「走る浅利アナウンサー」は生涯現役!
2015年3月26日 お仕事YOMIURI ONLINE ランニング
URL=http://www.yomiuri.co.jp/running/feature/20150326-OYT8T50061.html
走るアナウンサーのSmile & Beauty!
[浅利そのみ]「 走 る ア ナ ウ ン サ ー 」 は 生 涯 現 役 !
今年もやってきました! 女性ランナー5000人が表参道を駆け抜ける「渋谷・表参道Women’s Run」! 昨年は凍えるような冷たい雨の中のレースでしたが、今年は雲一つない青空。日差しも気持ちが良く、まさに絶好のマラソン日和! 私は2年連続で全ステージのMCを務めさせていただき、たくさんの笑顔と触れ合ってきました。
この大会の特徴は、もちろん女性限定というところですが、初めての大会参加者に向けて、昨年から「レースデビュー枠」が設けられています。今年は事前のクリニックも開催され、初レースを笑顔でフィニッシュするためのサポートもバッチリ! また、女性に嬉しい化粧品やドリンクのブースとか、走った後のお土産もフルーツや今話題のココナツウォーターなど、心くすぐるお楽しみがたくさん! さらに、参加Tシャツがかわいくて、今年は渋谷区の花である「花菖蒲」をアロハシャツ調にデザイン。事前に送付されていたので、これを着て走るランナーもたくさんいました。
私は、今回含め5回全てにランナーやMCとして関わらせていただいていますが、年々、年齢の幅が広がっているのを感じますし、その速さにも驚きです。今回の上位6位入賞者は、全員40分を切る速さ。さらにトップはママさんランナー。スピードだけではありませんが、若い世代に向けて子育てしながらも走れるんだよ、といういいお手本を見せていただきました。そしてもう一つ今回印象的だったのが、テレビのリポーターとして初10キロを走った、タレントのLiLiCoさんの言葉。お酒が大好きなLiLiCoさんですが、走るようになって体が健康的になっていくのをどんどん実感し、呑むよりも走る方がリフレッシュ出来て、今回、想像していたよりも100倍も楽しいレースになったそう。「上り坂だろうが下り坂だろうが、すべてを味方につける。フルマラソンなんて考えられなかったけど、きょうの楽しさで、マラソンの小窓をちょっと開けちゃったかも!」
レースが全てではありませんが、こういったテンションが上がる大会に出ると、走る楽しさをたっぷり味わえるので「また走りたい」と思ってしまう。走ることで前向きになれたり、人と出会えたり、体が元気になったり、いいことずくめなので、どんどんはまっていくんですよね。私も走り始めて5年半。「走るアナウンサー」として、こんな人生を送るとは全く想像がつきませんでした(笑)。
走っていたからこそ出逢えたこのコラム。残念ながら今回がラストとなりますが、これからも私は走り続けます。ただ、ちょっとその走り方は変化させたいなと思っています。コラムでも参加したレースリポートをたくさんお伝えしてきましたが、これからはレースだけを目標とするのではなく、もっともっと日常の中に自然にランがある生活にシフトチェンジしていきたいなぁと。思うがまま走って、美味しいものを見つけたり、楽しい場所に行ったり、すてきな景色や人に出逢ったりするランニングをしていきたい。
「次のレースはなんですか?」って必ず聞かれます。ランナー同士の挨拶でもあるこの会話。私も話のきっかけに聞いたりするのですが、レースがなくても「あそこのアレ、走りながら見つけたんだけど、今度行ってみない?」くらいのラフな気持ちで走り続けていきたいなと思っています。もちろん、ママになってもおばあちゃんになっても生涯現役で! 大きな声で笑いながら&喋しゃべりながら走っていたら、きっとそれは私です。見かけたらぜひ、遠慮せずにお声をかけてくださいね。全34回、ありがとうございました。
【浅利そのみ (あさり・そのみ)/筆者プロフィル 】
1980年8月28日、山梨県南アルプス市生まれ。聖心女子大学文学部卒。山梨と東京のラジオ局アナウンサーを経て、2012年にフリーに。自慢の脚力を生かしてランニング番組のパーソナリティーも務めた、自称“走るアナウンサー”。2010~12年の箱根駅伝速報キャスター。フルマラソンの自己ベストは4時間23分56秒。旅ラン、トレイルランニングも楽しんでいる。特技はほかに柔道、フィールドホッケー。アスリートフードマイスター・ジュニア野菜ソムリエ・アロマテラピーアドバイザー。
URL=http://www.yomiuri.co.jp/running/feature/20150326-OYT8T50061.html
走るアナウンサーのSmile & Beauty!
[浅利そのみ]「 走 る ア ナ ウ ン サ ー 」 は 生 涯 現 役 !
今年もやってきました! 女性ランナー5000人が表参道を駆け抜ける「渋谷・表参道Women’s Run」! 昨年は凍えるような冷たい雨の中のレースでしたが、今年は雲一つない青空。日差しも気持ちが良く、まさに絶好のマラソン日和! 私は2年連続で全ステージのMCを務めさせていただき、たくさんの笑顔と触れ合ってきました。
この大会の特徴は、もちろん女性限定というところですが、初めての大会参加者に向けて、昨年から「レースデビュー枠」が設けられています。今年は事前のクリニックも開催され、初レースを笑顔でフィニッシュするためのサポートもバッチリ! また、女性に嬉しい化粧品やドリンクのブースとか、走った後のお土産もフルーツや今話題のココナツウォーターなど、心くすぐるお楽しみがたくさん! さらに、参加Tシャツがかわいくて、今年は渋谷区の花である「花菖蒲」をアロハシャツ調にデザイン。事前に送付されていたので、これを着て走るランナーもたくさんいました。
私は、今回含め5回全てにランナーやMCとして関わらせていただいていますが、年々、年齢の幅が広がっているのを感じますし、その速さにも驚きです。今回の上位6位入賞者は、全員40分を切る速さ。さらにトップはママさんランナー。スピードだけではありませんが、若い世代に向けて子育てしながらも走れるんだよ、といういいお手本を見せていただきました。そしてもう一つ今回印象的だったのが、テレビのリポーターとして初10キロを走った、タレントのLiLiCoさんの言葉。お酒が大好きなLiLiCoさんですが、走るようになって体が健康的になっていくのをどんどん実感し、呑むよりも走る方がリフレッシュ出来て、今回、想像していたよりも100倍も楽しいレースになったそう。「上り坂だろうが下り坂だろうが、すべてを味方につける。フルマラソンなんて考えられなかったけど、きょうの楽しさで、マラソンの小窓をちょっと開けちゃったかも!」
レースが全てではありませんが、こういったテンションが上がる大会に出ると、走る楽しさをたっぷり味わえるので「また走りたい」と思ってしまう。走ることで前向きになれたり、人と出会えたり、体が元気になったり、いいことずくめなので、どんどんはまっていくんですよね。私も走り始めて5年半。「走るアナウンサー」として、こんな人生を送るとは全く想像がつきませんでした(笑)。
走っていたからこそ出逢えたこのコラム。残念ながら今回がラストとなりますが、これからも私は走り続けます。ただ、ちょっとその走り方は変化させたいなと思っています。コラムでも参加したレースリポートをたくさんお伝えしてきましたが、これからはレースだけを目標とするのではなく、もっともっと日常の中に自然にランがある生活にシフトチェンジしていきたいなぁと。思うがまま走って、美味しいものを見つけたり、楽しい場所に行ったり、すてきな景色や人に出逢ったりするランニングをしていきたい。
「次のレースはなんですか?」って必ず聞かれます。ランナー同士の挨拶でもあるこの会話。私も話のきっかけに聞いたりするのですが、レースがなくても「あそこのアレ、走りながら見つけたんだけど、今度行ってみない?」くらいのラフな気持ちで走り続けていきたいなと思っています。もちろん、ママになってもおばあちゃんになっても生涯現役で! 大きな声で笑いながら&喋しゃべりながら走っていたら、きっとそれは私です。見かけたらぜひ、遠慮せずにお声をかけてくださいね。全34回、ありがとうございました。
【浅利そのみ (あさり・そのみ)/筆者プロフィル 】
1980年8月28日、山梨県南アルプス市生まれ。聖心女子大学文学部卒。山梨と東京のラジオ局アナウンサーを経て、2012年にフリーに。自慢の脚力を生かしてランニング番組のパーソナリティーも務めた、自称“走るアナウンサー”。2010~12年の箱根駅伝速報キャスター。フルマラソンの自己ベストは4時間23分56秒。旅ラン、トレイルランニングも楽しんでいる。特技はほかに柔道、フィールドホッケー。アスリートフードマイスター・ジュニア野菜ソムリエ・アロマテラピーアドバイザー。
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