チャレンジ永続人生こそ生涯現役の真髄③
2012年2月5日 お仕事 独立の契機となったのは、転職後のベンチャー企業経営者の新規起業に取り組む執念から受けた影響が大きい。同社の新規株式上場により、個人的に非課税で多額の創業者利得を得た経営者2人が、さらに次の展開を目論んで探究した新事業企画には、失望させられた。社内独自の研究開発心を抜きにした、社外情報に偏った反面教師的なもので、費用対効果が明確に無駄モトに終わったのは止むを得まい。
当時は1970年代2度のオイルショック経験後の、わが国は経済大国の右肩上がり経済が花見酒様相を示したバブル期を迎える時期だった。 幾多の企業がカネ余り資金の証券運用といわれた「財テク」に熱中し、転職した同企業でも私たち関係者中心に活発な株式売買実践で、本社人件費の総額を優に上回る売買益を挙げていた夢のまた夢時期だった。
他方既述したように、私は「生涯現役」超サラへの準備前進のため、勤務時間後や休日の社外勉強会で、定年後の起業・再就業やライフプラン研究に探究心を燃やし続けた。その中で出会った画期的発想の人物・故城野 宏師の唱える「情勢判断学研究会」と「シルバーユニオン構想」との出会いが、遂に独立に踏み切る契機となったのである。
しかも注目させられたのは、1983年3月編:企画書「中高年の連帯組織100万人(第一次)の結集をめざす日本シルバーユニオン」構想である。確定予測ができる21世紀のわが国高齢時代到来に備える、シルバー自立・自助・相互扶助・連帯精神を掲げた情勢判断学には心動かされた。組織人サラリーマンは、定年後に組織を離れて自立能力の発揮は無理だから、経団連加盟100大企業から拠出金で某県下のシルバー活動地域を計画中だった。
財界総理をユニオン名誉総裁に据え、各省庁幹部人材の天下りを無駄なくユニオン組織推進役に活用する。当時の55歳定年企業OBを各業界関連のニッチ産業関係先で優先雇用する。年金併用・低額給与で再雇用する斬新構想が企画具体化の直前に、城野 宏総裁予定者の急逝により、無念ながら当構想は中心人物を亡くして、あえなく空中分解した。
独立直後の「生涯現役」挑戦に向けたわが活動指針が、未だ立ち上がり不安定な際の状況急変化に、落胆したのは万止むを得ない。だが、組織から自立の船出をした以上、チャレンジを止めれば、「生涯現役」の名が汚れる。そこで、早速「ピンチをチャンスに!」弱気意識を転換して、生涯現役仲間への呼び掛けに注力することとした。(以下 つづく)
当時は1970年代2度のオイルショック経験後の、わが国は経済大国の右肩上がり経済が花見酒様相を示したバブル期を迎える時期だった。 幾多の企業がカネ余り資金の証券運用といわれた「財テク」に熱中し、転職した同企業でも私たち関係者中心に活発な株式売買実践で、本社人件費の総額を優に上回る売買益を挙げていた夢のまた夢時期だった。
他方既述したように、私は「生涯現役」超サラへの準備前進のため、勤務時間後や休日の社外勉強会で、定年後の起業・再就業やライフプラン研究に探究心を燃やし続けた。その中で出会った画期的発想の人物・故城野 宏師の唱える「情勢判断学研究会」と「シルバーユニオン構想」との出会いが、遂に独立に踏み切る契機となったのである。
しかも注目させられたのは、1983年3月編:企画書「中高年の連帯組織100万人(第一次)の結集をめざす日本シルバーユニオン」構想である。確定予測ができる21世紀のわが国高齢時代到来に備える、シルバー自立・自助・相互扶助・連帯精神を掲げた情勢判断学には心動かされた。組織人サラリーマンは、定年後に組織を離れて自立能力の発揮は無理だから、経団連加盟100大企業から拠出金で某県下のシルバー活動地域を計画中だった。
財界総理をユニオン名誉総裁に据え、各省庁幹部人材の天下りを無駄なくユニオン組織推進役に活用する。当時の55歳定年企業OBを各業界関連のニッチ産業関係先で優先雇用する。年金併用・低額給与で再雇用する斬新構想が企画具体化の直前に、城野 宏総裁予定者の急逝により、無念ながら当構想は中心人物を亡くして、あえなく空中分解した。
独立直後の「生涯現役」挑戦に向けたわが活動指針が、未だ立ち上がり不安定な際の状況急変化に、落胆したのは万止むを得ない。だが、組織から自立の船出をした以上、チャレンジを止めれば、「生涯現役」の名が汚れる。そこで、早速「ピンチをチャンスに!」弱気意識を転換して、生涯現役仲間への呼び掛けに注力することとした。(以下 つづく)
コメント