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
  事 務 局 報 告 第 111 号              2014年 12月30日 発行

◎  12月17日(水)生涯現役協・NPO法人LVクラブの合同理事会開催ご報告

拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 
  2014年歳末にあたり、当NPO/LVクラブ会員皆様には格別のご支援を賜わり衷心感謝申し上げる次第でございます。
  さて、当NPO法人 LVクラブと日本生涯現役推進協議会との十二月合同理事会を下記のとおり開催しましたので、ご報告申し上げます。  敬 具                                
                      記
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日(水曜日)   1 3:0 0 ~ 1 4 : 5 0
場 所:八重洲口会館B2 ライフ・ベンチャー事務所
出席者:東瀧代表、水上、中上崇、伊東、糟谷、新川、高橋、山本、伊藤、江島、
      庵原(敬称略/順不同) 
内 容:
(1) 2 0 1 5 年 の 活 動 方 針
  12月8日に東瀧、中上、伊藤の3者で話し合った結論を踏まえ、参加者一同で協議した結果、
 ① 45歳~55歳の熟年層が魅力を感じて集まる会にすべし。
 ② そのためには、起業ネタを有する者と起業家を志向する者の出会いを積極的に造り上げるべし。→必然的に、シニアと熟年が交流する。
 ③ 具体的には、経産省系の技術士集団JTTASの松井武久さんがこれまでに蓄えた多くの技術基軸の新商材の中から、
 * フリーエージェント協会(中上塾で紹介された菊池さん)及 
 * 松重さん主導の『パーソナル・ビズ』の二つの場で、“マーチャンダイズ出来る”可能性のあるアイテムを洗い出し、可能性の高い商材から販売をマッチングさせる方向性をもって、実ビジネス化を推進することにより熟年層を呼び込む戦略が良い。
 ④ 合同理事会では論議されなかったが12月8日には討議された、葉倉さんの熟年教育システムは、有力な私的財産になるので、当協議会とどのように絡ませうるかを検討し、可能ならば協働作業を目指したいが、中上崇理事と葉倉さんらで方針を詰めて戴く。
(2) 2 0 1 5 年 1 月 ・ 2 月 生 涯 現 役 塾(夕方の部)予告
    1月28日は石毛利雄さんの『人材育成の勘どころ』(仮題)
    2月25日は松重奉昇さんの『パ―ソナル・ビズ』
(3) 当 協 議 会 活 動 の 基 本 コ ン セ プ ト
    議論がかなり哲学的な本質論に及んだが、概ね賛同された定義としては次の通り。
    『直ぐに経済的利益を得ようとする活動ではなく』、
    『社会貢献になることを目的とする活動』であり、
    『結果として、社会から感謝される喜びが与えられ』、
    『経済的利益をも戴けることも多い。』 
(4) 高 橋 さ ん の “ 3 0 周 年 音 頭 ” →東瀧代表と再度調整する。
    (音頭式かポピュラーソング式か?)          以 上
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◎ 12月17日開催「第348回生涯現役塾第十二弾&望年会」ご報告
第3 4 8回 生 涯 現 役 塾 & 恒 例 の 2 0 1 5 望 年 会
   第 3 4 8 回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 十 二 弾
 “ 生 涯 現 役  あ な た も 日 本 も 元 気 に  望 年 の 集 い ”
日 時: 2014 年 12 月 17 日(水) 1 5:0 0 ~ 1 7:3 0
参加者: 伊藤、伊東、庵原、内山、江島、大島、鎌田、糟谷、金子、下條、高橋、
      中上章、中上崇、東瀧、平尾、水上、持田、山本、渡辺
内 容:【江島優氏と下條武男氏の講演要旨】         記録:水 上 久 忠
● 東京エグゼクティブ・サーチ株式会社 代表取締役会長 江 島  優 氏
  江島氏は福岡県生まれ。私大法学部に入学したときに多くの弁護士志向の学生はいろいろな司法界に目指すための研究会があり、そこで猛勉強していた。しかし、彼らは正規授業のを無視し、試験のときだけしか来ないことに大変疑問に持ったそうです。
  そこで、両親に海外で人生を挑戦したいと相談してみたら、10年間ならはいいのではないかと言われた。そのころ、ブラジル農園で働く広告を見つけて、現地で仕事を始めたがなかなかアメリカに留学するための資金が貯められず、もがいているときに、味の素の販売の仕事に巡り会えてかろうじて初期の資金集める目標を果たすことが出来る様になった。アメリカではロスアンジェリスの大学に入学することができた。
  そのときの学資は、資産家の自宅の掃除をしながら何とか貯めながら学生をした。しかし、いよいよ残っている期間は2年間になって一生懸命アメリカでは当たりのビジネスになっている事業で、日本にない仕事をさがした。そこでヘッドハンティングのビジネスモデルを作り、10年間の海外生活を終えた帰国した。
  起業資金をつくるためにコミッション・セルースしがいいと思い、英語学習機器と教材を販売する会社の仕事を始めたが中々成績は上がらず思考錯誤した。ある時に、東京での販売を諦めて、地方の大きな会社がある、企業城下町に販売することで成績を上げることができた。
  また、熱海市などのホテルや会館の従業員やその家族に販売することを初めて、成績をあげることができて、2億円を集めることができるところで退職した。その後は、厚木に注文住宅を建て、そして世田谷に自宅も建てた。
  そしていよいよ日本での初めてのヘッドハンティングのビジネスに着手をした。現在は30代、40代の役員を自宅に招いてOJTをしている。やはり、彼らの成長なくして、会社の成長もないく自分の退職が出来ないからです。人生やビジネスで成功するためにはやはり、計画をたてて果敢に挑戦することです。   以 上
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● 株式会社 日本コンピュータ・ダイナミックス 名誉顧問 下 條 武 男 氏
  生まれた時にはどんな才能が自分にあるのかは、だれにも判らない。才能は下條氏の場合には、好きか嫌いから始まる。もっとありていに言えば、できるのか?できないのか?興味が沸くのか沸かないのか?・・・全てに自然体で生きてゆく態度で、これまでの選択肢(行くべき道)を選んできた。
  例えば、大学は好きな数学を学ぶ学部に入学をきめて、学生結婚して、指導教授の口利きで就活もしてきた。最初に、小さい電子計算機の会社に勤め、その会社が成長して、立派なコンピューター会社になっていった。そこから、運命的な転職が始まり、取引先の社団法人日本能率協会EDP事業部に恋われて勤め、経営コンサルタント職員の研修担当として、また営業企画を担当することになった。
  残念なことにEDP事業部を立ち上げた新崎理事の死去の境に、現在の会社を元一緒に務めていた女性と起業することになった。自分の人生設計を建てるときには、あるできことに逆わらずに自然体で行動していく行動哲学を持っている。下條氏のビジネス哲学や生き方には人とのつながりや前職(退職した会社)に感謝し、自分の才能を磨く機会としてコツコツと刻苦勉励をして来たと言える。
  日本コンピューター会社を設立したときの最初の取引先はこれまで務めてきた会社組織との出会いがもとで取引や引き合いが始まった。それはやはり、下條氏の人柄やスキルを信頼しての取引関係が生まれたからで、すぐれた人間関係の継続ができている証拠である。バブル経済崩壊の時にはやはり業績は悪化したが、決して人的なリストラを行わず、役員報酬のカットや年次採用の中止や事業構造の見直しなどを行い乗り切った。
  下條氏は多くの成功している企業家に共通する事業姿勢は、基本的には沢山の本を読まない、文章は最小しか書かない分、常に未来を考え、行動してゆく。そして考え抜いたエキスを、これからの事業構想や業界の発展の方向などに援用し、とことん掘り下げて方針や方向を決めることに集中するビジネス哲学を実践している。
  下條氏は向こう1000年先を考えて人類の平和の実現に向けて自分は何かができるのか、常に思案を巡らせている。人類がこれから「みんなが平和に暮らして行くには」そのぐらのスパンで考えなければ、実現は出来ないと。    以 上
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【 2 0 1 5 年 望 年 会  議 事 録 】
                                       記録:伊藤紘一参与
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日 (水) 18:00~20:00
場 所: 八重洲口会館 B2F 会議室
参加者: 神田、下條、東瀧、水上、中上 崇、中上 章、山本、糟谷、新川、松井、
      渡辺、持田、大嶋、平尾、金子、鎌田、庵原、下田、佐藤、吉田、伊東、
      伊藤 (合計22名)
進 行: 吉田あつみ
講演題:『 海 外 協 力 の 現 場 か ら 見 え て き た ~ 
    激 動 の 世 界 に 求 め ら れ る パ ラ ダ イ ム シ フ ト 』
講 師: 神 田  英 輔 (「声なき者の友の輪」 代表)
講 演: 10年間の国際的青少年育成活動と28年間の世界70カ国で飢餓や貧困に苦しむ方々の自助努力を支援する活動を経て、2010年に「犠牲を伴う愛」を実践する者たちを育て「共に喜ぶ社会」の実現を目指し「声なき者の友の輪」創立。
  15年ぐらい前までは、豊かな『北』が貧しい『南』を憐れみつつ支援をする世界構図であったが、今や『北』や『南』に関係なく、それぞれの国内で貧富の格差が激増している。ルワンダでは20年前大虐殺があったが、富める民族と貧しい民族の殺し合いであった。
  過去我々を支配していた「世界観」は大幅に変革させるべきだ!
 ① 貧しい人に魚を与える援助でなく魚の釣り方を教え自立を促す。
 ② 立派なリーダーのもとで多くがピラミッド型で支える援助ではなく、一人一人が近くの困っている隣人を自立させる援助をする。
 ③ 長いものに巻かれ、寄らば大樹の陰を喜ばず、世間のしがらみに縛られず真に自由な心で隣人愛の実践を勇気を以って実践する。
感 想: 参加者は深い感銘を受け、後の宴会でも引続き神田講師を囲み、『私も新しい世界観をもって共に喜ぶ社会造りに参画したい!』と語りかける声が会場に充満していた。 
  当協議会としても、当日行われた合同理事会で決議した、活動基本コンセプト『社会貢献を第一目的にする』と重なる大切なメッセージを戴いた望年会になった、と会員各位と共に喜びたい。      
  なお、宴会で糟谷さん、吉田さんに日頃の地道なお世話に感謝して花束が贈呈された。宴会の飲食は山本&糟谷の名コンビが心を込めて準備して戴き、“お値段以上”感を与えました!
  皆様来年30周年も希望を以って進みましょう!         以 上
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●  2014 年度「第337~348 回生涯現役シリーズ塾』開催結果一覧表
  本年2014 年度生涯現役塾で発題発表された17 名以上の方々が、実践活動支援ネットワーカーとしての「生涯現役社会づくり」推進役のお力添えをいただき、本当に有難うございました。下記ご報告申し上げます。
開催月  開催回数      発題テーマ              発表者
 1月  第337回  「生涯現役力/市民行動力」向上の生涯現役塾  東瀧邦次
 2月  第338回  企業向け「生涯現役脳力開発塾」はなぜ必要か  東瀧邦次
 3月  第339回  生きがいの原点はあくまでも豊かな人間力創り  東瀧邦次
 4月  第340回  生涯現役プロデューサー相互研鑽の生涯現役塾  中上 崇/東瀧邦次
 5月  第341回  生きがい目標と生涯現役社会づくりの相乗効果  中上 崇/水上久忠
 6月  第342回  ビジネスコーディネーターの育成と起業家養成  中上 崇/佐藤昌子
 7月  第343回  シニアが次世代の起業・就業にどう貢献できるか 中上 崇/伊藤紘一
 8月  第344回  生涯現役サミットに連携の生涯現役シリーズ塾  中上 崇/伊藤紘一
 9月  第345回  生涯現役社会づくりへの効果的・具体的実践論  中上 崇/井上仁他
10月  第346回  生涯現役社会プラットフォームの全国転換構想  中上 崇/柳原正年
11月  第347回  生涯現役で社会貢献度の高い社会事業群の創出 菊池大輔/鎌田健司
12月  第348回  生涯現役であなたも日本も元気に!!望年の集い   江島 優/神田英輔
                                    以上

http://ameblo.jp/duo-quenarpa/entry-11900058572.html

**********************
画家で詩人の葉祥明さんのエッセイ集
『地平線の素描帖』(1982年4月PHP研究所)
から引用させていただきます。

小さな死
私は、人生を諦観によって
生き延びてきたように思う。
苦しみ、悩み、つまづいたあげく、
私は肉体の死による解決ではなく、
「諦め」の境地に到る。
「諦め」は我欲を捨て、
自分を空しくすることであり、
そしてそれは
小さな死でもある。
自分が生き延びるために必要な
この聖なる儀式を幾度も経験するうちに
それは諦観という、
私の人生観にもなっていったのである。
            (葉祥明)
************************

一番の歌詞の3行目。
直訳では
「二人乗りのボートを下さい」の部分。
ボクは
「もしも小舟があるならば」と訳しました。

「ボートを下さい」と神様に
お願いしているようですね。
そこにはボートがないからです。

「もしも小舟があるならば」というのも
そこにはボートがないのです。

だから、そのままでは渡れません。
諦めて「小さな死」を選択し、
渡らなくても生きていける道を探すのも
ひとつの生き方です。

『銀河鉄道の夜』の中で、
ジョバンニは親友カンパネルラと
ずっと一緒に旅ができると
信じていましたが、
カンパネルラは
先に天国に行ってしまいます。

天上の声がジョバンニに話しかけます。
「実はみんながカンパネルラだ・・・」

ずっと一緒に行ってくれるはずの親友が
いなくなったときに、
ほかの友だちも「カンパネルラ」だと
気づくかどうかは
お前自身の心のあり方次第だよ、と
天上の声は言ったのではないでしょうか。

親友は逝ってしまった。それは
諦めなくてはならない。そこから
どのように再スタートするか、という
ヒントを出してくれたのです。

ちょっと周りを見回しただけでは
ボートはない。
渡れそうにない。
やはりもうだめか・・・そんな
諦め(小さな死)から、
ボートになり得るものに気づくことが
できるかどうか・・・。

若いときにどんなに愛し合っても、
同じ関係がずっと続くことはありません。
一度は愛したことの重みと
朝露のような現実に板挟みになって
自分を信じられず
どう生きてよいのか、わからなくなるのは
ボクだけではないでしょう。
でもなんとかして前に進みたい。
この河を渡りたい。

「小さな死」と八方ふさがりの現実の中から
なんとか漕ぎ出すための歌だと
ボクは感じています。

去年の暮れ、クミコさんが
たかこ・やぎりんバンド♪と
初共演されたとき
「4番の歌詞は
諦めの境地からスタートしたい」と
おっしゃいました。
彼女のこの歌詞の読みの深さは
すごいなあ、と感動したのでした。

今回レコーディングでは
4番は二度上に転調するので
その部分で諦めの境地を表現することは
できなくなりましたが、
1番の唄いだしのところに
渡れそうにない広い河を前にした
人間の諦めが表現されていると感じます。

アメリカの小学生、
英国の小中高校生が唄い演奏する
The Water Is Wide もぜひ聴いて下さい。
こちらです。
http://amba.to/SNoXzF
  NHKの朝ドラ「マッサン」の中でマッサンの愛妻エリーが口ずさむ挿入歌:スコットランド民謡(悲しみの水辺)「The Water is Wide」が、12月12日(金)NHK特報首都圏「人生の “ 広い河 ” をこえて~中高年に響く希望の歌」でも報道され、参加合唱した中高年世代の全員喜ぶ感動の姿こそ最大の成果だと感じ入りました。

  と申しますのも来2015新年は、私たち生涯現役グループが、拙著『ライフ・ベンチャーのすすめ~人生三段跳びの戦略』(1985年5月/KKベストブックス)出版契機に発足させたライフ・ベンチャー・クラブの創設年からちょうど生涯現役実践活動/満30周記念の歳なのです。

  そのための記念歌を創作する話題もあり、早速以前に『生涯現役音頭』を作詞・作曲された高橋育郎氏が、今回も再度創作奉仕の「30周年記念音頭」を準備提案されたのには、深謝しています。しかし、折角過去の力作『生涯現役音頭』が生涯現役仲間に愛唱され、会員活動促進にも有効活用されたかといえば、必ずしも成功とはいえません。

  そのための創作過程の反省総括を高橋理事や代表をはじめ、理事関係者一同が過去の二の舞にならぬよう、標記NHK特報内容のような一個人の音楽奏者が自己の人生ベンチャー体験をフル活用し、下記仲間二人と一体化したチーム力発揮で、「希望の歌」(訳詞:八木倫明氏)大ヒット化まで鋭意努力した歌唱・感動・時流・チーム・人脈各力質量面の報道経緯を探るのは有意義かと存じます。

  諸兄姉の真摯なご意見ご提案を期待して、ぜひ高橋育郎理事の助っ人役ご尽力で『生涯現役社会づくり』推進30年の実り謳歌の感動を日本全国の民活上げ潮ムードで満たそうではありませんか。
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【NHKテレビ① 12/12 特報首都圏】

  南米の楽器ケーナ―演奏者として10年前に独立し、生涯冒険へと決断実行した八木倫明氏の物語。悪戦苦闘、家族とも別離人生のどん底から、一大転機を与えられた340年程前のスコットランド民謡(The Water is Wide)への出会い。その歌曲に癒しと希望を与えられたというNHK特報版は、私たち生涯現役仲間と全く無縁のものとは思えません。

  八木倫明氏の、自らの訳詞「希望の歌/広い河の岸辺」を現代日本社会に癒しと希望を必要とする人たちへの役立ち人生でぜひ報いたい固い決心覚悟。その熱情に助っ人を申し出た金澤義雄氏・近藤裕隆氏とトリオ絆でこれまで既に全国50か所以上で奉仕実演。「希望の歌」合唱を願う人たちに快く応じ、先月は遂に「災害支援チャリティ」イベントで聴衆5,000名を前に大ヒットさせた歌手クミコ独唱&八木氏ケーナ―自演奏の感動体験を味わう大成果を挙げたという訳です。

  ご参考迄に八木倫明氏訳スコットランド民謡英和歌詞を掲載いたします。
【スコットランド民謡:The Water is Wide/八木倫明訳詞:広い河の岸辺】
 T h e W a t e r i s W i d e            広 い 河 の 岸 辺

The water is wide I can’t cross over        河は広く渡れない
And neither have I wings to fiy            飛んでいく翼もない
Give me a boat that can carry two         もしも小舟があるならば
And both shall row my love and I         漕ぎ出そうふたりで

Oh, love greatle and love is kind          愛の始まりは美しく
The sweetest flower when first it’s now     優しく花のよう
But love grows old and waxed cold         時の流れに色褪せて
And faded away like morning dew        朝露と消えていく

There is a ship and she sails the sea         ふたりの船は沈みかける
She’s londed deep as deep can be          愛の重さに耐えきれず
But not as deep as the love              沈み方も泳ぎ方も
I know not how I sink or swim I’m in       知らないこのわたし

The water is wide I can’t cross over        河は広く渡れない
And neither have I wings to fiy            飛んでいく翼もない
Give me a boat that can carry two         もしも小舟があるならば
And both shall row my love and I          漕ぎ出そうふたりで
And both shall row my love and I         もしも小舟があるならば
                              漕ぎ出そうふたりで
                                            つづく  
 2014/12/26 2:00発の情報元 日本経済新聞電子版/日経Net /転載
URL= http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H52_V21C14A2MM8000/

   日  本  、「  実  力  」  底  上  げ  の  時 
           人  口  減  を  生  産  性  で  克  服

 3年目に入ったアベノミクス。日本再生の本丸であるはずの第3の矢、成長戦略が本格始動せず、日本経済の実力である「潜在成長力」を底上げする道筋はみえないままだ。総選挙で盤石の政権基盤を得た安倍晋三首相に、あえてもう一度、成長戦略の意義を問う。

■   経  済  縮  小  連  鎖  も

 衆院の解散風が吹き荒れていた11月14日。安倍政権への「信任」を先取りした市場が円安・株高に沸く陰で、政府の「選択する未来」委員会に出された作業部会の報告書に、ひっそりとこんなことが書かれていた。

 「現状を放置すれば、いずれ経済成長の維持も困難となり、経済規模の縮小が加速する『縮小スパイラル』に陥る」

 2040年代から年0.1%程度のマイナス成長となり、60年まで続く。荒唐無稽と言い切れるか。内閣府や日銀の推計では、すでに日本の潜在成長率( potential rate of growth:1国が生み出せるモノやサービスの平均的な伸び。インフレにもデフレにもならない「巡航速度」の経済成長率を指す。労働力人口、工場や機械などの資本ストック、技術進歩による生産性の向上という3つの要素で決まる。経済の実力を測る目安となる。)は0.5~0.6%まで低下している。

 政府は人口減を食い止めようと、1億人維持を掲げるが、成果を上げるのは簡単ではない。

 道はある。東京大学の吉川洋教授は「人口減を過度に悲観する必要はない」と唱える。労働力や資本を効率よく活用することにより、人口減を上回る勢いで生産性を伸ばせるかがカギを握る。

 起爆剤はイノベーション(革新)だ。代表格が今年ノーベル賞を受賞した青色発光ダイオード(blue light-emitting diode ; blue LED:電圧をかけると青い光を出す半導体素子。徳島県の日亜化学工業が1993年に商品化した。LEDは赤色や緑色の商品化が先行し、窒化ガリウム系の化合物を使って初めて青色が実現した。3色を組み合わせるとあらゆる色が出せる。表示板をはじめ、携帯電話、信号機などへの実用化が進んでおり、消費電力の少ない照明装置などへの応用も期待される。特許を巡る紛争も起き、日亜の元社員、中村修二・米カリフォルニア大学教授が2001年、発明対価の支払いを求め、日亜を提訴。日亜が約8億4000万円を支払うことで05年に和解が成立した。) 消費電力が少なく長持ちするLED照明の世界市場は、2020年に13年比3.8倍の6.8兆円になる予測もある。

 難しい技術開発に限った話ではない。例えば、大人用の紙おむつ。乱暴に言えば子ども用を大きくしたものだが、高齢化で市場を切り開いた。ユニ・チャームでは12年度に売上高が子ども用を逆転した。新しい需要と結びつけるアイデアがあれば生産性を高められる。

■  柔  軟  な  発  想  必  要

 働き手を増やそうと、女性や高齢者、外国人労働者の活用も叫ばれる。だが「単に頭数をそろえようというだけの話ではない」(スタンフォード大学の星岳雄教授)。

 様々な人々が集まれば柔軟な発想が生まれ、生産性も向上する。日産自動車は新型「ノート」の企画責任者に専業主婦だった女性を起用。チャイルドシートに子供を乗せやすくした使い勝手の良さで、ヒットとなった。

 アベノミクスは本来、第1の矢の金融緩和と第2の矢の財政出動で時間を稼ぐうちに、第3の矢の成長戦略で、低成長の壁を突破する政策のはずだった。だが第3の矢がいっこうに飛ばない。

 円安で潤った輸出企業も攻めの設備投資には、なかなか踏み切れない。民間の創意工夫を引き出すために、政府は何をすべきか。大胆な法人減税で企業の投資意欲を刺激する。民間の自由な行動を妨げる規制を取り払う。柔軟な労働市場を整え、企業の新陳代謝を促す。魔法のつえはない。

 消費増税後に2四半期連続のマイナス成長になったのも、そもそも「経済の実力が低くプラスとマイナスが紙一重」(内閣府OB)だからだ。愚直に成長の底上げ策を進める覚悟が問われる。(編集委員 大塚節雄)
日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会  &  
           NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  の
           諸  活  動  に  ご  支  援  く   だ   さ   る
                会  員  ご  関  係  皆  様  方  へ

いつも御世話になっております。
  みなさんにとりまして、来る新年が良い年でありますように念じております。         
                                 2014/12/26 水 上 久 忠 記
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【江島優氏と下條武男氏の講演要旨】

   第 3 4 8 回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 十 二 弾

◎ 東京エグゼクティブ・サーチ株式会社 代表取締役会長 江 島  優 氏
  江島氏は福岡県生まれ。私大法学部に入学したときに多くの弁護士志向の学生はいろいろな司法界に目指すための研究会があり、そこで猛勉強していた。しかし、彼らは正規授業のを無視し、試験のときだけしか来ないことに大変疑問に持ったそうです。
  そこで、両親に海外で人生を挑戦したいと相談してみたら、10年間ならはいいのではないかと言われた。そのころ、ブラジル農園で働く広告を見つけて、現地で仕事を始めたがなかなかアメリカに留学するための資金が貯められず、もがいているときに、味の素の販売の仕事に巡り会えてかろうじて初期の資金集める目標を果たすことが出来る様になった。アメリカではロスアンジェリスの大学に入学することができた。
  そのときの学資は、資産家の自宅の掃除をしながら何とか貯めながら学生をした。しかし、いよいよ残っている期間は2年間になって一生懸命アメリカでは当たりのビジネスになっている事業で、日本にない仕事をさがした。そこでヘッドハンティングのビジネスモデルを作り、10年間の海外生活を終えた帰国した。
  起業資金をつくるためにコミッション・セルースしがいいと思い、英語学習機器と教材を販売する会社の仕事を始めたが中々成績は上がらず思考錯誤した。ある時に、東京での販売を諦めて、地方の大きな会社がある、企業城下町に販売することで成績を上げることができた。
  また、熱海市などのホテルや会館の従業員やその家族に販売することを初めて、成績をあげることができて、2億円を集めることができるところで退職した。その後は、厚木に注文住宅を建て、そして世田谷に自宅も建てた。
  そしていよいよ日本での初めてのヘッドハンティングのビジネスに着手をした。現在は30代、40代の役員を自宅に招いてOJTをしている。やはり、彼らの成長なくして、会社の成長もないく自分の退職が出来ないからです。人生やビジネスで成功するためにはやはり、計画をたてて果敢に挑戦することです。   以 上
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◎ 株式会社 日本コンピュータ・ダイナミックス 名誉顧問 下 條 武 男 氏
  生まれた時にはどんな才能が自分にあるのかは、だれにも判らない。才能は下條氏の場合には、好きか嫌いから始まる。もっとありていに言えば、できるのか?できないのか?興味が沸くのか沸かないのか?・・・全てに自然体で生きてゆく態度で、これまでの選択肢(行くべき道)を選んできた。
  例えば、大学は好きな数学を学ぶ学部に入学をきめて、学生結婚して、指導教授の口利きで就活もしてきた。最初に、小さい電子計算機の会社に勤め、その会社が成長して、立派なコンピューター会社になっていった。そこから、運命的な転職が始まり、取引先の社団法人日本能率協会EDP事業部に恋われて勤め、経営コンサルタント職員の研修担当として、また営業企画を担当することになった。
  残念なことにEDP事業部を立ち上げた新崎理事の死去の境に、現在の会社を元一緒に務めていた女性と起業することになった。自分の人生設計を建てるときには、あるできことに逆わらずに自然体で行動していく行動哲学を持っている。下條氏のビジネス哲学や生き方には人とのつながりや前職(退職した会社)に感謝し、自分の才能を磨く機会としてコツコツと刻苦勉励をして来たと言える。
  日本コンピューター会社を設立したときの最初の取引先はこれまで務めてきた会社組織との出会いがもとで取引や引き合いが始まった。それはやはり、下條氏の人柄やスキルを信頼しての取引関係が生まれたからで、すぐれた人間関係の継続ができている証拠である。バブル経済崩壊の時にはやはり業績は悪化したが、決して人的なリストラを行わず、役員報酬のカットや年次採用の中止や事業構造の見直しなどを行い乗り切った。
  下條氏は多くの成功している企業家に共通する事業姿勢は、基本的には沢山の本を読まない、文章は最小しか書かない分、常に未来を考え、行動してゆく。そして考え抜いたエキスを、これからの事業構想や業界の発展の方向などに援用し、とことん掘り下げて方針や方向を決めることに集中するビジネス哲学を実践している。
  下條氏は向こう1000年先を考えて人類の平和の実現に向けて自分は何かができるのか、常に思案を巡らせている。人類がこれから「みんなが平和に暮らして行くには」そのぐらのスパンで考えなければ、実現は出来ないと。    以 上
【 「 人 間 教 育 塾 」 第 1 回 開 催 ご 案 内 】
 『 人  間  教  育  塾  の  目  的 ・
        超 高 齢 社 会 を 明 る く 元 気 に 生 き る 』
  

  高齢社会を迎えて、健康問題、医療費の高騰、生き甲斐問題など、主として悲観的な問題ばかりがクローズアップされています。これでは高齢者も現役世代の人びとも希望が持てないのではないでしょうか。

  見方を変えれば、高齢社会はプラスの面もあり、けして悲観的でマイナス評価される社会ではありません。多くの国民が世界的に長寿であるということは日本が大変豊かな国である事の証明です。空気が良い自然に恵まれていること、安全で栄養価の高い食物が豊富なこと、レベルの高い医療があること、世界トップクラスの経済力があること、等長寿を育む要因に恵まれています。

  次は、このように恵まれた環境の中で1人ひとりがどうやって生き甲斐を見つけて行くかがこれからの問題になるでしょう。大切なことは、高齢者と現役世代の区別なく、生涯現役の視点に立って人生観を確立することが大切ではないでしょうか。学問はこのことに貢献出来ると思います。

  いたずらに悲観することなく、相互啓発を通じてより高い自己成長を目指しましょう。  

1.講 師・ 竹 村 之 宏(多摩大学名誉教授/日本生涯現役推進協議会 理事)
2.日 程・ 平成 2 7 年 1 月 2 7 日 火曜日 午後1時~3時
3.会 場・ 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
       (ライフ・ベンチャー事務所) 研 修 室
        103―0028  東京都千代田区八重洲1―7―20
                   八重洲口会館地下2階
  電 話・ 0 3 ー 3 5 1 7 ー 6 6 6 7
   F A X・ 0 3 ― 3 5 1 7 ― 6 6 6 8
       (東京駅八重洲北口前の八重洲大通りの横断歩道を渡った所・
        1階は日興証券)
4.テ ー マ ・ 学 問 の す す め
  .①  学問は豊かな人生と発想の原点
  ②  現役時代からの学問の積み重ねが高齢社会に活きる
  ③  学問に取り組むことが長寿の秘訣
  ④  ノーベル賞と無用の用に学ぶこと
  ⑤  学問と大震災の関係について
5.参加費・会員1000円
       非会員2000円
6.申し込み・生涯現役推進協議会事務局へ(電話かFAⅩにて)     以 上
 【 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 H P  および
     N P O・L V C メ ー ル ア ド レ ス の 変 更 ご 案 内 】

   日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会  &  
           NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  の
           諸  活  動  に  ご  支  援  く   だ   さ   る
                会  員  ご  関  係  皆  様  方  へ

 平素 皆様方には 「生涯現役社会づくり」のご支援を本当に有難うございます。
 本年もあと12/31(水)大晦日迄あと7日、皆様幾多のご尽力感謝いたします。

 パソコン・タブレット・スマホ・ケータイ全対応型の日本生涯現役推進協議会/
新HP・システムで新年には鋭意挑みます。 http;//sgsk.net/70890 に乞ご期待。

 なお、NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブのメールアドレスが、次のように変更されます。誠にお手数をおかけしますが、何卒ご訂正のほどお頼み申し上げます。
info@npolvc.org と lvcinfo@npolvc.org は lvcinfo@sgsk.net に変更されます。
 
 毎週・毎月定例で企画・運営される私たちの行事日程に自主的ご参画賜わり、一人でも多く『生涯現役社会づくり』推進活動の仲間にお誘いしたいのです。

 理事・参与の方だけでなく、ご都合つく会員、ご関係皆様方が、ご遠慮なく合同理事会にもご参画ご予約され、ご出席されることを私たちは期待しています。

  地の利最高の会場:ライフ・ベンチャ-事務所を有効ご活用願います。 
     東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館ビル地下2階
 MPO ライフ・ベンチャ-・クラブは、JR東京駅八重洲北口改札を真っ直ぐ出た処
 東京駅・大丸デパート真正面です。(日興証券が一階にあるビルのB2階です)

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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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2014年:実施イベント/2015年春期:開催日(土曜13:30~16:50)
 ⑳Forum 5/10(済) ①Summit 11/8(済) ②Summit 4/25(土・予定)
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2015年1月【理事会/13:00 & 生涯現役塾(午後)15:00(夕方)18:00】
1/28     2/25    3/25    4/22   5/27    6/24
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日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
      NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
              代 表 東 瀧 邦 次              
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net or    lvcinfo@sgsk.net
URL: http://sgsk.net/70890 Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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 プ リ マ 課 外 授 業 ( 学 び と 交 流 会 )

 拝啓 歳末の候 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  この度、当協会のプリマリタルカウンセラー養成講座の一環として「第2回プリマ課外授業」を受講生の学びの場として開催する運びとなりました。
  つきましては、多くの皆様に是非ご参加いただき、ご指導いただきたくご案内を申し上げます。
  今回は、講師として下記の2名の先生方をお迎えし、関連業界の皆様のお仕事を理解する機会として、また、当協会から「相談の受け方」についてミニ講座を開きます。
  その後のお時間は、皆様と交流させていただく場とさせていただきたく、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。
  
平成26年12月17日

 皆 様 へ
               主催 日本プリマリタルカウンセラー資格認定協会
               後援 一般社団法人 日本婚前カウンセリング協会
                    日本マリッジカウンセラー資格認定協会

                  記
1 日  時  平成27年1月10日(土) 13時から17時まで
2 場  所  東京八重洲会館 「八重洲口会館B2階」徒歩5分
          (JR東京駅大丸筋向い東京都中央区八重洲1-7-20)
3 募集人員  45名
4 会  費  2,000円
5 予 約 制  準備都合でメール予約をお願いします。(先着順とさせていただきます。)
        12月20日までにご返事をいただければ幸です。折り返しメールにてご返事申し上げます。
6 予 約 先  info@j-pca.gr.jp FAX 0297‐95‐5000
7 勉強会次第
(1) 13時~   ご挨拶 会長 吉 川 延 代(文教大学講師、臨床心理士)
(2) 13時10分  本日の予定とお願い 理事長 遠藤 壽彦

(3) 13時20分 演題「結婚式とブライダル業界の新しい価値を見出す」
    14時10分 講師 どこでもウエデングCOM 代表 大和田 浩子 先生

(4) 14時20分 演題「facebook活用で売上・集客をアップさせる方法」
    15時20分 講師 株式会社ダブルループ 代表取締役 福田 英明 先生
(5) 15時30分  ミニ講座「相談の受け方」
    16時00分  講師 JPCA 理事長 遠藤 壽彦

(6)  16時10分 名刺交換会
    17時   終   了
8 新年会のお誘い
    17時15分以降  希望者による新年会約1時間30分程度 会費5,000円
            (予約制ですので12月25日までに申し出下さい。)
9 その他
 *名刺交換会を午後4時過ぎから行います。名刺をお持ち下さい。
 *移動オフィス090‐5199-3355 担当 遠藤
  (念のため info@j-pca.gr.jp FAX 0297‐95‐5000)

【 協 力 事 業 所 様 】
・株式会社ナウい様、             ・日本ブライダル連盟
・婚活支援センタープロローグ銀座様、   ・結婚相談所メッセすみれ会様、
・アシストワン船橋様、             ・良縁 コンシェルジュ町田様
・M’sブライダル・ジャパン           ・オフィス飯田・セレンディピティ様
・アンジュウエディング(牛久)様       ・INRエージェンント龍ヶ崎様
・株式会社エム・ブリッジ様          ・サムシング・ブルー
・3愛ネットクラブ様、              ・INRエージェンント龍ヶ崎様 
・山本FPオフイス様              ・熊坂会計事務所様
・株式会社梅福恵様               ・どこでもウエディングCOM様、              
・MCサポート株式会社様、          ・(株)ダブルループ様、
・モクレ株式会社様、              ・結婚相談所 東京様
・NPO法人 ソラノワ様、            ・中山行政書士事務所(茨城)
・スターライン行政書士事務所様、     ・行政書士森大樹事務所様
・日本生涯現役推進協議会様、        ・アルファクラブ株式会社
・オフィス レアリーゼ・(有)ナチュラルハート様、
・夫婦きちんと塾La・フロコリール様
・NPO ライフ・ベンチャー・クラブ様               (順不動)
た か が 「 生 涯 現 役 」 さ れ ど 「 生 涯 現 役 」 No4
                            冨山社会人大楽塾 代表 柳原 正年

 I C T と 生 涯 現 役 活 動 に つ い て
    ~ マ ル チ メ デ ィ ア の 活 用 ~

  生涯現役の第三ステージ(2005年~2014)活動は、コンピューターテクノロジーの発展から新たな局面を迎えた。

  第二ステージ(1994年~2004年)は、パソコン通信を中心とした双方向の情報伝達が中心であった。富山社会人大楽塾(以下塾という)の生涯現役活動では、メール(メーリングリスト)・ブログの活用により情報伝達を行うとともに、Webホームページによる交流も行ってきた。ただしこの時代はWindows95から始まるパソコンの普及に伴う、ITリテラシー教育時代でもあり、塾ではパソコン教室(パソコンを15台導入)を併設し、シニアのためのIT活用研修を行った。その結果、生涯現役活動の個別情報がWebまたは、メールで発信可能になり、従来の「集合型の活動」から「個別発信型の活動」へと変化していった。

  ITリテラシーの向上により塾生の行動範囲が広がったこの時期、富山で立ち上がったインターネット市民塾(インターネットを活用した生涯学習システム)に参加(当塾では講師として参加)、インターネットを活動した発信型活動へと変身していった。それは「受け身型」から「能動型」への変化でもあった。

  第一・第二ステージの参加者の多くは、イベントや講座参加による一方通行型活動であったが、第三ステージ(現在)は、ICT(インターネット・コミュニケーション・テクノロジー)の発達により、双方向の情報交換によるマルチ活動へと変化してきている。

  団塊の世代の65歳リタイアが始まり、シニアの生涯現役活動にパソコンが必須となった。
  
  また、スマートフォン・タブレット等、モバイルIT機器の普及により、情報検索・通信機能がマルチ化する一方、情報洪水の中で自分を見失う危険性も指摘されつつある。
情報の洪水が、人間の生きがいの本質(生涯現役の真の目的)を見失う副作用として現れ始めた。マルチメディアに飲みこまれた幻想社会の出現である。

  生涯現役第四ステージ(2015年~2024年)が始まろうとしている。これからの生涯現役活動は更なるICT技術が不可欠となる。しかしそこに存在するのは「人間中心主義」であり、メディア(情報伝達などの手段や方法)による幻想社会ではない。第四ステージを迎えるに当たり、我々生涯現役推進実践者は、改めて「生涯現役の原点」に戻り、シニアの意識改革へ向けて前進しなければならない。そのための「心・技・体」のバランス指導者が、生涯現役プロデューサーである。その基本は人間学を学び、「真の生涯現役とはなにか」を自分の実践活動から世に示すことであろう。

次回は「人間学としての生涯現役」について述べたい。
【2014年12月20日6時0分 スポーツ報知】
http://www.hochi.co.jp/golf/20141219-OHT1T50262.html
   世 界 の 青 木 、 “ 生  涯  現  役 ”  宣  言  !
           5 0 周 年 祝 う 会 に 長 嶋 さ ん ら 8 6 0 人

  男子ゴルフの青木功(72)=フリー=の「プロ生活50周年を祝う会」が19日、都内の帝国ホテルで行われた。生涯現役を宣言した青木を「永遠のライバル」である尾崎将司(67)が“ジャンボ節”全開で祝福した。

  安倍晋三首相(60)、巨人軍・長嶋茂雄終身名誉監督(78)=報知新聞社客員=、樋口久子(69)、岡本綾子(63)ら860人を前に、青木は言った。「ゴルフとは我が人生。引退という言葉は知っているが、青木功に引退という言葉はいらない」。5月に左膝半月板を手術し、今年はほとんどプレーできなかった。「神様にもう1回やれと言われたような気がする。来年は倍返ししたい」。64年にプロ転向。71年の関東プロで初優勝し、85勝を重ねた72歳の意欲は衰え知らずだ。

  尾崎には、祝福のスピーチを贈られた。「永遠のライバルと紹介されました。それが私です。でも、私のライバルはタイガー・ウッズです」。場内は笑いに包まれた。「よく比較されるけど、ゴルフも顔も俺の方が上」と独演会は続いたが、最後はしんみり。「老騏(ろうき)千里ということわざがある。英雄が年老いても、いつまでも夢を追いかけていくこと。これからも頑張って歩いていってください。私ももう少しだけ自分の好きなゴルフをやり通していきたい」。2人のレジェンドは競い合うことをやめない。(高木 恵)
 【 1 2 月 度 合 同 理 事 会 議 事 録 】
                                 記録:伊藤紘一参与
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日(水)13:00~15:00
場 所: 八重洲口會舘B2 ライフ・ベンチャー・クラブ事務所
参加者: 東瀧代表、水上、中上崇、伊東、糟谷、新川、高橋、山本、伊藤 
内 容:
(1) 2 0 1 5 年 の 活 動 方 針
  12月8日に東瀧、中上、伊藤の3者で話し合った結論を踏まえ、参加者一同で協議した結果、
 ① 45歳~55歳の熟年層が魅力を感じて集まる会にすべし。
 ② そのためには、起業ネタを有する者と起業家を志向する者の出会いを積極的に造り上げるべし。→必然的に、シニアと熟年が交流する。
 ③ 具体的には、経産省系の技術士集団JTTASの松井武久さんがこれまでに蓄えた多くの技術基軸の新商材の中から、
 * フリーエージェント協会(中上塾で紹介された菊池さん)及び 
 * 松重さん主導の『パーソナル・ビズ』の二つの場で、“マーチャンダイズ出来る”可能性のあるアイテムを洗い出し、可能性の高い商材から販売をマッチングさせる方向性をもって、実ビジネス化を推進することにより熟年層を呼び込む戦略が良い。
 ④ 合同理事会では論議されなかったが12月8日には討議された、葉倉さんの熟年教育システムは、有力な私的財産になるので、当協議会とどのように絡ませうるかを検討し、可能ならば協働作業を目指したいが、中上崇理事と葉倉さんらで方針を詰めて戴く。
(2) 2 0 1 5 年 1 月 と 2 月 の 生 涯 現 役  塾(夕方の部) 予 告
    1月28日は石毛利雄さんの『人材育成の勘どころ』(仮題)
    2月25日は松重奉昇さんの『パ―ソナル・ビズ』
(3) 当 協 議 会 活 動 の 基 本 コ ン セ プ ト
    議論がかなり哲学的な本質論に及んだが、概ね賛同された定義としては次の通り。
    『直ぐに経済的利益を得ようとする活動ではなく』、
    『社会貢献になることを目的とする活動』であり、
    『結果として、社会から感謝される喜びが与えられ』、
    『経済的利益をも戴けることも多い。』 
(4) 高 橋 さ ん の “ 3 0 周 年 音 頭 ” →東瀧代表と再度調整する。
    (音頭式かポピュラーソング式か?)          以 上
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 【 2 0 1 5 年 望 年 会  議 事 録 】
                               記録:伊藤紘一参与
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日 (水) 18:00~20:00
場 所: 八重洲口会館 B2F 会議室
参加者: 神田、下條、東瀧、水上、中上崇、中上章、山本、糟谷、新川、松井、高橋、渡辺、川崎、大坊、大嶋、平尾、金子、鎌田、庵原、下田、吉田あつみ、伊東、伊藤 (合計22名)
進 行: 吉田あつみ
講演題:『 海 外 協 力 の 現 場 か ら 見 え て き た ~ 
    激 動 の 世 界 に 求 め ら れ る パ ラ ダ イ ム シ フ ト 』
講 師: 神 田  英 輔 (「声なき者の友の輪」 代表)
講 演: 10年間の国際的青少年育成活動と28年間の世界70カ国で飢餓や貧困に苦しむ方々の自助努力を支援する活動を経て、2010年に「犠牲を伴う愛」を実践する者たちを育て「共に喜ぶ社会」の実現を目指し「声なき者の友の輪」創立。
  15年ぐらい前までは、豊かな『北』が貧しい『南』を憐れみつつ支援をする世界構図であったが、今や『北』や『南』に関係なく、それぞれの国内で貧富の格差が激増している。ルワンダでは20年前大虐殺があったが、富める民族と貧しい民族の殺し合いであった。
  過去我々を支配していた「世界観」は大幅に変革させるべきだ!
 ① 貧しい人に魚を与える援助でなく魚の釣り方を教え自立を促す。
 ② 立派なリーダーのもとで多くがピラミッド型で支える援助ではなく、一人一人が近くの困っている隣人を自立させる援助をする。
 ③ 長いものに巻かれ、寄らば大樹の陰を喜ばず、世間のしがらみに縛られず真に自由な心で隣人愛の実践を勇気を以って実践する。
感 想: 参加者は深い感銘を受け、後の宴会でも引続き神田講師を囲み、『私も新しい世界観をもって共に喜ぶ社会造りに参画したい!』と語りかける声が会場に充満していた。 
  当協議会としても、当日行われた合同理事会で決議した、活動基本コンセプト『社会貢献を第一目的にする』と重なる大切なメッセージを戴いた望年会になった、と会員各位と共に喜びたい。      
  なお、宴会で糟谷さん、吉田さんに日頃の地道なお世話に感謝して花束が贈呈された。宴会の飲食は山本&糟谷の名コンビが心を込めて準備して戴き、“お値段以上”感を与えました!
  皆様来年30周年も希望を以って進みましょう!         以 上
特集ワイド:
  菅  原  文  太  さ  ん  の  「 遺  言 」 
        失 わ れ た ら 、 命 は 取 り 戻 せ な い
     有 機 農 業 、 反 戦 、 脱 原 発   根 っ こ は 同 じ

  「仁義なき戦い」では一本気なアウトロー、「トラック野郎」では人間味あふれる純情者……。そんな銀幕のスターが先月末、81歳で逝った。晩年、菅原文太さんが私たちに伝えようとした「遺言」とは何だったのか。【小国綾子】

  「選挙中とはいえまるで言論統制だ」。同じ東北出身で親交のあった評論家、佐高信さんは切り出した。菅原さんの訃報が伝えられたのは衆院選公示の直前。多くのメディアは集団的自衛権行使容認や原発再稼働を進める安倍政権に配慮し、菅原さんが反戦や脱原発を訴えてきた事実を十分に報じなかったのではないか、と言うのだ。

  確かにテレビの追悼番組では晩年の政治的な発言に触れず、映画スターとしての功績だけを追うものが目立った。無農薬有機農業を広めることと、再び戦争をしないよう声を上げることの二つの「種」を世にまいた、とつづった妻文子さんのコメントを、肝心の農業や不戦に触れた部分を削除して報じたテレビもあった。ネット上では「菅原さんの反戦の思いを封殺した」と批判の声が上がった。

  佐高さんには忘れられない思い出がある。菅原さんに「文化勲章をもらうことになったらどうする」と冗談交じりに尋ねたら、菅原さんは「きっと『非国民』栄誉賞だな」と笑った。「彼には『非国民』と呼ばれようと、この国の未来のためには一歩も引かない覚悟があった。政治色がついたら俳優もタレントも干されるこの国で、そこを突破した最初の大スターではないか」

  菅原さんが大切にしていた仕事に月刊「本の窓」(小学館)の対談連載がある。2010年に始まり、全部で43回。対談相手の35人はすべて自分で選んだ。俳人の金子兜太さん、元沖縄県知事の大田昌秀さん、著書「タネが危ない」で知られる種苗店経営者、野口勲さん、第五福竜丸元乗組員の大石又七さん。顔ぶれに菅原さんの大事にした憲法9条や沖縄、脱原発、農業などのテーマが見て取れる。

  編集長の岡靖司さんが「出版社の地味で小さなPR誌ですが……」と恐縮しつつ連載を依頼した時、菅原さんは逆に「とても気の利いたいい話だ」と喜んだ。目立つことがすきではなかったうえ、週刊誌のような大きなメディアでは言いたいことが言えないこともあるだろう、と。

  実際、菅原さんの連載は率直で、時に政権も批判した。

  <拳を振り上げ、憲法改正を煽(あお)りたてる人たちは、いざとなったとき戦場には行かない人たちじゃないですか。(略)出て行くのは無辜(むこ)の民衆だけ>(13年6月号)

  <安倍(晋三)首相が「日本人は中国で何も悪いことをしていない」というようなことを言ってるんだから。(中略)上がそうだから、若い連中まで「虐殺はなかった」なんて言っている>(13年7月号)

  連載を書籍「ほとんど人力」(編・菅原文太と免許皆伝の達人たち)にまとめた岡さんは語る。「菅原さんはこの対談を、在野の精神を持ち続けるアウトサイダーたちの語り合う場にしたいと考えていた。日本社会は『はみ出し者』を排除し『無菌状態』を作ろうとしていると強い危機感を抱いていたから」

  東日本大震災後、進まぬ復興や原発問題に憤った菅原さんは「役者引退」を宣言し、12年暮れ、身近な仲間と「いのちの党」を結成した。被災地沿岸に計画されていたコンクリートの防潮堤に対し、宮脇昭・横浜国立大名誉教授が提唱する「緑の防潮堤」を応援する講演会を開いたり、ミツバチの大量死とネオニコチノイド系農薬の関係についての勉強会を開いたりした。

  菅原さんを「おやじ」と慕う同党メンバー、「夜回り先生」こと作家、水谷修さんは「おやじにとって無農薬有機農業も反戦平和も脱原発も根っこは同じ。『ひとたび命が失われたら取り戻せない』という思い。だから『いのちの党』と名付けたんです」。

  銀幕のスターから社会派へいつ、なぜ転身したのか。30年来の知人、NPO法人「ふるさと回帰支援センター」代表理事、高橋公さんはしかし、「転身ではない」と否定する。「彼は昔から社会問題に深い関心を持っていた。読書家で、俳優時代には父親がしっかりしようと『雷おやじの会』も結成した」

  当時、NHKの大河ドラマ「獅子の時代」(1980年)で会津藩下級武士で自由民権運動の闘士を演じた菅原さん。高橋さんが自治労に勤めていた縁で、自治労の自治研究集会で自由民権運動について講演したことも。「ノーギャラでやってくれた。自由民権運動への関心は、それを演じた一役者という立場を超えるほどに深いものでした」と高橋さんは振り返る。

  菅原さんの父親は宮城県の元河北新報記者。自身も仙台一高の出版部(新聞部)に所属し、当時、部の後輩には作家の井上ひさしさんがいた。実は元々、社会派なのだ。

  ただ、菅原さんの人生観を大きく変えた出来事はあった。01年、長男薫さん(享年31)が踏切事故で夭折(ようせつ)したのだ。高橋さんは「菅原さんと知り合ったきっかけは30年前、合気道などを教える私たちの道場に『ぜんそく気味の息子の体を鍛えたい』と訪ねてきてくれたこと。菅原さんは本当に息子さんをかわいがっていたから、息子さんの死は大きかったろう」と口ごもる。

  菅原さんは我が子の死から2年後、女性誌に「その後の心境はひと様に話すことはできない」「『大事なことで、男はモノを言うな』と、自分に言い聞かせている」と述べている。岡さんは「本の窓」連載の打ち合わせで、菅原さんが「俺は教育については語れない。息子のこともあるし」と漏らしたのを覚えている。菅原さんが岡さんに息子の話をしたのは後にも先にもこの時だけだ。

  「菅原さんは『政治の言葉』ではない言葉で政治を語れる、けうな人だった」と佐高さんは言う。11月1日の沖縄県知事選の翁長雄志氏(現知事)の決起集会での応援演説がそうだ。1万数千人の聴衆を前に菅原さんはマイクを握り、力強く言った。

  「映画(「仁義なき戦い」)の最後で、裏切り者に『山守さん、弾はまだ一発残っとるがよ』というセリフをぶつけた。その伝でいくと『(対立候補の)仲井真(弘多)さん、弾はまだ一発残っとるがよ』とぶつけてやりたい」と。

  しかしあの日、菅原さんの体は既に悲鳴を上げていたのだろう。スタッフに支えられながら壇上に立った。

  「アメリカにも良心あつい人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。その良心ある人々は、国が違えど、同じ人間だ。みな手を結び合おうよ。今日来ている皆さんもそのことを肝に銘じて実行してください」。演説をこう締めくくると、最後は明るく「はなはだ短いけど、終わり!」。

  スクリーンの中でも現実でも、菅原さんは一本気に信念を貫き、行動を止めなかった。数々の「遺言」を残して。
このメールは 日本生涯現役推進協議会 様宛にお送りしました。
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    J.I.メールニュース No.685 2014.12.18発行
          「まちなか広場をシアンする」 
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<巻頭寄稿文>
  「 ま ち な か 広 場 を シ ア ン す る 」 
                  全国まちなか広場研究会  山下 裕子
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地方都市の「まちなかの魅力」が、歩行者空間の占める面積や質で判断される時代が来ているように思う。そして、生身の人がゆったりと豊かに憩うことが可能な場の代表選手として「広場」があると考えている。

実際、いま多くの都市の中心市街地では広場整備が活発である。従来、わが国には西洋のような広場とそこでのアクティビティは明確なカタチでは存在せず、神社仏閣の境内や集落内の路地がその機能を果たしていたと考えることができる。

それでは、いま整備が進行している広場とはどのような空間だろうか。それは、容積率アップのための公開空地や建築物内の広場的空間であり、既存施設移転に伴って現れた空地や駅前交通広場の一部であり、また被災地では公共施設建設予定地の暫定利用であるなど、様々だ。広場の概念は容易には定義されないようだが、多くの人が関心を持ち必要性を感じているのは疑いのない事実である。

私は、昨年度まで富山市まちなか賑わい広場(愛称グランドプラザ)の運営会社の社員であった。2007年の開業当初から視察依頼は年100件を越え、ここ数年は広場そのものを主な目的とする視察が増加し、年々その関心が高まりつつあることを実感していた。一方で、広場に関する文献や運営手法等の情報の少なさに驚いていた。

そこで志を同じくする仲間とともに「全国まちなか広場研究会」を立ち上げ、第1回研究会を昨年9月に富山で開催した。そして、今年9月には第2回研究会が長岡市役所併設の広場であるアオーレ長岡で開催され、23都市100名を超える参加者が集まり議論を重ねた。

本研究会の目的は、『まちなか広場の価値に関する研究を行い、広場の整備と管理運営の望ましいあり方が普遍化されることに寄与することを目的とし、「公共広場」×「公共交通」の連携による価値の創造が都市における基幹事業と位置付けられることを目指し』ている(設立趣旨書抜粋)。

参加者は、都市計画、行政学、建築、交通、マーケティング等多様な専門性を有し、その立場は研究者、行政職員、コンサルタント、学生、一般市民であり、広場に新たな可能性を感じている者同士のしなやかな寄り合いの場となっている。

研究会のあり方もお互いを大らかに包み込む広場的なあり方を目指しており、分科会ではテーマ毎にグループ討議を実施したが、結論を求めるものではなかった。参加者がそれぞれの立場や事業状況を背景に、法律・制度から広場に配置される椅子のデザインや運用(常設・運搬・収納等)の在り方にいたるまで、生々しい意見を出し合いながらもお互いの立場を尊重し、さらなる展開を視野に見据える仲間づくりの場であったように感じている。

そして、あたらしい広場への探究心はふくらむばかりで、すでに来年度の方向性を探りはじめている(第3回は2015年11月6日姫路市にて開催)。こうした異なる分野同士の横のつながりや、形式を定めない自由で活発な議論や発表の場が、わが国の「広場」の新しいあり方の模索を推進し、リアルな活き活きとしたプラットフォーム形成につながると信じている。
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山下 裕子 (やました ゆうこ)
全国まちなか広場研究会/(株)ハイマート久留米/NPO法人GPネットワーク(富山市)07年富山市まちなか賑わい広場グランドプラザ運営事務所。10年(株)まちづくりとやまグランドプラザ担当。現在、NPO法人GPネットワーク理事、(株)ハイマート久留米にて ひと・ネットワーククリエイター。著書に「にぎわいの場 富山グランドプラザ-稼働率100%の公共空間のつくり方」(学芸出版社)

全国まちなか広場研究会 hello@machinakahiroba.com 
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