井上氏:「フクシマ復興支援ネットワーク」②
2014年4月20日 お仕事「フクシマ復興支援ネットワーク」の立上げ
私どもは、あらためて、原発被災住民の声を踏まえて、「被災者の生活再建」、「被災自治体の再興」という2つの視点から、今後の3年間で目途をつけるべき、「7つの復興課再生課題」を絞り込みました。
【1】避難生活で一人の犠牲者も出してはならない!
【2】生活再建に向け、損害賠償問題に決着を!
【3】我が村や町の「DNA」をどう守っていくか!
①一人でも多くの住民を引きつける「仮の町」づくりを!
②村や町再興の担い手である子ども達の育成支援体制づくりを!
③双葉高校等、被災自治体の伝統校の存続を期して!
【4】希望する地への移住を選択する被災住民に住まいの補償を!
【5】帰還を最終ゴールに、低線量地区に復興活動拠点をつくる除染から!
【6】避難解除準備区域への帰還の道筋をどうつけるか?
【特別追加課題】
■被災自治体の存続否定につながる「中間貯蔵施設」の押しつけを許してはならない!
これら「7つの復興再生課題」を中心として、広く国民の皆さんの叡智を結集し、国や県や被災自治体に積極的に提言していくことを目的として、次の「9つの分科会」で構成する「フクシマ復興支援ネットワーク」を立上げることとしました。
分科会
①避難住民のケア問題分科会
②賠償問題分科会
③仮の町分科会
④子ども達の育成支援分科会
⑤双葉高校等の地元高校存続分科会
⑥住まいの補償問題分科会
⑦被災自治体保全・除染分科会
⑧避難解除準備区域への帰還分科会
⑨中間貯蔵施設問題分科会
--------------------------------------------------------------------------------------------------
フクシマ復興支援ネットワーク規約
第1条 名称
このネットワークは、「フクシマ復興支援ネットワーク」と呼ぶ。
第2条 目的
このネットワークは、福島第一原発事故被災者の生活支援、被災自治体の再興の道筋づくりを目的とする。
第3条 構成
このネットワークは、代表、事務局および上記目的に賛同するサポーターで構成する。
第4条 役員
このネットワーク立上げ時の代表、事務局は、発起人がその任にあたる。
第5条 サポーター
サポーターは、氏名、住所、メールアドレスを事務局に登録する。
第6条 活動
このネットワークは、上記目的に沿って、サポーターに情報発信と意見交換の場を提供するとともに、その集約の成果を国や被災自治体に提言する。
第7条 運営
このネットワークは、インターネット上での活動を原則とするが、必要に応じてサポーターが参加できる活動推進のための会を開催する。
第8条 総会
必要に応じて総会を開催し、ネットワークの活動方針、運営方法の見直し、役員の選出を行う。
「フクシマ復興支援ネットワーク」は、代表:吉川謙造、事務局:植田孝正、高嶋威男、井上 仁、「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんでスタートし、当面1000人のサポーターを目標に、氏名、住所、メールアドレスの登録をお願いしています。各分科会は、参加自由な緩やかなネット上のサポーターの集合体とし、今後の活動の発展状況に応じて、「ネットワーク規約」の見直しをすることとします。
サポーターの登録先
フクシマ復興支援ネットワーク事務局
fukushima-n.w@belhyud.com
--------------------------------------------------------------------------------------------------
「フクシマ復興支援ネットワーク」の活動方法
「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんとともに、「7つの復興再生課題」を中心に、各分科会別に「フクシマMM」(フクシマメールマガジン)」を媒体として、次のような7段階のアプローチを行います。サポーターの提案により、復興再生課題、分科会を追加することができるものとします。
■7段階のアプローチ
① 各復興再生課題について、サポーターの皆さんの問題意識に基づいて、現状をどのように把握し、どう対応するかについて、一般的、専門的知見、見解、アイデア等、自由に情報の発信、意見の交換を行う。
② 各復興再生課題について、サポーターの皆さんからの情報、意見を踏まえ、必要に応じてさらに被災者、被災自治体の実態について情報収集を行い、現状の本質的な問題をはっきりさせる。
③ 各復興再生課題につて、上記①、②の繰り返しを通して、ネットワークとして取組む本質的な「サブ課題」を絞り込む。
④ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」にどう取り組むか、サポーターの皆さんから具体的な「アプローチ策」を自由に発信してもらう。
⑤ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」への「アプローチ策」をデータ化し、実際に取組むべき「基本的課題」の全体像を明確にする。
⑥ 上記④、⑤の繰り返しを通して、ネットワークとしての各復興再生課題に対する問題解決的なアプローチ方法を明確にする。
⑦ 上記⑥で明確にした各復興再生課題に対するアプローチ方法に基づいて、実行マスタープラン(工程表)を作成し、国や県、被災自治体への提言書にまとめ上げるとともに、被災自治体に対して一体となった取組みを提案することをめざす。各復興再生課題についての分科会は、できるだけ多くの人に参加してもらい、自由に発信・発言してほしいと思います。必要に応じて、サポーターが一堂に会する研究会、勉強会等を開催します。
本会はアナログな情報の処理技術をベースとした「Semi-Exact Sciennce」としての累積型ソリューションテクノロジープログラムに沿って、皆さんからの様々な意見を集約し、小数意見も十分吟味し、本質的な問題解決的アプローチをめざします。さらに、活動の成果を国や県、被災自治体の復興施策を検討する組織や場に発信し、被災自治体と一体となったプロジェクト活動を提案することをめざします。
上記の一連のプロセスは、「フクシマ復興支援ネットワークサイト」を通して、進捗状況を共有化できるようにします。 つづく
私どもは、あらためて、原発被災住民の声を踏まえて、「被災者の生活再建」、「被災自治体の再興」という2つの視点から、今後の3年間で目途をつけるべき、「7つの復興課再生課題」を絞り込みました。
【1】避難生活で一人の犠牲者も出してはならない!
【2】生活再建に向け、損害賠償問題に決着を!
【3】我が村や町の「DNA」をどう守っていくか!
①一人でも多くの住民を引きつける「仮の町」づくりを!
②村や町再興の担い手である子ども達の育成支援体制づくりを!
③双葉高校等、被災自治体の伝統校の存続を期して!
【4】希望する地への移住を選択する被災住民に住まいの補償を!
【5】帰還を最終ゴールに、低線量地区に復興活動拠点をつくる除染から!
【6】避難解除準備区域への帰還の道筋をどうつけるか?
【特別追加課題】
■被災自治体の存続否定につながる「中間貯蔵施設」の押しつけを許してはならない!
これら「7つの復興再生課題」を中心として、広く国民の皆さんの叡智を結集し、国や県や被災自治体に積極的に提言していくことを目的として、次の「9つの分科会」で構成する「フクシマ復興支援ネットワーク」を立上げることとしました。
分科会
①避難住民のケア問題分科会
②賠償問題分科会
③仮の町分科会
④子ども達の育成支援分科会
⑤双葉高校等の地元高校存続分科会
⑥住まいの補償問題分科会
⑦被災自治体保全・除染分科会
⑧避難解除準備区域への帰還分科会
⑨中間貯蔵施設問題分科会
--------------------------------------------------------------------------------------------------
フクシマ復興支援ネットワーク規約
第1条 名称
このネットワークは、「フクシマ復興支援ネットワーク」と呼ぶ。
第2条 目的
このネットワークは、福島第一原発事故被災者の生活支援、被災自治体の再興の道筋づくりを目的とする。
第3条 構成
このネットワークは、代表、事務局および上記目的に賛同するサポーターで構成する。
第4条 役員
このネットワーク立上げ時の代表、事務局は、発起人がその任にあたる。
第5条 サポーター
サポーターは、氏名、住所、メールアドレスを事務局に登録する。
第6条 活動
このネットワークは、上記目的に沿って、サポーターに情報発信と意見交換の場を提供するとともに、その集約の成果を国や被災自治体に提言する。
第7条 運営
このネットワークは、インターネット上での活動を原則とするが、必要に応じてサポーターが参加できる活動推進のための会を開催する。
第8条 総会
必要に応じて総会を開催し、ネットワークの活動方針、運営方法の見直し、役員の選出を行う。
「フクシマ復興支援ネットワーク」は、代表:吉川謙造、事務局:植田孝正、高嶋威男、井上 仁、「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんでスタートし、当面1000人のサポーターを目標に、氏名、住所、メールアドレスの登録をお願いしています。各分科会は、参加自由な緩やかなネット上のサポーターの集合体とし、今後の活動の発展状況に応じて、「ネットワーク規約」の見直しをすることとします。
サポーターの登録先
フクシマ復興支援ネットワーク事務局
fukushima-n.w@belhyud.com
--------------------------------------------------------------------------------------------------
「フクシマ復興支援ネットワーク」の活動方法
「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんとともに、「7つの復興再生課題」を中心に、各分科会別に「フクシマMM」(フクシマメールマガジン)」を媒体として、次のような7段階のアプローチを行います。サポーターの提案により、復興再生課題、分科会を追加することができるものとします。
■7段階のアプローチ
① 各復興再生課題について、サポーターの皆さんの問題意識に基づいて、現状をどのように把握し、どう対応するかについて、一般的、専門的知見、見解、アイデア等、自由に情報の発信、意見の交換を行う。
② 各復興再生課題について、サポーターの皆さんからの情報、意見を踏まえ、必要に応じてさらに被災者、被災自治体の実態について情報収集を行い、現状の本質的な問題をはっきりさせる。
③ 各復興再生課題につて、上記①、②の繰り返しを通して、ネットワークとして取組む本質的な「サブ課題」を絞り込む。
④ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」にどう取り組むか、サポーターの皆さんから具体的な「アプローチ策」を自由に発信してもらう。
⑤ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」への「アプローチ策」をデータ化し、実際に取組むべき「基本的課題」の全体像を明確にする。
⑥ 上記④、⑤の繰り返しを通して、ネットワークとしての各復興再生課題に対する問題解決的なアプローチ方法を明確にする。
⑦ 上記⑥で明確にした各復興再生課題に対するアプローチ方法に基づいて、実行マスタープラン(工程表)を作成し、国や県、被災自治体への提言書にまとめ上げるとともに、被災自治体に対して一体となった取組みを提案することをめざす。各復興再生課題についての分科会は、できるだけ多くの人に参加してもらい、自由に発信・発言してほしいと思います。必要に応じて、サポーターが一堂に会する研究会、勉強会等を開催します。
本会はアナログな情報の処理技術をベースとした「Semi-Exact Sciennce」としての累積型ソリューションテクノロジープログラムに沿って、皆さんからの様々な意見を集約し、小数意見も十分吟味し、本質的な問題解決的アプローチをめざします。さらに、活動の成果を国や県、被災自治体の復興施策を検討する組織や場に発信し、被災自治体と一体となったプロジェクト活動を提案することをめざします。
上記の一連のプロセスは、「フクシマ復興支援ネットワークサイト」を通して、進捗状況を共有化できるようにします。 つづく
コメント