「生涯現役社会のつくり方」の意見・提言⑩
2013年12月14日 お仕事 横石知二氏は自著『生涯現役社会のつくり方』(ソフトバンク新書)序文のなかで次のように述べます。2008年4月に開始された、75歳以上の人たちをそれ以外の世代と切り離して独立させた「後期高齢者医療制度」は、事前の周知不足やその名称が事務的・機械的で心ない印象を招いた強引なやり方だと。
だから国会でも、75歳以上の人の扱いが「姥捨て山」同様なのだという、混乱と批判が出たことを紹介しています。人生50年時代の昔でも役立つ高齢者は、現役世代を家で孫育てする後方支援の大事な役割を果たしました。
お年寄りを一律に弱者扱いの「後期高齢者」とか「姥捨て山」といったネガティブなイメージではなく、逆に経験と知恵が豊富で将来の可能性を示してくれる非常にポジティブで貴重な切り札といった存在と認め、その尊厳を次世代に継承させてこそ社会が活性化します。
だから高石氏同様に私たち生涯現役推進協議会でも、「後期」高齢者ではなく、『好期』高齢者と理解し、高齢になった時こそが思う存分「好きな期」、自分の好きなことや得意なことを自由にできる「絶好期」だというべきでしょう。
これから増々高齢化が進む日本です。高齢者の医療費増大が深刻な問題になり、人口比が減少する若い世代にその負担が集中し過ぎないよう、高齢者もできるだけ医療費を負担すること自体は尤もなことです。だからこそその負担にも理解し協力できる「好期」高齢者を増やしたい。
そして、自分の好きなことが生きがいとなり、生涯現役で活躍できる元気な高齢者が増えれば、膨らむ一方の医療費は必ず抑制され、生涯現役高齢者を元気にする仕組みをつくれば、21世紀日本の超高齢社会も維持可能になる将来性も高まります。
四国徳島県上勝町の第3セクタ-によって設立された「株式会社いろどり」の横石社長は、「好期」高齢者の時代は、ただ何となくでは創れない、自らそうなろうとアクションを起こす現役志向の高齢者輩出に注力しています。
高齢者支援は不可能だとか、無意味な助成金に頼るような支給策に走らず、本気でアクションを起こしたくなるような仕組みづくりが大切だ・・・と横石氏は自らの実践・実績をベースに『生涯現役社会のつくり方』で述べています。
年を取った時が「好期」になれば、老後と思われた人生は将来の可能性が広がり、「姥捨て山」どころか家族の絆も強固になり、高齢者自身が家庭・地域・社会とつながっている自分を感じながら、本当にいい笑顔を浮かべられるようになるのは当然です。 つづく
だから国会でも、75歳以上の人の扱いが「姥捨て山」同様なのだという、混乱と批判が出たことを紹介しています。人生50年時代の昔でも役立つ高齢者は、現役世代を家で孫育てする後方支援の大事な役割を果たしました。
お年寄りを一律に弱者扱いの「後期高齢者」とか「姥捨て山」といったネガティブなイメージではなく、逆に経験と知恵が豊富で将来の可能性を示してくれる非常にポジティブで貴重な切り札といった存在と認め、その尊厳を次世代に継承させてこそ社会が活性化します。
だから高石氏同様に私たち生涯現役推進協議会でも、「後期」高齢者ではなく、『好期』高齢者と理解し、高齢になった時こそが思う存分「好きな期」、自分の好きなことや得意なことを自由にできる「絶好期」だというべきでしょう。
これから増々高齢化が進む日本です。高齢者の医療費増大が深刻な問題になり、人口比が減少する若い世代にその負担が集中し過ぎないよう、高齢者もできるだけ医療費を負担すること自体は尤もなことです。だからこそその負担にも理解し協力できる「好期」高齢者を増やしたい。
そして、自分の好きなことが生きがいとなり、生涯現役で活躍できる元気な高齢者が増えれば、膨らむ一方の医療費は必ず抑制され、生涯現役高齢者を元気にする仕組みをつくれば、21世紀日本の超高齢社会も維持可能になる将来性も高まります。
四国徳島県上勝町の第3セクタ-によって設立された「株式会社いろどり」の横石社長は、「好期」高齢者の時代は、ただ何となくでは創れない、自らそうなろうとアクションを起こす現役志向の高齢者輩出に注力しています。
高齢者支援は不可能だとか、無意味な助成金に頼るような支給策に走らず、本気でアクションを起こしたくなるような仕組みづくりが大切だ・・・と横石氏は自らの実践・実績をベースに『生涯現役社会のつくり方』で述べています。
年を取った時が「好期」になれば、老後と思われた人生は将来の可能性が広がり、「姥捨て山」どころか家族の絆も強固になり、高齢者自身が家庭・地域・社会とつながっている自分を感じながら、本当にいい笑顔を浮かべられるようになるのは当然です。 つづく
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