NPO ライフ・ベンチャー・クラブ会報111号
2014年12月30日 お仕事特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 111 号 2014年 12月30日 発行
◎ 12月17日(水)生涯現役協・NPO法人LVクラブの合同理事会開催ご報告
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2014年歳末にあたり、当NPO/LVクラブ会員皆様には格別のご支援を賜わり衷心感謝申し上げる次第でございます。
さて、当NPO法人 LVクラブと日本生涯現役推進協議会との十二月合同理事会を下記のとおり開催しましたので、ご報告申し上げます。 敬 具
記
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日(水曜日) 1 3:0 0 ~ 1 4 : 5 0
場 所:八重洲口会館B2 ライフ・ベンチャー事務所
出席者:東瀧代表、水上、中上崇、伊東、糟谷、新川、高橋、山本、伊藤、江島、
庵原(敬称略/順不同)
内 容:
(1) 2 0 1 5 年 の 活 動 方 針
12月8日に東瀧、中上、伊藤の3者で話し合った結論を踏まえ、参加者一同で協議した結果、
① 45歳~55歳の熟年層が魅力を感じて集まる会にすべし。
② そのためには、起業ネタを有する者と起業家を志向する者の出会いを積極的に造り上げるべし。→必然的に、シニアと熟年が交流する。
③ 具体的には、経産省系の技術士集団JTTASの松井武久さんがこれまでに蓄えた多くの技術基軸の新商材の中から、
* フリーエージェント協会(中上塾で紹介された菊池さん)及
* 松重さん主導の『パーソナル・ビズ』の二つの場で、“マーチャンダイズ出来る”可能性のあるアイテムを洗い出し、可能性の高い商材から販売をマッチングさせる方向性をもって、実ビジネス化を推進することにより熟年層を呼び込む戦略が良い。
④ 合同理事会では論議されなかったが12月8日には討議された、葉倉さんの熟年教育システムは、有力な私的財産になるので、当協議会とどのように絡ませうるかを検討し、可能ならば協働作業を目指したいが、中上崇理事と葉倉さんらで方針を詰めて戴く。
(2) 2 0 1 5 年 1 月 ・ 2 月 生 涯 現 役 塾(夕方の部)予告
1月28日は石毛利雄さんの『人材育成の勘どころ』(仮題)
2月25日は松重奉昇さんの『パ―ソナル・ビズ』
(3) 当 協 議 会 活 動 の 基 本 コ ン セ プ ト
議論がかなり哲学的な本質論に及んだが、概ね賛同された定義としては次の通り。
『直ぐに経済的利益を得ようとする活動ではなく』、
『社会貢献になることを目的とする活動』であり、
『結果として、社会から感謝される喜びが与えられ』、
『経済的利益をも戴けることも多い。』
(4) 高 橋 さ ん の “ 3 0 周 年 音 頭 ” →東瀧代表と再度調整する。
(音頭式かポピュラーソング式か?) 以 上
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◎ 12月17日開催「第348回生涯現役塾第十二弾&望年会」ご報告
第3 4 8回 生 涯 現 役 塾 & 恒 例 の 2 0 1 5 望 年 会
第 3 4 8 回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 十 二 弾
“ 生 涯 現 役 あ な た も 日 本 も 元 気 に 望 年 の 集 い ”
日 時: 2014 年 12 月 17 日(水) 1 5:0 0 ~ 1 7:3 0
参加者: 伊藤、伊東、庵原、内山、江島、大島、鎌田、糟谷、金子、下條、高橋、
中上章、中上崇、東瀧、平尾、水上、持田、山本、渡辺
内 容:【江島優氏と下條武男氏の講演要旨】 記録:水 上 久 忠
● 東京エグゼクティブ・サーチ株式会社 代表取締役会長 江 島 優 氏
江島氏は福岡県生まれ。私大法学部に入学したときに多くの弁護士志向の学生はいろいろな司法界に目指すための研究会があり、そこで猛勉強していた。しかし、彼らは正規授業のを無視し、試験のときだけしか来ないことに大変疑問に持ったそうです。
そこで、両親に海外で人生を挑戦したいと相談してみたら、10年間ならはいいのではないかと言われた。そのころ、ブラジル農園で働く広告を見つけて、現地で仕事を始めたがなかなかアメリカに留学するための資金が貯められず、もがいているときに、味の素の販売の仕事に巡り会えてかろうじて初期の資金集める目標を果たすことが出来る様になった。アメリカではロスアンジェリスの大学に入学することができた。
そのときの学資は、資産家の自宅の掃除をしながら何とか貯めながら学生をした。しかし、いよいよ残っている期間は2年間になって一生懸命アメリカでは当たりのビジネスになっている事業で、日本にない仕事をさがした。そこでヘッドハンティングのビジネスモデルを作り、10年間の海外生活を終えた帰国した。
起業資金をつくるためにコミッション・セルースしがいいと思い、英語学習機器と教材を販売する会社の仕事を始めたが中々成績は上がらず思考錯誤した。ある時に、東京での販売を諦めて、地方の大きな会社がある、企業城下町に販売することで成績を上げることができた。
また、熱海市などのホテルや会館の従業員やその家族に販売することを初めて、成績をあげることができて、2億円を集めることができるところで退職した。その後は、厚木に注文住宅を建て、そして世田谷に自宅も建てた。
そしていよいよ日本での初めてのヘッドハンティングのビジネスに着手をした。現在は30代、40代の役員を自宅に招いてOJTをしている。やはり、彼らの成長なくして、会社の成長もないく自分の退職が出来ないからです。人生やビジネスで成功するためにはやはり、計画をたてて果敢に挑戦することです。 以 上
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● 株式会社 日本コンピュータ・ダイナミックス 名誉顧問 下 條 武 男 氏
生まれた時にはどんな才能が自分にあるのかは、だれにも判らない。才能は下條氏の場合には、好きか嫌いから始まる。もっとありていに言えば、できるのか?できないのか?興味が沸くのか沸かないのか?・・・全てに自然体で生きてゆく態度で、これまでの選択肢(行くべき道)を選んできた。
例えば、大学は好きな数学を学ぶ学部に入学をきめて、学生結婚して、指導教授の口利きで就活もしてきた。最初に、小さい電子計算機の会社に勤め、その会社が成長して、立派なコンピューター会社になっていった。そこから、運命的な転職が始まり、取引先の社団法人日本能率協会EDP事業部に恋われて勤め、経営コンサルタント職員の研修担当として、また営業企画を担当することになった。
残念なことにEDP事業部を立ち上げた新崎理事の死去の境に、現在の会社を元一緒に務めていた女性と起業することになった。自分の人生設計を建てるときには、あるできことに逆わらずに自然体で行動していく行動哲学を持っている。下條氏のビジネス哲学や生き方には人とのつながりや前職(退職した会社)に感謝し、自分の才能を磨く機会としてコツコツと刻苦勉励をして来たと言える。
日本コンピューター会社を設立したときの最初の取引先はこれまで務めてきた会社組織との出会いがもとで取引や引き合いが始まった。それはやはり、下條氏の人柄やスキルを信頼しての取引関係が生まれたからで、すぐれた人間関係の継続ができている証拠である。バブル経済崩壊の時にはやはり業績は悪化したが、決して人的なリストラを行わず、役員報酬のカットや年次採用の中止や事業構造の見直しなどを行い乗り切った。
下條氏は多くの成功している企業家に共通する事業姿勢は、基本的には沢山の本を読まない、文章は最小しか書かない分、常に未来を考え、行動してゆく。そして考え抜いたエキスを、これからの事業構想や業界の発展の方向などに援用し、とことん掘り下げて方針や方向を決めることに集中するビジネス哲学を実践している。
下條氏は向こう1000年先を考えて人類の平和の実現に向けて自分は何かができるのか、常に思案を巡らせている。人類がこれから「みんなが平和に暮らして行くには」そのぐらのスパンで考えなければ、実現は出来ないと。 以 上
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【 2 0 1 5 年 望 年 会 議 事 録 】
記録:伊藤紘一参与
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日 (水) 18:00~20:00
場 所: 八重洲口会館 B2F 会議室
参加者: 神田、下條、東瀧、水上、中上 崇、中上 章、山本、糟谷、新川、松井、
渡辺、持田、大嶋、平尾、金子、鎌田、庵原、下田、佐藤、吉田、伊東、
伊藤 (合計22名)
進 行: 吉田あつみ
講演題:『 海 外 協 力 の 現 場 か ら 見 え て き た ~
激 動 の 世 界 に 求 め ら れ る パ ラ ダ イ ム シ フ ト 』
講 師: 神 田 英 輔 (「声なき者の友の輪」 代表)
講 演: 10年間の国際的青少年育成活動と28年間の世界70カ国で飢餓や貧困に苦しむ方々の自助努力を支援する活動を経て、2010年に「犠牲を伴う愛」を実践する者たちを育て「共に喜ぶ社会」の実現を目指し「声なき者の友の輪」創立。
15年ぐらい前までは、豊かな『北』が貧しい『南』を憐れみつつ支援をする世界構図であったが、今や『北』や『南』に関係なく、それぞれの国内で貧富の格差が激増している。ルワンダでは20年前大虐殺があったが、富める民族と貧しい民族の殺し合いであった。
過去我々を支配していた「世界観」は大幅に変革させるべきだ!
① 貧しい人に魚を与える援助でなく魚の釣り方を教え自立を促す。
② 立派なリーダーのもとで多くがピラミッド型で支える援助ではなく、一人一人が近くの困っている隣人を自立させる援助をする。
③ 長いものに巻かれ、寄らば大樹の陰を喜ばず、世間のしがらみに縛られず真に自由な心で隣人愛の実践を勇気を以って実践する。
感 想: 参加者は深い感銘を受け、後の宴会でも引続き神田講師を囲み、『私も新しい世界観をもって共に喜ぶ社会造りに参画したい!』と語りかける声が会場に充満していた。
当協議会としても、当日行われた合同理事会で決議した、活動基本コンセプト『社会貢献を第一目的にする』と重なる大切なメッセージを戴いた望年会になった、と会員各位と共に喜びたい。
なお、宴会で糟谷さん、吉田さんに日頃の地道なお世話に感謝して花束が贈呈された。宴会の飲食は山本&糟谷の名コンビが心を込めて準備して戴き、“お値段以上”感を与えました!
皆様来年30周年も希望を以って進みましょう! 以 上
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● 2014 年度「第337~348 回生涯現役シリーズ塾』開催結果一覧表
本年2014 年度生涯現役塾で発題発表された17 名以上の方々が、実践活動支援ネットワーカーとしての「生涯現役社会づくり」推進役のお力添えをいただき、本当に有難うございました。下記ご報告申し上げます。
開催月 開催回数 発題テーマ 発表者
1月 第337回 「生涯現役力/市民行動力」向上の生涯現役塾 東瀧邦次
2月 第338回 企業向け「生涯現役脳力開発塾」はなぜ必要か 東瀧邦次
3月 第339回 生きがいの原点はあくまでも豊かな人間力創り 東瀧邦次
4月 第340回 生涯現役プロデューサー相互研鑽の生涯現役塾 中上 崇/東瀧邦次
5月 第341回 生きがい目標と生涯現役社会づくりの相乗効果 中上 崇/水上久忠
6月 第342回 ビジネスコーディネーターの育成と起業家養成 中上 崇/佐藤昌子
7月 第343回 シニアが次世代の起業・就業にどう貢献できるか 中上 崇/伊藤紘一
8月 第344回 生涯現役サミットに連携の生涯現役シリーズ塾 中上 崇/伊藤紘一
9月 第345回 生涯現役社会づくりへの効果的・具体的実践論 中上 崇/井上仁他
10月 第346回 生涯現役社会プラットフォームの全国転換構想 中上 崇/柳原正年
11月 第347回 生涯現役で社会貢献度の高い社会事業群の創出 菊池大輔/鎌田健司
12月 第348回 生涯現役であなたも日本も元気に!!望年の集い 江島 優/神田英輔
以上
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 111 号 2014年 12月30日 発行
◎ 12月17日(水)生涯現役協・NPO法人LVクラブの合同理事会開催ご報告
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2014年歳末にあたり、当NPO/LVクラブ会員皆様には格別のご支援を賜わり衷心感謝申し上げる次第でございます。
さて、当NPO法人 LVクラブと日本生涯現役推進協議会との十二月合同理事会を下記のとおり開催しましたので、ご報告申し上げます。 敬 具
記
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日(水曜日) 1 3:0 0 ~ 1 4 : 5 0
場 所:八重洲口会館B2 ライフ・ベンチャー事務所
出席者:東瀧代表、水上、中上崇、伊東、糟谷、新川、高橋、山本、伊藤、江島、
庵原(敬称略/順不同)
内 容:
(1) 2 0 1 5 年 の 活 動 方 針
12月8日に東瀧、中上、伊藤の3者で話し合った結論を踏まえ、参加者一同で協議した結果、
① 45歳~55歳の熟年層が魅力を感じて集まる会にすべし。
② そのためには、起業ネタを有する者と起業家を志向する者の出会いを積極的に造り上げるべし。→必然的に、シニアと熟年が交流する。
③ 具体的には、経産省系の技術士集団JTTASの松井武久さんがこれまでに蓄えた多くの技術基軸の新商材の中から、
* フリーエージェント協会(中上塾で紹介された菊池さん)及
* 松重さん主導の『パーソナル・ビズ』の二つの場で、“マーチャンダイズ出来る”可能性のあるアイテムを洗い出し、可能性の高い商材から販売をマッチングさせる方向性をもって、実ビジネス化を推進することにより熟年層を呼び込む戦略が良い。
④ 合同理事会では論議されなかったが12月8日には討議された、葉倉さんの熟年教育システムは、有力な私的財産になるので、当協議会とどのように絡ませうるかを検討し、可能ならば協働作業を目指したいが、中上崇理事と葉倉さんらで方針を詰めて戴く。
(2) 2 0 1 5 年 1 月 ・ 2 月 生 涯 現 役 塾(夕方の部)予告
1月28日は石毛利雄さんの『人材育成の勘どころ』(仮題)
2月25日は松重奉昇さんの『パ―ソナル・ビズ』
(3) 当 協 議 会 活 動 の 基 本 コ ン セ プ ト
議論がかなり哲学的な本質論に及んだが、概ね賛同された定義としては次の通り。
『直ぐに経済的利益を得ようとする活動ではなく』、
『社会貢献になることを目的とする活動』であり、
『結果として、社会から感謝される喜びが与えられ』、
『経済的利益をも戴けることも多い。』
(4) 高 橋 さ ん の “ 3 0 周 年 音 頭 ” →東瀧代表と再度調整する。
(音頭式かポピュラーソング式か?) 以 上
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◎ 12月17日開催「第348回生涯現役塾第十二弾&望年会」ご報告
第3 4 8回 生 涯 現 役 塾 & 恒 例 の 2 0 1 5 望 年 会
第 3 4 8 回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 十 二 弾
“ 生 涯 現 役 あ な た も 日 本 も 元 気 に 望 年 の 集 い ”
日 時: 2014 年 12 月 17 日(水) 1 5:0 0 ~ 1 7:3 0
参加者: 伊藤、伊東、庵原、内山、江島、大島、鎌田、糟谷、金子、下條、高橋、
中上章、中上崇、東瀧、平尾、水上、持田、山本、渡辺
内 容:【江島優氏と下條武男氏の講演要旨】 記録:水 上 久 忠
● 東京エグゼクティブ・サーチ株式会社 代表取締役会長 江 島 優 氏
江島氏は福岡県生まれ。私大法学部に入学したときに多くの弁護士志向の学生はいろいろな司法界に目指すための研究会があり、そこで猛勉強していた。しかし、彼らは正規授業のを無視し、試験のときだけしか来ないことに大変疑問に持ったそうです。
そこで、両親に海外で人生を挑戦したいと相談してみたら、10年間ならはいいのではないかと言われた。そのころ、ブラジル農園で働く広告を見つけて、現地で仕事を始めたがなかなかアメリカに留学するための資金が貯められず、もがいているときに、味の素の販売の仕事に巡り会えてかろうじて初期の資金集める目標を果たすことが出来る様になった。アメリカではロスアンジェリスの大学に入学することができた。
そのときの学資は、資産家の自宅の掃除をしながら何とか貯めながら学生をした。しかし、いよいよ残っている期間は2年間になって一生懸命アメリカでは当たりのビジネスになっている事業で、日本にない仕事をさがした。そこでヘッドハンティングのビジネスモデルを作り、10年間の海外生活を終えた帰国した。
起業資金をつくるためにコミッション・セルースしがいいと思い、英語学習機器と教材を販売する会社の仕事を始めたが中々成績は上がらず思考錯誤した。ある時に、東京での販売を諦めて、地方の大きな会社がある、企業城下町に販売することで成績を上げることができた。
また、熱海市などのホテルや会館の従業員やその家族に販売することを初めて、成績をあげることができて、2億円を集めることができるところで退職した。その後は、厚木に注文住宅を建て、そして世田谷に自宅も建てた。
そしていよいよ日本での初めてのヘッドハンティングのビジネスに着手をした。現在は30代、40代の役員を自宅に招いてOJTをしている。やはり、彼らの成長なくして、会社の成長もないく自分の退職が出来ないからです。人生やビジネスで成功するためにはやはり、計画をたてて果敢に挑戦することです。 以 上
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● 株式会社 日本コンピュータ・ダイナミックス 名誉顧問 下 條 武 男 氏
生まれた時にはどんな才能が自分にあるのかは、だれにも判らない。才能は下條氏の場合には、好きか嫌いから始まる。もっとありていに言えば、できるのか?できないのか?興味が沸くのか沸かないのか?・・・全てに自然体で生きてゆく態度で、これまでの選択肢(行くべき道)を選んできた。
例えば、大学は好きな数学を学ぶ学部に入学をきめて、学生結婚して、指導教授の口利きで就活もしてきた。最初に、小さい電子計算機の会社に勤め、その会社が成長して、立派なコンピューター会社になっていった。そこから、運命的な転職が始まり、取引先の社団法人日本能率協会EDP事業部に恋われて勤め、経営コンサルタント職員の研修担当として、また営業企画を担当することになった。
残念なことにEDP事業部を立ち上げた新崎理事の死去の境に、現在の会社を元一緒に務めていた女性と起業することになった。自分の人生設計を建てるときには、あるできことに逆わらずに自然体で行動していく行動哲学を持っている。下條氏のビジネス哲学や生き方には人とのつながりや前職(退職した会社)に感謝し、自分の才能を磨く機会としてコツコツと刻苦勉励をして来たと言える。
日本コンピューター会社を設立したときの最初の取引先はこれまで務めてきた会社組織との出会いがもとで取引や引き合いが始まった。それはやはり、下條氏の人柄やスキルを信頼しての取引関係が生まれたからで、すぐれた人間関係の継続ができている証拠である。バブル経済崩壊の時にはやはり業績は悪化したが、決して人的なリストラを行わず、役員報酬のカットや年次採用の中止や事業構造の見直しなどを行い乗り切った。
下條氏は多くの成功している企業家に共通する事業姿勢は、基本的には沢山の本を読まない、文章は最小しか書かない分、常に未来を考え、行動してゆく。そして考え抜いたエキスを、これからの事業構想や業界の発展の方向などに援用し、とことん掘り下げて方針や方向を決めることに集中するビジネス哲学を実践している。
下條氏は向こう1000年先を考えて人類の平和の実現に向けて自分は何かができるのか、常に思案を巡らせている。人類がこれから「みんなが平和に暮らして行くには」そのぐらのスパンで考えなければ、実現は出来ないと。 以 上
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【 2 0 1 5 年 望 年 会 議 事 録 】
記録:伊藤紘一参与
日 時: 2 0 1 4 年 1 2 月 1 7 日 (水) 18:00~20:00
場 所: 八重洲口会館 B2F 会議室
参加者: 神田、下條、東瀧、水上、中上 崇、中上 章、山本、糟谷、新川、松井、
渡辺、持田、大嶋、平尾、金子、鎌田、庵原、下田、佐藤、吉田、伊東、
伊藤 (合計22名)
進 行: 吉田あつみ
講演題:『 海 外 協 力 の 現 場 か ら 見 え て き た ~
激 動 の 世 界 に 求 め ら れ る パ ラ ダ イ ム シ フ ト 』
講 師: 神 田 英 輔 (「声なき者の友の輪」 代表)
講 演: 10年間の国際的青少年育成活動と28年間の世界70カ国で飢餓や貧困に苦しむ方々の自助努力を支援する活動を経て、2010年に「犠牲を伴う愛」を実践する者たちを育て「共に喜ぶ社会」の実現を目指し「声なき者の友の輪」創立。
15年ぐらい前までは、豊かな『北』が貧しい『南』を憐れみつつ支援をする世界構図であったが、今や『北』や『南』に関係なく、それぞれの国内で貧富の格差が激増している。ルワンダでは20年前大虐殺があったが、富める民族と貧しい民族の殺し合いであった。
過去我々を支配していた「世界観」は大幅に変革させるべきだ!
① 貧しい人に魚を与える援助でなく魚の釣り方を教え自立を促す。
② 立派なリーダーのもとで多くがピラミッド型で支える援助ではなく、一人一人が近くの困っている隣人を自立させる援助をする。
③ 長いものに巻かれ、寄らば大樹の陰を喜ばず、世間のしがらみに縛られず真に自由な心で隣人愛の実践を勇気を以って実践する。
感 想: 参加者は深い感銘を受け、後の宴会でも引続き神田講師を囲み、『私も新しい世界観をもって共に喜ぶ社会造りに参画したい!』と語りかける声が会場に充満していた。
当協議会としても、当日行われた合同理事会で決議した、活動基本コンセプト『社会貢献を第一目的にする』と重なる大切なメッセージを戴いた望年会になった、と会員各位と共に喜びたい。
なお、宴会で糟谷さん、吉田さんに日頃の地道なお世話に感謝して花束が贈呈された。宴会の飲食は山本&糟谷の名コンビが心を込めて準備して戴き、“お値段以上”感を与えました!
皆様来年30周年も希望を以って進みましょう! 以 上
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● 2014 年度「第337~348 回生涯現役シリーズ塾』開催結果一覧表
本年2014 年度生涯現役塾で発題発表された17 名以上の方々が、実践活動支援ネットワーカーとしての「生涯現役社会づくり」推進役のお力添えをいただき、本当に有難うございました。下記ご報告申し上げます。
開催月 開催回数 発題テーマ 発表者
1月 第337回 「生涯現役力/市民行動力」向上の生涯現役塾 東瀧邦次
2月 第338回 企業向け「生涯現役脳力開発塾」はなぜ必要か 東瀧邦次
3月 第339回 生きがいの原点はあくまでも豊かな人間力創り 東瀧邦次
4月 第340回 生涯現役プロデューサー相互研鑽の生涯現役塾 中上 崇/東瀧邦次
5月 第341回 生きがい目標と生涯現役社会づくりの相乗効果 中上 崇/水上久忠
6月 第342回 ビジネスコーディネーターの育成と起業家養成 中上 崇/佐藤昌子
7月 第343回 シニアが次世代の起業・就業にどう貢献できるか 中上 崇/伊藤紘一
8月 第344回 生涯現役サミットに連携の生涯現役シリーズ塾 中上 崇/伊藤紘一
9月 第345回 生涯現役社会づくりへの効果的・具体的実践論 中上 崇/井上仁他
10月 第346回 生涯現役社会プラットフォームの全国転換構想 中上 崇/柳原正年
11月 第347回 生涯現役で社会貢献度の高い社会事業群の創出 菊池大輔/鎌田健司
12月 第348回 生涯現役であなたも日本も元気に!!望年の集い 江島 優/神田英輔
以上
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