町ぐるみCO2削減に取組む高嶋威男会員
2014年3月22日 お仕事 日本生涯現役推進協議会&NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ会員で『生涯現役プロデューサー』仮登録済みの高嶋威男さんが下記のように東京新聞で近況ご活動を掲載されていますので、ご紹介します。
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【東京新聞記事:3月10日付/横浜・地域の情報ご紹介】
町 ぐ る み で C O 2 削 減 に 取 組 む
高 嶋 威 男 さ ん
【高嶋威男(たかしま たけお)会員プロフィール】
1944年 北 海道室蘭市生まれ 1967年 宇都宮大農学部卒業
1990年 食品の原料を製造する会社などを経て(株)ファンケルに入社
2006年 横浜市立川上小学校5年生への出前授業を開始、現在まで継続
2008年 前田町の「環境家計簿」プロジェクトを町内会仲間と開始、現在まで継続
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【東京新聞記事の見出し】
生 活 見 直 し 次 世 代 に
■ 「 環 境 家 計 簿 」
地球環境化対策を議論する「気温変動に関する政府間パネル(IPPCC)」の総会が、横浜市で(今日)22日から開かれる。日本での開催は初めて。環境保護や温暖化防止と大上段に構えずに、これを機に身近な生活を少し見直してみよう。そう考える人にはうってつけの先生だろう。
「物事を続けるには、成果が見えることが大切です。電気やガスなどの検針票にある使用量を、書き写して簡単な計算をする。それで二酸化炭素(CO2)の家庭ごとの排出増減が分ります」
横浜市戸塚区前田町。町内会に加盟する約1,500世帯のうち約100世帯が2008年12月から3ヵ月、「環境家計簿」をつけることから、町ぐるみのCO2削減プロジェクトが始まった。当時、町内会の防犯部長を務め、取り組みを先導した。
「100世帯の協力を得るのは難しいと思ったが、町内会の若い幹部が賛同してくれてスタートを切りました。翌年には581世帯が参加し、2.7%の削減に成功。2010年には隣町の秋葉町も加わりました」
環境家計簿には電気、ガス、、水道ごとに、エネルギーを1単位使った際のCO2排出量(キログラム)にあたる「排出係数」が書かれている。それぞれ検針量と掛け合わせた排出量を前年同期と比べる。数値化されれば削減意欲が湧き、「家計も助かる」という声も。
■ 出 前 授 業 も
「係数は毎年変わります。例えば今は原発が全停止し、CO2を多く排出する火力発電への依存が高まっている。 電気の係数は原発稼働時の0.34から0.46と約1.4倍になっています」
環境の変化に応じて、日々の生活が環境に与える負荷が変わることも可視化されるというわけだ。
化粧品大手の「ファンケル」(横浜市)で、当時日本ではなじみの薄かったサプリメントの開発に携わった。 その後、企業活動の環境への影響を改善する「ISO14000」認証取得を担当したことをきっかけに、定年後に小学校への環境出前授業などの地域活動を行うようになった。
「 次 世 代 が 安 心 し て 住 め る 仕 事 を 残 し て い く 。 そ れ を ラ イ フ ワ ー ク に す る こ と を 決 め ま し た 」
◇
環境家計簿は、横浜市のホームページ(URL=http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/ondan/ecohama/)でダウンロードできる。
(皆川 剛)
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【東京新聞記事:3月10日付/横浜・地域の情報ご紹介】
町 ぐ る み で C O 2 削 減 に 取 組 む
高 嶋 威 男 さ ん
【高嶋威男(たかしま たけお)会員プロフィール】
1944年 北 海道室蘭市生まれ 1967年 宇都宮大農学部卒業
1990年 食品の原料を製造する会社などを経て(株)ファンケルに入社
2006年 横浜市立川上小学校5年生への出前授業を開始、現在まで継続
2008年 前田町の「環境家計簿」プロジェクトを町内会仲間と開始、現在まで継続
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【東京新聞記事の見出し】
生 活 見 直 し 次 世 代 に
■ 「 環 境 家 計 簿 」
地球環境化対策を議論する「気温変動に関する政府間パネル(IPPCC)」の総会が、横浜市で(今日)22日から開かれる。日本での開催は初めて。環境保護や温暖化防止と大上段に構えずに、これを機に身近な生活を少し見直してみよう。そう考える人にはうってつけの先生だろう。
「物事を続けるには、成果が見えることが大切です。電気やガスなどの検針票にある使用量を、書き写して簡単な計算をする。それで二酸化炭素(CO2)の家庭ごとの排出増減が分ります」
横浜市戸塚区前田町。町内会に加盟する約1,500世帯のうち約100世帯が2008年12月から3ヵ月、「環境家計簿」をつけることから、町ぐるみのCO2削減プロジェクトが始まった。当時、町内会の防犯部長を務め、取り組みを先導した。
「100世帯の協力を得るのは難しいと思ったが、町内会の若い幹部が賛同してくれてスタートを切りました。翌年には581世帯が参加し、2.7%の削減に成功。2010年には隣町の秋葉町も加わりました」
環境家計簿には電気、ガス、、水道ごとに、エネルギーを1単位使った際のCO2排出量(キログラム)にあたる「排出係数」が書かれている。それぞれ検針量と掛け合わせた排出量を前年同期と比べる。数値化されれば削減意欲が湧き、「家計も助かる」という声も。
■ 出 前 授 業 も
「係数は毎年変わります。例えば今は原発が全停止し、CO2を多く排出する火力発電への依存が高まっている。 電気の係数は原発稼働時の0.34から0.46と約1.4倍になっています」
環境の変化に応じて、日々の生活が環境に与える負荷が変わることも可視化されるというわけだ。
化粧品大手の「ファンケル」(横浜市)で、当時日本ではなじみの薄かったサプリメントの開発に携わった。 その後、企業活動の環境への影響を改善する「ISO14000」認証取得を担当したことをきっかけに、定年後に小学校への環境出前授業などの地域活動を行うようになった。
「 次 世 代 が 安 心 し て 住 め る 仕 事 を 残 し て い く 。 そ れ を ラ イ フ ワ ー ク に す る こ と を 決 め ま し た 」
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環境家計簿は、横浜市のホームページ(URL=http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/ondan/ecohama/)でダウンロードできる。
(皆川 剛)
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