2012 新春「生涯現役社会づくり」を考える ⑤
2012年1月6日 お仕事 そこで、「生涯現役社会づくり」構想に対する、全く実現性が薄い超高齢化日本での具体的な推進策は一体何か。これまで、『生涯現役塾』を会員相互の研鑽道場として、私たちは永年試行錯誤の努力を続けてきた。参加者の立場は、どうしても当初は自己チュー的自分の生きがい探しになることはやむを得ない。
しかし、激変する世界情勢下での日本が置かれている厳しい環境や、高齢者が急増する国力減退の現実を学んでいくうちに、当然ながら座して老後を安閑と過ごせる時勢では現在ないことに気づく。しかも出席者の年齢・性別の違いなどで、それら情勢判断にも各人各様の立場から差異が生まれるのは当然だ。
特に、年金中心で暮らしている世代と、日々現業で仕事に追われる立場の世代とは「生涯現役社会づくり」に違った立場の考え方などあり得ると思う。年金世代者が“年金+α ”の収入補充の意欲があるとすれば、若い現役世代は若いなりに“高齢世代が若者世代の仕事を奪うな!”と強烈に主張するかも知れない。
その異なる立場からの「生涯現役社会づくり」の捉え方を前向きに活用するため、私たちが構想しているのが、老若異世代が共存共栄で協働できる「生涯現役社会づくり」の具体的な企業向け啓発研修事業である。しかも、経済産業省の新産業創出計画では、論議不十分だったと思える老・若両世代を双方ともに奮起させる事業プランに他ならない。 (以下 つづく)
しかし、激変する世界情勢下での日本が置かれている厳しい環境や、高齢者が急増する国力減退の現実を学んでいくうちに、当然ながら座して老後を安閑と過ごせる時勢では現在ないことに気づく。しかも出席者の年齢・性別の違いなどで、それら情勢判断にも各人各様の立場から差異が生まれるのは当然だ。
特に、年金中心で暮らしている世代と、日々現業で仕事に追われる立場の世代とは「生涯現役社会づくり」に違った立場の考え方などあり得ると思う。年金世代者が“年金+α ”の収入補充の意欲があるとすれば、若い現役世代は若いなりに“高齢世代が若者世代の仕事を奪うな!”と強烈に主張するかも知れない。
その異なる立場からの「生涯現役社会づくり」の捉え方を前向きに活用するため、私たちが構想しているのが、老若異世代が共存共栄で協働できる「生涯現役社会づくり」の具体的な企業向け啓発研修事業である。しかも、経済産業省の新産業創出計画では、論議不十分だったと思える老・若両世代を双方ともに奮起させる事業プランに他ならない。 (以下 つづく)
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