「生涯現役社会づくり」の事例にご関心を!
2012年3月4日 お仕事「 生 涯 現 役 社 会 づ く り 」 の 事 例 に ご 関 心 を !
昨3日付日経新聞朝刊の“春秋”欄に下記のような記事掲載があった。「生涯現役社会づくり」をめざす生涯現役仲間の加齢にも参考にできる内容だと感じた。それとともに、若者世代の職場とのすみ分けに今後どう対応すべきかを考える上でも、私たちは関心を深めていきたいと思う。
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【 春 秋 】
“社員48人の半数が65歳以上、平均年齢74歳という高収益の会社があるそうだ。ただし日本ではなく米国の話。医療器具などをつくる子の会社の現実を、元米国紙記者の矢部武氏が近著「ひとりで死んでも孤独じゃない」で描いている。
最高齢の社員は99歳の女性だ。完成前の製品検査を担当する。関節炎で指がきちんと曲がらないが、仕事をするうちに動くようになるという。夫も、友達の大半も既に亡くなった。「テレビはくだらない。読書も目が悪くなってあまりできない。ここでは高齢者に会え、考え、感じ、話すことができる」と語る。
社員には仕事を通じ社会に貢献する自負や、自分が必要とされる喜びがある。それが士気や忠誠心、定着率を高める。年金を受給している分、賃金は抑えめでいいから雇う側の利点も大きい。病欠の多さは、休んだ人の作業も誰かが補えるように、皆が複数の技術を身につけるなどの工夫で乗り切っている。
ドイツの自動車工場が中高年だけの生産ラインを作った。座って作業ができるので好評だ。仙台市では津波で畑を失った農家がハウス農業に転身する。腰を曲げずに済む高い位置に栽培棚を並べるという。仕事をしたい高齢の人々に、生き生きと働ける場をどう提供するか。アイデア競争が始まっている。”(12.3.3) 以 上
昨3日付日経新聞朝刊の“春秋”欄に下記のような記事掲載があった。「生涯現役社会づくり」をめざす生涯現役仲間の加齢にも参考にできる内容だと感じた。それとともに、若者世代の職場とのすみ分けに今後どう対応すべきかを考える上でも、私たちは関心を深めていきたいと思う。
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【 春 秋 】
“社員48人の半数が65歳以上、平均年齢74歳という高収益の会社があるそうだ。ただし日本ではなく米国の話。医療器具などをつくる子の会社の現実を、元米国紙記者の矢部武氏が近著「ひとりで死んでも孤独じゃない」で描いている。
最高齢の社員は99歳の女性だ。完成前の製品検査を担当する。関節炎で指がきちんと曲がらないが、仕事をするうちに動くようになるという。夫も、友達の大半も既に亡くなった。「テレビはくだらない。読書も目が悪くなってあまりできない。ここでは高齢者に会え、考え、感じ、話すことができる」と語る。
社員には仕事を通じ社会に貢献する自負や、自分が必要とされる喜びがある。それが士気や忠誠心、定着率を高める。年金を受給している分、賃金は抑えめでいいから雇う側の利点も大きい。病欠の多さは、休んだ人の作業も誰かが補えるように、皆が複数の技術を身につけるなどの工夫で乗り切っている。
ドイツの自動車工場が中高年だけの生産ラインを作った。座って作業ができるので好評だ。仙台市では津波で畑を失った農家がハウス農業に転身する。腰を曲げずに済む高い位置に栽培棚を並べるという。仕事をしたい高齢の人々に、生き生きと働ける場をどう提供するか。アイデア競争が始まっている。”(12.3.3) 以 上
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