高齢社会NGO連携協議会(高連協)「人材バンク小委員会」座長としての事業研究活動に一日を費やしました。

 まず、厚生労働省が手がけ始めている「民間委託による長期失業者の就職支援事業」について、K補佐から状況を聴取しました。
 2004年度予算折衝での復活見込み可能性がなくても、既存の緊急雇用創出特別基金を活用すれば、来年度にハローワークに求職中の長期失業者への職業紹介を始めとする就職支援から、就職後の職場定着指導までを包括的に民間業者に委託できるとのことでした。
 それには、民間事業者の創意工夫を活用した
?再就職の実現度を高める業務、?職業紹介による就職の実現を図る業務、?就職後の職場定着指導業務、の業務委託を考えている様子です。
 本年6月27日閣議決定に基づく「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」で、「長期失業者に民間事業者を活用して集中的な就職相談、効果的な職業訓練、職業紹介当を行う。その成果に対する評価に基づく報酬等の誘因を付与する」というものです。
 具体的には北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5都道府県10地区で、委託費の支給は、対象者の就職および職場定着の状況に応じて3段階の委託費支給が予定されているとのことです。
 高連協人材バンク小委員会での人材登録で、この支援事業に対応できる該当者があるようならば、ぜひ会員団体の(社)人材協を通じて挑戦してみたいを考えた次第です。

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