「生涯現役社会づくり」をめざす第一弾:50
2015年12月17日 お仕事 夢 と 希 望 を 生 み だ す 脳 回 路 を 創 る
しかし、実際に脳力開発をどのように自分の実生活に活かせていけるかとなると、これも大きな課題である。永年にわたって習慣づけられた行動は、すでに固まって形成された脳回路が出来上がっての結果である。幼児のように、これから白紙で創り上げるのではないから、熟年者ともなれば、なおさら自己変革はむずかしい。
人間にはどんな人でも、プライドがあるはずだし、他人からは干渉されたくない心の “ 壁 ” ももっている。自分の個性、人格、資質、能力などをしっかりとその “ 壁 ” でガードしているともいえる。熟年になればなるほど、そのガードも固くなり、反面、自分を変革することにも臆病になりやすい。
老化現象は、まずこの保守性が頑固さになることであらわれる。中高年者の生き甲斐で自分の保守性をテストしてみるならば、“ 過去の栄光にこだわるか ” それとも “ 将来の自分の可能性に希望をもつか ” によって、自己診断ができると思う。脳力開発には、老化につながる脳回路を切り替えてでも、次々と夢と希望を生みだす脳回路を新たに創りだすことにあるからだ。
サラリーマン生活を捨てて、独立自営を実践したこの一年間は、実にこれまでのサラリーマン的発想の脳回路を、ベンチャーマン的発想に転換することを求められると思う。私自身のこれまでの精神的心構えに、大きな甘えがあったことも事実である。与えられた環境条件を十二分に活かし切っていたかどうかといわれると反省の余地も多い。
あらゆることにおいて、熟年からのベンチャーは、これまでの自分を独立自営に耐えうる体質に変革していく必要があると、謙虚に悟った次第である。これも、現状のサラリーマン生活に余んじていれば、実感できない教訓であった。
“ 中年になって、何を今さらベンチャーなどと・・・ ”、“ 定年までのんびりとサラリーマンをやる方が、生活がどれだけ安定していることか ” という意見をよく聞かされる。熟年からの再出発に失敗したり、苦労したケースが数多くあるだけに、もっともな考え方である。
定年までに数年もあるのに、無理なベンチャーに挑戦して地位も収入もゼロにしたのでは、家族を路頭に迷わすことにもなりかねない。脳力開発どころではない、ということだろうか。これらの防衛心理が、熟年者の厚い心の “ 壁 ” を作り、現状維持に精一杯の精神姿勢にさせるのかもしれない。確かに、熟年になってからの脳力開発には、頑固なまで保身に徹する脳回路を変更していく努力が、並大抵ではないと思う。
だが、脳力開発によれば、どんな人でも一面的な思考ではなく、現状が変わって自分の将来が明るく期待できることならば、思い切って変革に挑戦してみたいという気持ちもあるに違いないのだ。
だから、現状の仕事や給与を確保した上でのベンチャーという発想があってもよいはずである。脳力開発を活かしたライフ・ベンチャーの狙いは、そこにあると思う。ベンチャー精神に基いた脳力開発の実践がともなうならば、必ず自分が変わり周囲に影響を与え、将来の希望も生まれてくる。そのためにも、脳力開発によるベンチャー準備講座をあらゆる企業の熟年層にすすめていきたいと願っている。 つづく
しかし、実際に脳力開発をどのように自分の実生活に活かせていけるかとなると、これも大きな課題である。永年にわたって習慣づけられた行動は、すでに固まって形成された脳回路が出来上がっての結果である。幼児のように、これから白紙で創り上げるのではないから、熟年者ともなれば、なおさら自己変革はむずかしい。
人間にはどんな人でも、プライドがあるはずだし、他人からは干渉されたくない心の “ 壁 ” ももっている。自分の個性、人格、資質、能力などをしっかりとその “ 壁 ” でガードしているともいえる。熟年になればなるほど、そのガードも固くなり、反面、自分を変革することにも臆病になりやすい。
老化現象は、まずこの保守性が頑固さになることであらわれる。中高年者の生き甲斐で自分の保守性をテストしてみるならば、“ 過去の栄光にこだわるか ” それとも “ 将来の自分の可能性に希望をもつか ” によって、自己診断ができると思う。脳力開発には、老化につながる脳回路を切り替えてでも、次々と夢と希望を生みだす脳回路を新たに創りだすことにあるからだ。
サラリーマン生活を捨てて、独立自営を実践したこの一年間は、実にこれまでのサラリーマン的発想の脳回路を、ベンチャーマン的発想に転換することを求められると思う。私自身のこれまでの精神的心構えに、大きな甘えがあったことも事実である。与えられた環境条件を十二分に活かし切っていたかどうかといわれると反省の余地も多い。
あらゆることにおいて、熟年からのベンチャーは、これまでの自分を独立自営に耐えうる体質に変革していく必要があると、謙虚に悟った次第である。これも、現状のサラリーマン生活に余んじていれば、実感できない教訓であった。
“ 中年になって、何を今さらベンチャーなどと・・・ ”、“ 定年までのんびりとサラリーマンをやる方が、生活がどれだけ安定していることか ” という意見をよく聞かされる。熟年からの再出発に失敗したり、苦労したケースが数多くあるだけに、もっともな考え方である。
定年までに数年もあるのに、無理なベンチャーに挑戦して地位も収入もゼロにしたのでは、家族を路頭に迷わすことにもなりかねない。脳力開発どころではない、ということだろうか。これらの防衛心理が、熟年者の厚い心の “ 壁 ” を作り、現状維持に精一杯の精神姿勢にさせるのかもしれない。確かに、熟年になってからの脳力開発には、頑固なまで保身に徹する脳回路を変更していく努力が、並大抵ではないと思う。
だが、脳力開発によれば、どんな人でも一面的な思考ではなく、現状が変わって自分の将来が明るく期待できることならば、思い切って変革に挑戦してみたいという気持ちもあるに違いないのだ。
だから、現状の仕事や給与を確保した上でのベンチャーという発想があってもよいはずである。脳力開発を活かしたライフ・ベンチャーの狙いは、そこにあると思う。ベンチャー精神に基いた脳力開発の実践がともなうならば、必ず自分が変わり周囲に影響を与え、将来の希望も生まれてくる。そのためにも、脳力開発によるベンチャー準備講座をあらゆる企業の熟年層にすすめていきたいと願っている。 つづく
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