本8月21日木曜日に開催の「自分探し・天職探求・人の器研究会」での山本芳治氏の講話要旨【糟谷繁子NPO/ライフ・ベンチャー・クラブ理事:記録】を下記ご報告します。

1) 人の性格を分析すると、大体次の四つのタイプに分類できる。

  Aタイプ:非常な自信家であり、支配者的な気性の持ち主で、特に政治家に
       多い型。自分が社会の法律家であるというほどに自負心が強い。
  Bタイプ:他者の敷いたレールの上で、お神輿に乗りたがるような人。何か
       と話題となるような風船をふくらまし、絵になるような面白い
       演技を楽しむ派。先見性もあり、クリェーター的要素がある型。
  Dタイプ:滅私奉公型で、寄らば大樹の陰で、Aタイプの下で手足となって
       働くことが無難な人生観で、現役リタイア後はのんびり人生を
       没個性に晴耕雨読を楽しむタイプである。
  Cタイプ:個性が強く人生わが道を行くタイプなので、安易な妥協はせず、
       余り世渡りは上手ではないが、先見力は鋭く情報力にも得意だ。

   以上の大雑把な性格タイプに自分が大体どう適応するかを知らないと、
  大事な判断をするようなときには間違いやすい。会社経営や結婚相手との
  パートナー役との関わりにおいて非常に重要である。
   性格の組み合わせによって相性があり、うまくいったときは非常に成果を
  挙げることができる。例えばAとC、BとDのように長所の相乗効果を挙げた
  り、欠点を補完しあって、よい結果を挙げることができる。
   生活を共にする結婚の場合や、一緒に会社を立ち上げる時など、裸の付き
  合いなどに際して、その良好な関係は期待できる。何事においても人事こそ
  が大事な要で、結婚や起業ベンチャーなど複数での人間関係が良ければ、金
  やモノが不足しているときでも、お互いに思いやってそれを補い合える成功
  に導くことができる、良いパートナーかどうかが大きな鍵である。

2) 人生は健康が第一である。健康な生涯現役でないと幸せだとはいえない。
  それには食生活での仙人的な生き方、長寿の生き方を見習うことが必要だ。
   そのポイントは、「種子」と「発酵」食品を数多く摂るのが基本だろう。
  発酵食品は、ヨーグルト、味噌、醤油、粕、こうじ、納豆等が揚げられる。
   身体の部分では、腸と血管が丈夫であることが、長寿には必要であろう。
  血液を造るのは脊髄ではなく、腸ではないか?という学説もある位である。
  血管が柔らかく、腸も元気であれば、ほとんど病気をしないですむという。
  腸は第二の脳とも呼ばれ、「生きているということは腸が生きていること」
  は医療の分野で立派に証明していると思う。
   昔の「お祖母さんの手作り」料理は、化学食材が混入していない自然食
  であり、理想的な材料で作られていたといえる。主食に炭水化物が中心に
  なると過糖になり易く、うどん偏食になると糖尿病患者が地域病にもなる。
  食事のバランスは野菜3分の1、魚肉のたんぱく質3分の1、米主食3分の1が、
  大体控え目になって良いのではないかといわれている。
   日本では百歳以上の高齢者5万人といわれるが、元気に自立生活のできる
  健常者はその20%の1万人なので、単なる長生きではなく、病気での介護を
  要しない、元気でPPK(ピン・ピン・コロリ)型の健康寿命が基準となるように、
  病気をしない健康は、健康的な食生活が根底に求められていよう。
                              以上 (糟谷繁子:記)

注: なお、来週の8月28日(木)は山本・東瀧両名が株主総会に経営者の器を現場で研修出席予定のため、中止いたします。その旨予めご承知の上、9月4日(木)からご出席くださるようお願いします。ご出席の場合、必ずご予約で開催をご確認の上(参加費:会員1,000円/一般2,000円)ご参加くださるようお願いします。 

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