生涯現役あおば会/生き甲斐づくり (後)
2014年2月18日 お仕事 第二に重要なことは、自分が生涯賭けてやりたい究極の「人生目標」達成のためには、どういう準備が必要だろうかということです。いま飢えている人には、まず食べることが「生き甲斐」かも知れませんが、生涯現役の「人生目標」をもつ備えのある人には、それを実現するあらゆる環境条件を自力で工夫創造していくこと自体が「生き甲斐づくり」になります。
何よりも、心身の健康面の充実が大切であることは申すまでもありません。また、経済面では当面の生活に備えるだけでなく、将来にも不安のない裏付けが見込めるようになってくると、精神的な豊かさも持てるようになってきます。
さらに、これまでのキャリアを活用した脳力開発に努めるとともに、現代社会の数多い情報を選択して生き抜くための知恵を醸成していきたいものです。将来に夢のある価値ある「人生目標」に一歩一歩着実に近づくための備えをする生活の中で、本当の「生き甲斐」も与えられ、結果的にビジネス定年に不安など生じる余地はなくなるでしょう。
第三に考えたいことは、自分の「人士目標が何である」かを確信し、そのための備えに努め、「人生意気に感ず」の毎日が送れるようになってきますと、自分が培ってきた貴重な人生体験を基盤としての、次世代に続く人生後輩への良き指導者、「いぶし銀」のような人生先達としてどう応えていくかが、究極の「生き甲斐づくり」になるだろうと存じます。
それは、決して老人性饒舌症の自慢話的なものからは生みだせないものです。人知れぬ労苦を重ねたビジネス人生で蓄積し、学び得た得意技の生かせる分野を中心に、先輩面をした押し付けではありません。求められるままに出し惜しみなく提供させていただく、という円満謙虚な人柄の達人には、むしろ反対に、後輩からはエネルギッシュな若さを吸収できる傾聴力が備わってきます。
一人ひとりの人間が、真剣に求め続けている「人生目標」は、あくまでも自己の真摯な人生挑戦の「生き甲斐づくり」の中で得られるものです。決して安易に他者から与えられるものではありません。その点を充分に踏まえ、この「生涯現役を考える会」では、生きている限り、厳しい現実社会の生き方と全員主役で取組みます。
そこでそれぞれに産み出された素晴らしい「人間の知恵」を互いに教わり、教えていこうとという「生涯現役」研究実践の心構えと、その実践のための効果的な手法やケース・スタディをご一緒に学び合いたいと願っています。
どうかこれからのわが国長寿社会で、増え続ける人生経験豊富なシニアの人達が率先垂範、常に夢と希望を抱いて、生涯現役実践の姿勢・信念を持つ「生きがい創造リーダー」の養成努力をめざすことこそ、私たち社会活力の決め手であるとご理解いただき、どうかあなたご自身の主体的なご参画を切望する次第です。 以上
何よりも、心身の健康面の充実が大切であることは申すまでもありません。また、経済面では当面の生活に備えるだけでなく、将来にも不安のない裏付けが見込めるようになってくると、精神的な豊かさも持てるようになってきます。
さらに、これまでのキャリアを活用した脳力開発に努めるとともに、現代社会の数多い情報を選択して生き抜くための知恵を醸成していきたいものです。将来に夢のある価値ある「人生目標」に一歩一歩着実に近づくための備えをする生活の中で、本当の「生き甲斐」も与えられ、結果的にビジネス定年に不安など生じる余地はなくなるでしょう。
第三に考えたいことは、自分の「人士目標が何である」かを確信し、そのための備えに努め、「人生意気に感ず」の毎日が送れるようになってきますと、自分が培ってきた貴重な人生体験を基盤としての、次世代に続く人生後輩への良き指導者、「いぶし銀」のような人生先達としてどう応えていくかが、究極の「生き甲斐づくり」になるだろうと存じます。
それは、決して老人性饒舌症の自慢話的なものからは生みだせないものです。人知れぬ労苦を重ねたビジネス人生で蓄積し、学び得た得意技の生かせる分野を中心に、先輩面をした押し付けではありません。求められるままに出し惜しみなく提供させていただく、という円満謙虚な人柄の達人には、むしろ反対に、後輩からはエネルギッシュな若さを吸収できる傾聴力が備わってきます。
一人ひとりの人間が、真剣に求め続けている「人生目標」は、あくまでも自己の真摯な人生挑戦の「生き甲斐づくり」の中で得られるものです。決して安易に他者から与えられるものではありません。その点を充分に踏まえ、この「生涯現役を考える会」では、生きている限り、厳しい現実社会の生き方と全員主役で取組みます。
そこでそれぞれに産み出された素晴らしい「人間の知恵」を互いに教わり、教えていこうとという「生涯現役」研究実践の心構えと、その実践のための効果的な手法やケース・スタディをご一緒に学び合いたいと願っています。
どうかこれからのわが国長寿社会で、増え続ける人生経験豊富なシニアの人達が率先垂範、常に夢と希望を抱いて、生涯現役実践の姿勢・信念を持つ「生きがい創造リーダー」の養成努力をめざすことこそ、私たち社会活力の決め手であるとご理解いただき、どうかあなたご自身の主体的なご参画を切望する次第です。 以上
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