本9月12日(木)付毎日新聞朝刊「経済観測」欄に、気仙沼ニッティング代表取締役の御手洗 瑞子さんから寄せられた『 大 切 な 買 い も の 』表題記事が掲載されていました。
  私たちが「生涯現役実戦」や「生涯現役社会づくり」に取り組む姿勢を毎日楽しく習慣化するためには、本題と相通ずるものがあるように思いますので、以下転載させていただきます。

  「気仙沼ニッティングのお客さんはどういう人なのですか」とよく聞かれます。気仙沼ニッティングは震災後に設立した。気仙沼を拠点に手編みのカーディガンなどをお届けする会社です。編むのは気仙沼の網手の方々。「最高のカーディガンをつくろう」と、毛糸も一から開発し、デザインは人気編み物作家の三國万里子でお客さんの注文を頂き、編み手が一から編み上げます。価格は147,000円と決して安くはないものの、多くのご注文を頂き、今は抽選販売をしています。
  そのようなわけで「気仙沼ニッティングのお客さんは、都心部のお金持ちが多いのでしょうか」と聞かれるのですが、実はそんなこともないのです。申し込んでくださるお客様は、北海道から沖縄まで。申込時に添えられているメッセージを読むと、「一生ものの服がほしくて」とか「ずっと頑張ってくれた寒がりやの妻に贈りたいです」などと書いてくださっている方が多いです。きっと、「特別なもの」として、気仙沼ニッティングの商品にお申し込みくださっているのだと思います。それは私たちにとって、とてもうれしいことであり、また仕事の張り合いでもあります。
  人は誰にでも、節約するところもあれば、「いいものがほしい」と思うところもあるのではないでしょうか。それはきっと人によって違い、たとえば、毎日使う包丁だったり、孫に贈るランドセルだったり、友人と行く旅行であったり、日記を書く万年筆であったりするのでしょう。
  「何にお金を使うか」ということは、その人の好みや哲学の表れる、とても深い問いなのかもしれません。

  創業当初は、3.11東日本大震災被害地の支援を受ける立場と現地の雇用支援にも役立つ目的で始まったかもしれない起業が、2年半の歳月で本当の自立を願望するとき、顧客の本音をメッセージで知ることは本当に大切なことです。

  その意味では立派に顧客ニーズを踏まえた展望が開けていますが、私たち生涯現役の仲間たちにとって、会員として参画いただく皆様ご参加満足度バロメーターは会員数であり、定例塾やフォーラムへの参加者数が理事会等での貴重な活動総括につながっています。

  気仙沼ニッティング社への顧客の購買が、被災地支援目的から顧客の購買優先目的に変化している流れは、ちょうどライフ・ベンチャー生涯現役仲間の参画意識も、単なる個人の「生涯現役生きがい」目的から、日本の社会を『生涯現役社会づくり』変革目的に変えつつあるように思います。

  そのために皆様にお願いしたいことは、従来の個人的願望観から
『生涯現役社会づくり』のためにご自分がどういう役割を担うかの「生涯現役優先度」をさい点検していただきたいと存じます。

  そのための思考脳力習慣化を毎日楽しく実行されればされるほど、皆様ご自身の「生涯現役実践活動」に新たな情報や知恵が増し加わり、次の田中 典生氏Facebook掲載「未来を創るヒント」転載にも共感いただけると存じます。
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【 田中 典生/9月3日: 未来を創るヒント 】

あ、フェイスブックに参加した目的の見通しがたってきた!

日本には人材という最大の資産がまだ眠っている。
この資産を活かせばまだいくらでも日本は進歩発展していく。

お陰様で天の時、地の利、人の和に恵まれて、
脳力開発の創始者 故・城野 宏の生誕100年にあわせて
2013年 9月 5日から「みらいノート」をリニューアルして、
「脳力開発講座」と「みらいノート」を組み合わせてこれから提供していく。 つづく  


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