先月24日(木)以来、毎週木曜日に新入会員山本芳治氏著作の「開運・幸運・強運はパートナーで決まる」(平成出版・2014/6/16)を教材に活用して研鑽する予定の「人の器研究」木曜会をこのたび発足する旨、8月8日開催のサミット第1回実行委員会の席上で公表した上、これまで都合4回に亘る準備打合せを重ねました。山本芳治氏は自著「はじめに」で以下のように述べています。

  私は、人の性格・天職・相性などについて、30年近く研究してきました。性格には、周知のとおり、先天的なものと後天的なものとがあります。先天的なものは変えられませんので、変えようとするのではなく、よりよく知ることが大切です。そして、それに合った職業を選ぶことができれば、能力を活かせ、やりがいを感じることができます。いわゆる「天職」ということです。

  後天的なものは、本人の努力次第で変えられますが、「三つ子の魂百まで」という諺があるように、3歳までには性格の土台となるものが決まります。しかし、10歳くらいまでは、まだ柔軟性があり、育て方や環境に大きな影響を受けます。それ以降、とくに大人になってからは、性格は簡単には変えにくくなっていきます。

  もちろん、本人が「変えよう」「変えたい」と思うことで、変えられる部分があるのも事実です。いずれにせよ、幼い頃に、性格の土台がつくられ、後の人生のさまざまな体験の中で、人の間でもまれ、社会のなかで鍛えられ、性格は微修正もありつつ、形成されていくものです。

  なかでも、私(山本氏)が、とくに意識してきたのが、「人の器」ということです。みなさんも、「あの人は器が大きい」とか「あんなに偉い人なのに、器が小さい」といった言葉を日常生活の中で耳にしたことはありませんか?

  私は、長年、経営者団体の職員として、セミナーの企画などに携わり、そのなかで、多くの経営者に接してきました。その後は、ある老舗ホテルに移り、これまた毎日何十人、何百人もの人々の日常のふるまいを見てきました。その中で一流といわれる人も、たくさん目にしました。そして、「人の器」の違いも目の当たりにしてきたのです。

  このようにして何万人もの人を見て、そして研究してきた結果、今では、その人が「大成できるかどうか」「日々の生活にどれだけ満足しているのか」「その人の適材適所の才能(天職)は何か」といったことが、ある程度わかるようになてきました。

  さらに、性格と価値観の組み合わせにより、パートナーとの相性や、どうすれば自己実現ができ、幸せな生活を営むことができるかも、判断することができるようになってきました。この本は、そうした私のこれまでの経験と研究の集大成としてまとめたものです。

  就職活動で自分の転職を見つけたい人はもちろんのこと、生涯の伴侶を見つけたい「婚活」中の男女から、会社での人間関係の改善を望む人や人事に悩む担当者まで、幅広くご活用いただける内容になっています。本書がそのような皆様のお役にたてれば、著者として、これに勝る幸いはありません。

  そして本文目次は、第1章 私の性格・相性論が生まれるまで・・・・・・、第2章 性格と天職について考える・・・・・・、第3章 性格は4グループ16タイプに分けられる・・・・・・、第4章 相性を考える・・・・・・、第5章 相性を判定する・・・・・・、第6章 総理大臣の人物像と人間模様・・・・・・、あとがき・・・・・・、著者プロフィール・・・・・・となっています。 どうかご関心ある方は、東瀧代表が進行役を務めるこの木曜会にご参画いただけますようお待ちしています。

  

    

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