「さきがけ on The Web/秋田ニュース」転載ご紹介です。全県500歳の野球大会の開会式に、4,000名を超す179チームメンバーが『生涯現役』を合言葉に、「熟年の甲子園」球場ともいえる秋田の球場を大いに湧かした35年の伝統的イベントは脱帽の絶賛に値します。  
【 関連URL=http://www.sakigake.jp/p/column/chihou.jsp?kc=20131008ay
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さ き が け o n T h e W e b  秋 田 ニ ュ ー ス
地 方 点 描: 生 涯 現 役 [ 大 曲 支 局 ]

  野球の開会式で4千人超に上る選手が入場行進するのを目にしたのは初めてだった。球場を埋め尽くす大選手団の行進は力強く、迫力があった。選手一人一人の生き生きとした表情も印象的だった。「熟年の甲子園」とも呼ばれる全県500歳野球大会でのことだ。

  大会の原点は35年前にさかのぼる。1978年、旧神岡町で紅白試合が行われた。地元小学校を卒業した当時58歳前後の同級生らが集まり、トレパンや作業ズボンなどで野球に興じた。当時審判を務めた元大仙市職員の伊藤久さん(65)は「とにかく全員がプレーに夢中だった」と振り返る。

  若手中心の草野球では、50代は主力から外れてしまう年代。懇親会で「自分たちのように野球をやりたくてもできない人は大勢いる。そうした人たちを集めて大会を開こう」という声が上がり、500歳野球開催に結び付いた。

  翌79年、選手を50歳以上に限定した大会が始まった。以降、チーム数は一度も減らず、今年は179に膨らんだ。第1回大会から運営に携わる伊藤さんは「どんなに年を取っても自分で白球を追い、現役でプレーしたい。大会はそんな思いの人たちを魅了し続けてきた。中高年は野球をしたくてたまらない年代なのだろう」と話す。子どものころに家庭の事情で野球ができなかった人もいる。大会は彼らに活躍の場を提供する役割も担ってきたという。

  今大会も高齢者の活躍が随所に光った。60代で先発完投した投手がいれば、70代で鮮やかに長打を放った打者もいた。「生涯現役」を貫こうと、多くの選手がグラウンドを駆け抜けた。 (2013/10/08 付)

  都道府県別高齢化率トップの秋田県は、本年春実施の小中学生学力テストで中学算数の僅差2位を除けば、堂々たる国語・算数トップの成績。50歳超シニア野球選手大集合は立派なものです。これに負けじと、私たちは全国元気シニアには、下記転載の田中 典生氏Facebook掲載「未来を創るヒント」シリーズご高覧をぜひお勧めします。
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【 田中 典生/10月3日: 未来を創るヒント 】

どうすれば総力を結集できるのか真剣に考えていますか。
厳しい時代、総力の結集ができない組織は淘汰されていく。
地位役職に関係なく、真のリーダーには、
総力を結集できる能力が必要になっている。
どのように総力を結集する能力を身に付けましたか。      つづく  

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