「噛む」ことで脳に刺激を与える「大豆ごはん」
2019年9月10日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Zakzak by 夕刊フジ ライフ 健康・医療 2019.9.10
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190910/hea1909100003-n1.html
【 生涯現役脳をめざせ!】
ビタミン、ミネラル豊富な“天然食材サプリメント”
「噛む」ことで脳に刺激を与える「大豆ごはん」
中高年ならば誰もが「生涯現役」を望んでいることでしょう。昨年6月から始まった東京医科歯科大学の各診療科の先生方のお話は、私自身にも興味深いものばかりでした。今まで信じていた「体に良いこと」が医学的にはそれほど効果のあるものではないなど、目からウロコのこともありました。
もちろん、「食べる」ことの大切さも改めて感じました。そんななかで、食に携わる私が読者の皆さんに声を大にしてお伝えしたいのは「豆」。特に「大豆」食品を召し上がっていただきたいということです。
1日に1食は、なんらかの大豆食品をメニューに取り入れてください。できれば食感のある形がいいですね。「噛む」ということが大事なのです。噛む食事で脳に刺激を与えましょう。噛むことは歯の健康にいいだけでなく、ダイエットにも効果的です。
大豆の1粒には、実にさまざまな栄養が詰まっています。タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富。ビタミンやミネラルの含有量が多いのも特徴のひとつです。その一方で、大豆にはコレステロールがまったく含まれていないこともわかっています。「天然食材のサプリメント」と言いたいくらいさまざまな要素が大豆には含まれています。
そんな世界でも注目の食材を使い、今回は私たちの主食であるごはんに合わせた「大豆ごはん」を紹介します。「大豆のごはん?」といぶかる声も聞こえてきそうですが、これが食べてびっくり。私の友人はこれで大豆好きになりました。
大豆ごはんの炊きたてをまず一口。豆の甘みと食感、ちょっともち米のような食感のごはんを楽しんだら、ほんのちょっとの塩をぱらり。最初の一口よりさらに大豆の甘みを感じていただけると思います。秋の新米、新豆でぜひお試しください。残りはおむすびにしてもいいですね。
◇
<材料>
大豆(乾燥):1/2カップ(20分水に浸けて15分水切り)
米:(2カップ、といで10分水に浸けて15分水切り)
水:2と1/2カップ
<作り方>
(1)下処理した大豆と米を土鍋(または厚手の鍋)に入れる
(2)水を加え、最初は強火で噴いてきたら弱火に。鍋の中の上下を返すように混ぜる
(3)さらに弱火で7-10分で炊き上げる。米の水分が引いてくれば炊き上がり
(4)火を切り、10分むらす
(5)鍋の中の上下を返すように混ぜる
■監修 朝田隆(あさだ たかし) 1955年生まれ。メモリークリニックお茶の水理事長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。認知症予防のデイケアプログラム実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。
■松田美智子(まつだ・みちこ) 女子美術大学非常勤講師、日本雑穀協会理事。ホルトハウス房子に師事。惣菜からもてなし料理まで、和洋中のジャンルを超えて、幅広く提案する。自身でもテーブルウェア「自在道具」シリーズをプロデュース。著書に『季節の仕事』『調味料の科学』など。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Zakzak by 夕刊フジ ライフ 健康・医療 2019.9.10
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190910/hea1909100003-n1.html
【 生涯現役脳をめざせ!】
ビタミン、ミネラル豊富な“天然食材サプリメント”
「噛む」ことで脳に刺激を与える「大豆ごはん」
中高年ならば誰もが「生涯現役」を望んでいることでしょう。昨年6月から始まった東京医科歯科大学の各診療科の先生方のお話は、私自身にも興味深いものばかりでした。今まで信じていた「体に良いこと」が医学的にはそれほど効果のあるものではないなど、目からウロコのこともありました。
もちろん、「食べる」ことの大切さも改めて感じました。そんななかで、食に携わる私が読者の皆さんに声を大にしてお伝えしたいのは「豆」。特に「大豆」食品を召し上がっていただきたいということです。
1日に1食は、なんらかの大豆食品をメニューに取り入れてください。できれば食感のある形がいいですね。「噛む」ということが大事なのです。噛む食事で脳に刺激を与えましょう。噛むことは歯の健康にいいだけでなく、ダイエットにも効果的です。
大豆の1粒には、実にさまざまな栄養が詰まっています。タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富。ビタミンやミネラルの含有量が多いのも特徴のひとつです。その一方で、大豆にはコレステロールがまったく含まれていないこともわかっています。「天然食材のサプリメント」と言いたいくらいさまざまな要素が大豆には含まれています。
そんな世界でも注目の食材を使い、今回は私たちの主食であるごはんに合わせた「大豆ごはん」を紹介します。「大豆のごはん?」といぶかる声も聞こえてきそうですが、これが食べてびっくり。私の友人はこれで大豆好きになりました。
大豆ごはんの炊きたてをまず一口。豆の甘みと食感、ちょっともち米のような食感のごはんを楽しんだら、ほんのちょっとの塩をぱらり。最初の一口よりさらに大豆の甘みを感じていただけると思います。秋の新米、新豆でぜひお試しください。残りはおむすびにしてもいいですね。
◇
<材料>
大豆(乾燥):1/2カップ(20分水に浸けて15分水切り)
米:(2カップ、といで10分水に浸けて15分水切り)
水:2と1/2カップ
<作り方>
(1)下処理した大豆と米を土鍋(または厚手の鍋)に入れる
(2)水を加え、最初は強火で噴いてきたら弱火に。鍋の中の上下を返すように混ぜる
(3)さらに弱火で7-10分で炊き上げる。米の水分が引いてくれば炊き上がり
(4)火を切り、10分むらす
(5)鍋の中の上下を返すように混ぜる
■監修 朝田隆(あさだ たかし) 1955年生まれ。メモリークリニックお茶の水理事長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。認知症予防のデイケアプログラム実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。
■松田美智子(まつだ・みちこ) 女子美術大学非常勤講師、日本雑穀協会理事。ホルトハウス房子に師事。惣菜からもてなし料理まで、和洋中のジャンルを超えて、幅広く提案する。自身でもテーブルウェア「自在道具」シリーズをプロデュース。著書に『季節の仕事』『調味料の科学』など。
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