毎日紙：滋賀･福井「気持ち現役」熱戦

日　本　生　涯　現　役　推　進　協　議　会　＆　　
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毎日新聞2018年5月2日　地方版
参考URL＝https://mainichi.jp/articles/20180502/ddl/k25/050/388000c

　　　　　６０～７０歳代主力「ジョイナスｉｎ高島」　
　　　　　　　　　「気持ちは現役」と熱戦　滋賀・福井両県の４チーム　／滋賀

　気持ちだけは現役に負けない－－。６０～７０歳代が主力のＯＢ野球チームの親善大会「２０１８ジョイナスｉｎ高島大会」（いまづジョイナスクラブ主催、高島市、同市教委、毎日新聞大津支局後援）が４月２１日、高島市の新旭球場で開かれた。滋賀、福井両県から各２チームが参加して交流戦４試合を行い、熱の入ったプレーを見せた。

　４チームは▽高島ＯＢクラブ＝金田（きんた）隆市代表（７４）▽長浜秀吉クラブ＝米田昌雄代表（７１）▽美方倶楽部＝川崎誠代表（７０）▽若狭高浜倶楽部＝山本宗生代表（７４）。

　社会人やクラブチームを引退したＯＢらは「生涯健康、生涯感動、生涯野球」がモットー。開会式で、いまづジョイナスクラブの早川廣次会長（７０）が「生涯青春で野球を楽しもう」とあいさつし、来賓の福井正明・高島市長も「生涯現役の気持ちで健康な生活を」と選手たちを励ました。

　ＯＢ野球では、ベース間を通常より２・４４メートル短い２５メートルに、マウンドのプレートも２・１４メートル前に寄せて本塁まで１６・３メートルとしている。また、一塁手との交錯を防ぐため、一塁ベースと隣り合わせてファウルラインの外側に、オレンジ色の打者走者用のベースが置かれる。試合時間は８５分を超えると新たなイニングに入らず、最大七回のルールだ。

　ユニホームを着た姿は現役選手と変わらない。だが、悪送球で打者走者をアウトにできなかったり余計な進塁をさせたりすると、「すまんな」「ごめん、ごめん」、難しい飛球を好捕すると「ありがとう」などの声がグラウンドに響いた。【塚原和俊】

　試合結果は次の通り。高島ＯＢ３－１若狭高浜▽長浜秀吉６－２美方▽若狭高浜４－３長浜秀吉▽美方１２－１高島ＯＢ。