日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
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会員限定特典
  「生涯現役プロデューサー(SGP)養成道場」  2月第2回開催

  いつも「生涯現役社会創り」推進活動へのご尽力を心から感謝申し上げます。2/14開催:会員限定『第1回SGP養成道場』第2日目課題コラムへのご投稿資料を掲載ご紹介させていただきます。
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           K e e p    o n   T r u c k i n ’

  『生涯現役ガイドブック』というタイトルの冊子があります。昨年(2016年)神奈川県横須賀市が発行した52ページの豪華本で日野原先生が巻頭を飾っています。3章立ての本文の第1章は「ラジオ体操とウォーキングで生涯現役」、つまり行政的な用語では「健康寿命」、巷では「PPK」が生涯現役の1丁目1番地という分かりやすいガイドブックです。
  「生涯現役といっても何をしていいのかわからない」といった市民の声に応え、横須賀市の総世帯数以上の冊数(18.8万冊)を配布したことは、東京都の防災マニュアル本『東京防災』と並び称される快挙です。
  少子高齢化社会と言われて久しい中、横須賀市でもこの5年間で人口減少(-7,853人)と逆に世帯数増加(3,417世帯)という高齢化のセカンドインパクトが起きています。全国でも昨年の人口統計で、お一人様世帯が全世帯の1/3を超え、夫婦・親子2人世帯を加えた1~2人世帯が6割を占めるようになりました。かつては核家族と言われた父母子世帯や3世代世帯など3人以上の家族は合わせても全世帯数の4割に過ぎません。
  そして「人生100年時代」とも言われるように、いよいよ一生の内に経験する社会変化は、生涯の実体験に大きなインパクトとなっています。会社の寿命は25年と言われますので、4つ程の会社・世代の興亡に出会うことになります。
  そんな変化を経験として生きることはなかなか大変です。そこでラジオ体操により心身を整えておこうというのがガイドブックの奨めです。ヨーガや禅でいう心身一如の基本のようなものでしょう。
  ウォーキングも変化への姿勢を用意します。歩くことが人間の基本。人類は旅することで知恵を得たとも言われます。
  明るい徘徊で変化するフィールドを生きる。生涯現役の別の言葉、若振れば、Keep on Truckin’という感じでしょうか。 以 上     ( S M )                      
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(生涯現役という言葉を使わず、ユーモアを意識して生涯現役を伝える小コラム)

   私 に と っ て の 生 涯 現 役 と は 、
           意 欲 を 以 て 働 き 続 け る こ と

  
「新潮45(2016年9月号)『夫との、まあ、悪くない関係』(林真理子・小島慶子対談)」上で「男の人は、私、最近可哀そうになっているの。男は働けとか、男は稼げとか、男は出世しろとか言われ続けて、あまりにも「こうであれ」という不文律が強すぎる・・」(小島)
  「私、急にこの頃、世の中が男の人を責め立てているような気がして、しようがないの。「死ぬまで〇〇〇〇」しろと言ったかと思うと、「老老介護」で共倒れだと言うし、年金なんかもうもらえないとか、65歳から惚けは始まっているぞとか、中高年の男の人に向かってものすごいネガティブキャンペーンがずっと張られているじゃない」(林)。
  以上の全てが事実ではないかも知れないが、世の風潮の一端であるとは云える。自分自身の活路は働くこと。これに尽きる。
  現在高齢化と人口減が急速に進む中、高齢者が能力や経験を活かして、十分に活躍できる環境の整備が大切。個々の心の受実、日々の活動の充実の延長線上に社会の安定もある。
  総人口に占める65歳以上の割合は27%。60歳以上の70%近くが、65歳を超えても働きたいと望んでいるとのことだ。定年制度の問題もあるし、厚生年金の支給開始年齢の繰上げの問題もあるが、年をとっても働くということは、自分自身の生活の安定、心の充実、健康づくり(順不同)に役立つ。ひいては社会における労働力不足を補い、社会保障の担い手を確保することにもつながる。高齢者の就労促進は極めて重要だということになる。  
  そういう世の中であってもなくとも、私自身は生ある限り立ち続けたい、働き続けたいと思っている。ただし20代・30代・40代等と全く同じに、ということではない。それはできない。若者世代の脇役としてと思っている。(700)以 上  ( R M )

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