Zakzak:生涯現役でハツラツと働く社労士たち
2019年6月6日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Zakzak by 夕刊 経済・マネー 働き方改革最前線 2019.6.4
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/190604/ecn1906040002-n1.html
【定年後の居場所】 定年前から「もう一人の自分」を育てる大切さ
“生涯現役”でハツラツと働く社労士たち
講演の当日は、50周年の式典や懇親会にも参加したので、役員をはじめ多くの社労士の方々とお話しする機会を得た。80歳を超えて現役で活躍されている人や、50代後半で社労士試験に合格して会社を早期退職、70代半ばの現在は何人かを雇いながら事務所を運営している人もいた。
その皆さんが本当にお元気で驚いた。同年代の再雇用で働いている人と比べると、両者の差は歴然なのである。これは定年後のことだけではない。私は50歳から会社員とフリーランスの二足のわらじ生活を10年間続けてきた。その時にも同様なことを感じていた。つまり同僚の会社員に比べて、フリーライターやフリーの編集者、カメラマンは若い感じがして、はつらつとしている人が多かった。
社労士やフリーランスは健康であれば、ずっと働き続けることを前提にしている。だから元気を失わない。それに比べると、会社員は定年という大きな段差があるので、どうしても50代にもなれば『自分はロートルだ』と思いがちになる。長く同じ組織で働いているとやはりマンネリというか、トウが立ってくる面もあるのだろう。
それでは、どうすればよいのか。定年や引退をなくしてしまえばよいのである。やはり定年前から準備をして、生涯現役であろうと努力することが一つの方策になろう。社労士会が、私に定年準備のテーマで講演を依頼したのは偶然ではないと思えるのだ。
講演の当日は、50周年の式典や懇親会にも参加したので、役員をはじめ多くの社労士の方々とお話しする機会を得た。80歳を超えて現役で活躍されている人や、50代後半で社労士試験に合格して会社を早期退職、70代半ばの現在は何人かを雇いながら事務所を運営している人もいた。
その皆さんが本当にお元気で驚いた。同年代の再雇用で働いている人と比べると、両者の差は歴然なのである。これは定年後のことだけではない。私は50歳から会社員とフリーランスの二足のわらじ生活を10年間続けてきた。その時にも同様なことを感じていた。つまり同僚の会社員に比べて、フリーライターやフリーの編集者、カメラマンは若い感じがして、はつらつとしている人が多かった。
社労士やフリーランスは健康であれば、ずっと働き続けることを前提にしている。だから元気を失わない。それに比べると、会社員は定年という大きな段差があるので、どうしても50代にもなれば『自分はロートルだ』と思いがちになる。長く同じ組織で働いているとやはりマンネリというか、トウが立ってくる面もあるのだろう。
それでは、どうすればよいのか。定年や引退をなくしてしまえばよいのである。やはり定年前から準備をして、生涯現役であろうと努力することが一つの方策になろう。社労士会が、私に定年準備のテーマで講演を依頼したのは偶然ではないと思えるのだ。
■楠木新(くすのき・あらた) 1979年、京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。50歳から勤務と並行して取材、執筆に取り組む。2015年3月、定年退職。現在、神戸松蔭女子学院大学教授。人事・キャリアコンサルタント。25万部を超えるベストセラーになった『定年後』(中公新書)など著書多数。19年2月に『会社に使われる人 会社を使う人』(角川新書)を出版。
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Zakzak by 夕刊 経済・マネー 働き方改革最前線 2019.6.4
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/190604/ecn1906040002-n1.html
【定年後の居場所】 定年前から「もう一人の自分」を育てる大切さ
“生涯現役”でハツラツと働く社労士たち
講演の当日は、50周年の式典や懇親会にも参加したので、役員をはじめ多くの社労士の方々とお話しする機会を得た。80歳を超えて現役で活躍されている人や、50代後半で社労士試験に合格して会社を早期退職、70代半ばの現在は何人かを雇いながら事務所を運営している人もいた。
その皆さんが本当にお元気で驚いた。同年代の再雇用で働いている人と比べると、両者の差は歴然なのである。これは定年後のことだけではない。私は50歳から会社員とフリーランスの二足のわらじ生活を10年間続けてきた。その時にも同様なことを感じていた。つまり同僚の会社員に比べて、フリーライターやフリーの編集者、カメラマンは若い感じがして、はつらつとしている人が多かった。
社労士やフリーランスは健康であれば、ずっと働き続けることを前提にしている。だから元気を失わない。それに比べると、会社員は定年という大きな段差があるので、どうしても50代にもなれば『自分はロートルだ』と思いがちになる。長く同じ組織で働いているとやはりマンネリというか、トウが立ってくる面もあるのだろう。
それでは、どうすればよいのか。定年や引退をなくしてしまえばよいのである。やはり定年前から準備をして、生涯現役であろうと努力することが一つの方策になろう。社労士会が、私に定年準備のテーマで講演を依頼したのは偶然ではないと思えるのだ。
講演の当日は、50周年の式典や懇親会にも参加したので、役員をはじめ多くの社労士の方々とお話しする機会を得た。80歳を超えて現役で活躍されている人や、50代後半で社労士試験に合格して会社を早期退職、70代半ばの現在は何人かを雇いながら事務所を運営している人もいた。
その皆さんが本当にお元気で驚いた。同年代の再雇用で働いている人と比べると、両者の差は歴然なのである。これは定年後のことだけではない。私は50歳から会社員とフリーランスの二足のわらじ生活を10年間続けてきた。その時にも同様なことを感じていた。つまり同僚の会社員に比べて、フリーライターやフリーの編集者、カメラマンは若い感じがして、はつらつとしている人が多かった。
社労士やフリーランスは健康であれば、ずっと働き続けることを前提にしている。だから元気を失わない。それに比べると、会社員は定年という大きな段差があるので、どうしても50代にもなれば『自分はロートルだ』と思いがちになる。長く同じ組織で働いているとやはりマンネリというか、トウが立ってくる面もあるのだろう。
それでは、どうすればよいのか。定年や引退をなくしてしまえばよいのである。やはり定年前から準備をして、生涯現役であろうと努力することが一つの方策になろう。社労士会が、私に定年準備のテーマで講演を依頼したのは偶然ではないと思えるのだ。
■楠木新(くすのき・あらた) 1979年、京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。50歳から勤務と並行して取材、執筆に取り組む。2015年3月、定年退職。現在、神戸松蔭女子学院大学教授。人事・キャリアコンサルタント。25万部を超えるベストセラーになった『定年後』(中公新書)など著書多数。19年2月に『会社に使われる人 会社を使う人』(角川新書)を出版。
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