日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
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 これからご紹介するのは、オリンピック金メダリストや北海道日本ハムファイターズ、ユニクロやキリンビール、そして、ポートランド州立大学など、様々な分野で採用される「原田メソッド目標達成講座」についてです。これは、大阪に公立中学に通う“ふつうの生徒たち”が、7年間で13回の日本一を達成した方法で、3つのステップで進めていく、誰にでもできる簡単な方法だといわれているものです。

 「夢、自信、誇りを取り戻したい」

 1996年4月。中学の教師である原田隆史は、教師生活最後となる大阪市内の公立中学に赴任しました。今でこそ、日本全国から見学者が訪れる学校になっていますが、原田先生の赴任した当時には、数多くの問題を抱えていたのです。暴力、タバコ、いじめ、理不尽な上下関係などが蔓延していました。学校に隣接する公園にはホームレスの方々のテントが並び、戦前から続く歓楽街も校区の中。さらには大阪市でも有数の繁華街も近く、カラオケボックスやゲームセンターにも多くの生徒が常時出入りしている状態でした。

 平気で遅刻をする、忘れ物を繰り返す。教師が目を離すと暴力事件が発生する。グラウンドにもゴミが落ちている、そんな環境の中で子どもたちは本来持っているはずの「自信」や「誇り」「夢」を一切持つことができない状態だったのです。

 しかし、原田先生はこのような状態の中で陸上部の顧問となり、赴任からわずか3年で"ふつう"の生徒が日本一になる学校に変えてしまったのです。

 なぜ、"荒れた"中学の生徒が短期間で、
「日本一」という目標を達成することができたのでしょうか?

 もちろん、陸上部にだけ優秀な生徒が入ってきたわけではありません。原田先生が赴任後初めて参加した試合のこと。400メートルリレーでは、バトンを持った経験のない子がいたり、ピストル音に驚いてバトンを置き忘れたり、気がつくと第4走者がいなくて、第3走者が二百メートルも走るという状態だったのです。およそ日本一とは縁遠い中での挑戦でした。しかし、結果として原田先生は最後の7年間で13回の日本一を達成させることができたのです。

 では、なぜ原田先生は、素質や才能が特別に秀でているわけでもない、"ふつう"の子どもたちを日本一に育てることが出来たのでしょうか?しかも、7年間も連続で・・・・

 答えは簡単です。それは、達成は「技術」だからです。

 そう、目標達成とは「技術」なのです。才能や素質、運や偶然で決まるものではありません。才能や素質がある人しか目標を達成できないのであれば、スポーツ推薦制度のない公立中学から日本一がでるわけはありませんし、運や偶然によるものなら、7年も"連続"で日本一になれることもありません。

 しかし、目標達成が「技術」であれば、誰でも身につけることが可能ですし、また誰にでも教えることも可能です。さらに「技術」は、一度身につけてしまえば何度でもくり返し使えるものです。周りから見れば「奇跡」のように見えた、"ふつう"の子どもたちを日本一の常連に育て上げたことも、達成の「技術」を理解していた原田先生や生徒たちにとっては、当たり前の結果だったのです。

 原田先生が行ったことはシンプルです。目標の“達成方法”を体系化し、それを生徒一人ひとりに実践させることで、確実に成功へ導くということ。

 残念ながらいつも失敗する人は、この「技術」を知りません。というより、目標を達成するための「技術」が存在することすら知らないわけです。だから、一生懸命頑張っていても、いつも"同じ"失敗ばかりを繰り返してしまうのです。目標を達成したいと思ったら、まず才能や素質、運や偶然で決まるものではなく、達成するための「技術」が存在するいうことを理解する必要があります。そうすれば、あなたもその「技術」を身につけることで、必ず成功することができるようになるのです。たとえ、あなたに特別な才能や素質、そして運が無かったとしても、、、

 これから話す方法で、 誰でも目標を達成することができます。

 これからあなたにお伝えするのメソッドは机上の理論ではありません。プラス思考を並べ立てるものでもなければ、精神論だけを語るものでもありません。

 また「おれはこうして成功したからおまえもこうするべきだ」という、再現性の少ない成功プログラムでもありません。どこかの有名な学者が導き出した理論でもなければ、限られた業種でだけ使えるものでもありません。もちろん実践が伴わない(「いい話を聞いたなぁ」で終わる)ような、よくある成功プログラムでもありません。

 これからあなたにお伝えするのは、特別な才能や素質があるわけではない“ふつう”の中学生を日本一に変えた具体的な目標達成メソッドなのです。

 事実、このメソッドはアメリカ、中国、台湾、韓国など世界中の教育現場だけでなく、ユニクロやキリンビール、カネボウ化粧品や中外製薬工業などの超一流企業やプロ野球球団、プロラグビーチームやオリンピックメダリストなどのスポーツ界でも採用されているのです。つまりこれからあなたにご紹介するメソッドは日本のみならず世界中で、さらにはあらゆる分野で効果が実証されているということです。

 これからあなたに目標達成の"仕組み"と"取り組み方"、つまり「技術」をお伝えします。あなたには、ぜひこの「技術」を身につけてもらいたいのです。なぜならこのプログラムの目的は、あなた自身の目標を達成させて、夢を実現してもらうことだからです。

 「私は、子どもたちに「失敗」をさせたくないと思っています。「失敗から学ぶ」という言葉には賛成できません。“失敗から学ぶ”よりも成功体験を積み重ねていくほうが大切です。」

 この言葉にあるように、ずっと上手く行かなかったことが、ある日突然できるようになる!なんてことは、ほぼほぼありえないことなのです。残念ですが、「ある日突然、億万長者になった!」とか、「ある日突然、英語が話せるようになった!」とか「ある日突然、レギュラーメンバーになれた!」なんてことは起こらないのです。そんな夢のような成功は偶然には起こらないのです。

 つまり、小さな成功の積み重ねの先にしか、大きな成功はあり得ないということなのです。 原田先生は、このことを、

  「スモールステップの原則」

 と呼んでいます。「天才」「カリスマ」と呼ばれる人たちも、いきなり成功できたわけではありません。イチロー選手やマイケル・ジョーダンと言ったとてつもない記録を持つスポーツ選手も、ビル・ゲイツや故スティーブ・ジョブスなどと言った超巨大企業を作った経営者も、ある日突然、偶然に大成功したわけではありません。

 最初は、小さな成功を積み重ねることで「成功の技術」が徐々に身に付いてきたのです。

 結局のところ、1日にできることは、成功している人も失敗している人も、それほど変わるわけではありません。野球でもイチロー選手のように打率3割を超す名バッターと2割5分の打てないバッターとの差はわずかなものなのです。お互い20回打席に立ったとして、1本多くヒットを打ったかどうか?だけの違いだけなのです。もう少しわかりやすく言うと、5試合に出場して、イチロー選手のほうが1本だけヒットを多く打っている、というだけなのです。

 しかし、この違いが1年を通じて考えた時に、とても大きな"差"として出てくるのです。もちろん、それが、1年と言わず、2年、3年、5年と時が経てば、どれほど大きな差になるか、ということはすぐにお分かりいただけるかと思います。要するに、天才と凡人の間には、越えられない壁が存在するわけではなく、誰でも辿り着けることができるのです。

 達成の「技術」というものは、自分のゴールに向かって小さな階段(スモールステップ)を一歩一歩登っていくための地図を書くことなのです。プロの登山家が、どのルートで行くか?休息はいつ取るか?地図の見方やコンパスの使い方を知っておくなどの準備をするように、そのやり方さえ知れば、誰もが自分の設定したゴールに辿り着けることができるというのです。

 生涯現役プロデューサー仮登録の皆様はもとより、「原田メソッド」へのご意見・ご感想をお持ちの方々のご連絡をお待ちしています。

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